漢方・鍼灸で不妊治療! 大阪からの妊娠ブログ日記です(20080301)
2009-01-05
こんにちは、はりきゅう師の馬場乾竹です。
現在、このメルマガでは数号にわたって、
東洋医学的な不妊症について説明させていただいています。
前回は、男性不妊の大きな括りについて説明させていただきましたが、
今回から、その具体的な説明に入っていきたいと思います。
その前に、何度もお伝えしていることですが、
不妊症とひと言で言っても原因が色々とあります。
西洋医学でも様々な原因があり、それに対する治療を行うように、
東洋医学でも、その原因を追及していって
あなたにピッタリの治療を行うことで、妊娠できる身体に持っていきます。
そのためには、まず自分自身がどういう身体なのか、
しっかりと把握する必要がありますよね。
しばらくこのメルマガを読み続けていただいて、
自分自身の身体のことを当てはめて考えてみてくださいね。
ということで、今回の内容は、男性不妊の原因
腎気不足の精液清冷について説明させていただきます。
これは、生まれたときや小さい頃から身体が弱く虚弱体質であったり、
慢性的な病気(喘息やアトピーなど)、大きな病気をして身体が弱ったり、
少年期の頻繁な手淫などにより、
漢方的な概念の腎臓が弱った場合に起こります。
症状としては、腰や膝がだるかったり、無力であったり、
脱毛があったり、歯の動揺があったりします。
特に多いパターンは、腰が重だるい感じがするケースがあります。
この場合、精液が薄く少ないので、既婚者では不妊の主要な原因となります。
西洋医学的にいうと、精子の数が少なかったり、運動率が悪かったりするわけです。
その際の治療法は、腎臓を補ってバランスを取ります。
この原因が男性不妊の一番多い原因ですので、ほとんどの方がこれに入ります。
以上、今回は、腎気不足の精液清冷について説明させていただきました。
次回は、沈寒痼疾の精液清冷について説明させていただきますので、
ご期待下さい。