漢方・鍼灸で不妊治療! 大阪からの妊娠ブログ日記です(20080105)
2008-12-10
あけましておめでとうございます。
はりきゅう師の馬場乾竹です。
現在、このメルマガでは数号にわたって、
東洋医学的な不妊症について説明させていただいています。
前回は、陰虚血熱の不妊について説明させていただきましたが、
今回は、肝気鬱結の不妊について説明させていただきます。
何度も説明していますが、不妊症とひと言で言っても原因が色々とあります。
西洋医学でも様々な原因があり、それに対する治療を行うように、
東洋医学でも、その原因を追及していって
あなたにピッタリの治療を行うことで、妊娠できる身体に持っていきます。
そのためには、まず自分自身がどういう身体なのか、
しっかりと把握する必要がありますよね。
しばらくこのメルマガを読み続けていただいて、
自分自身の身体のことを当てはめて考えてみてくださいね。
では、肝気鬱結の不妊について説明しますね。
症状としては、まずは当然ですが不妊。
そして、月経周期と経血量が一定しない事が多く、
月経の色が紫色で小さな凝血塊が混じることが多くあります。
また、月経痛があり、月経前に乳房が張って痛みます。
そして、一番特徴的なのは、イライラする、怒りっぽいことです。
漢方や鍼灸では、欝滞しているものを通じさせる治療を行います。
つまり、気の流れが停滞することによって、巡りが悪くなり、
イライラしたり、怒りっぽくなったりするのです。
ですので、それらのことを改善してあげる事で、
妊娠しやすい体を作ります。
特にこうした人の場合、着床しにくくなりますので、注意が必要です。
以上、今日は、肝気欝滞の不妊について説明しましたが、
次回以降も一つずつ漢方鍼灸的な不妊症の解釈について説明していきますね。
ご期待下さい。