漢方・鍼灸で不妊治療! 大阪からの妊娠ブログ日記です(071208)
2008-12-09
こんにちは、はりきゅう師の馬場乾竹です。
前回のメルマガから東洋医学的な不妊症について説明させていただいています。
前回は、腎虚の不妊について説明させていただきましたが、
今回は、気血両虚の不妊について説明させていただきます。
前回も説明しましたが、不妊症とひと言で言っても原因が色々とあります。
西洋医学でも様々な原因があり、それに対する治療を行うように、
東洋医学でも、その原因を追及していって
あなたにピッタリの治療を行うことで、妊娠できる身体に持っていきます。
そのためには、まず自分自身がどういう身体なのか、
しっかりと把握する必要がありますよね。
しばらくこのメルマガを読み続けていただいて、
自分自身の身体のことを当てはめて考えてみてくださいね。
では、気血両虚の不妊についてです。
まずは、どんな症状がでるかというと。
まずは、当然ですが不妊。
そして、月経の色が淡色で量が少なく、月経周期が延長している。
顔色が黄色くつやがなく、黒色の斑点がみられる。
頭のふらつきがあったり、めまいがあったりします。
そして、痩せていたり、脱力感があったりします。
虚というのは、身体が弱っている状態を指します。
そして、気と血というのは、東洋医学において
身体を構成しているものとして非常に重要な二つのものです。
簡単に言うと、この二つで身体を構成しているとも言えます。
その二つともが虚しているわけですから、
大変なことですよね。
二人目不妊の方などは、こうした症状が出ることが多いようです。
そして、治療法としては、弱り全般を助ける治療をします。
ただ、弱りがある場合、治療に時間がかかります。
コツコツ、身体の体質を改善していく必要があるわけですね。
以上、今日は、気血両虚の不妊について説明しましたが、
次回以降も一つずつ漢方鍼灸的な不妊症の解釈について説明していきますね。
ご期待下さい。