漢方・鍼灸で不妊治療! 大阪からの妊娠ブログ日記です(20080203)
2009-01-01
こんにちは、はりきゅう師の馬場乾竹です。
現在、このメルマガでは数号にわたって、
東洋医学的な不妊症について説明させていただいています。
前回は、湿痰の不妊について説明させていただきましたが、
今回は、血お(瘀)湿熱の不妊について説明させていただきます。
何度も説明していますが、不妊症とひと言で言っても原因が色々とあります。
西洋医学でも様々な原因があり、それに対する治療を行うように、
東洋医学でも、その原因を追及していって
あなたにピッタリの治療を行うことで、妊娠できる身体に持っていきます。
そのためには、まず自分自身がどういう身体なのか、
しっかりと把握する必要がありますよね。
しばらくこのメルマガを読み続けていただいて、
自分自身の身体のことを当てはめて考えてみてくださいね。
では、血お(瘀)湿熱の不妊を説明していきますね。
どのような症状がでるかというと、まずは当然ですが不妊。
そして、月経時に増悪する下腹痛が多くあります。
また、微熱があったりします。
特に、月経周期が不規則であったり、あるいは紫色で暗く凝血が混じっている
経血の持続があったりします。
この辺りのことも鑑別のポイントになりますよね。
また、腰がだるいこともおおくあり、おりものが多くなります。
自分自身でチェックしやすいところでは、目の周囲がどす黒いことなどがあります。
このように前回の湿との関係もありますが、ポイントになってくるのは、
下半身の症状が多いことです。
では、肝心の治療法ですが、漢方や鍼灸では、停滞している血や湿を取り除く
治療を行います。
以上、今日は、血お(瘀)湿熱の不妊について説明しましたが、
次回以降は男性の不妊の漢方鍼灸的な解釈について説明していきますね。
ご期待下さい。