漢方・鍼灸で不妊治療!大阪からの妊娠ブログ日記です(20071201)
2008-11-14
こんにちは、はりきゅう師の馬場乾竹です。
東洋医学的に不妊症って、どう考えるのですか?
はい、当然の質問ですよね。
ということで、今回から数回にわたって漢方・鍼灸的に考える
不妊症について説明していきます。
不妊症とひと言で言っても、様々な種類があります。
西洋医学的にも色々な原因にわけることが出来るでしょうし、
東洋医学的にもしかりです。
その内の一つを今日は紹介しますね。
ということで、今日は、一番多い不妊の原因である腎虚について紹介します。
腎虚の不妊というのは、腎臓が弱っている(虚)ことによって起こる不妊です。
というと、非常に怖く感じるかも知れませんが、漢方的に考える腎臓は
現代医学の腎臓とイコールではありません。
簡単に言うと、腎臓が少し疲れていると考えてください。
ですので、腎虚です、といわれて病院に行って腎臓の検査をしても、
特に問題のないケースがほとんどです。
(但し、本当に腎臓に問題がある場合もありますので、必ずではありません)
そして、腎虚の不妊の症状としては、不妊・月経の色が暗淡で量が少ない・
月経周期が延長している、もしくは無月経・下腹部の冷え・性欲の減退・
腰や下肢がだるく無力・尿が薄く量が多いなどです。
そして、漢方や鍼灸では、弱っている腎臓を助ける治療をします。
多くの不妊症の方は、この腎虚の不妊になると思います。
今日は、腎虚の不妊について説明しましたが、これから一つずつ
漢方鍼灸的な不妊症の解釈について説明していきますね。
ご期待下さい。