漢方・鍼灸で不妊治療! 大阪からの妊娠ブログ日記です(20080405)
2009-01-09
こんにちは、はりきゅう師の馬場乾竹です。
現在、このメルマガでは数号にわたって、
東洋医学的な不妊症について説明させていただいています。
前回は、男性不妊の原因のひとつである陰虚火旺の不射精について
説明させていただきました。
そして、今回は、男性不妊の説明の続きとして、
気滞血おの不射精について説明させていただきます。
その前に、何度もお伝えしていることですが、
不妊症とひと言で言っても原因が色々とあります。
西洋医学でも様々な原因があり、それに対する治療を行うように、
東洋医学でも、その原因を追及していって
あなたにピッタリの治療を行うことで、妊娠できる身体に持っていきます。
そのためには、まず自分自身がどういう身体なのか、
しっかりと把握する必要がありますよね。
しばらくこのメルマガを読み続けていただいて、
自分自身の身体のことを当てはめて考えてみてくださいね。
ということで、今回の内容、男性不妊の原因
気滞血おの不射精についてです。
まず、不射精についてですが、一般的には成功しても射精できないことを指しますが、
無精子症などもこれに入ってくると思われます。
そして、気滞血おの不射精は、色々な病症の経過が長引いたために
気の流れが悪くなり、身体にいらない血が停滞して、
気滞血瘀が生じ、お血(身体にとっていらない血)が
精道を阻滞して精液の排出が出来なくなって発生します。
症状としては、陰部の張った痛み。
胸苦しかったり、怒りっぽくなったりなどの症候を伴います。
そして、治療は活血化おを行います。
つまり、お血を身体から出してしまう治療法を行います。
以上で、東洋医学的な不妊症に関しては全て説明させていただきました。
ただし、今まで説明させていただいた女性不妊の原因や男性不妊の原因は
あくまで主立ったものだけです。
実際には、他の原因で不妊になっていたり、
二つ三つの原因が複合的に絡み合っている場合も多くあります。
その辺りのことは、専門の鍼灸師の先生に相談して下さいね。
よろしくお願いします。
それでは、また次回、お会いしましょう!