冷え1(20081113)

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冷え1(20081113)

2009-02-07

こんにちは、はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

最近、空気に冬の匂いがしますね。
と思ったら、暦でももう冬でした。7日が立冬でしたね。

風邪が長引いてなかなか咳が止らない方が多いです。
夜も咳で寝られないとか。
そんなときは「れんこん湯」を試してみてくださいね。
れんこんをすりおろして絞り、倍量ほどのお水と塩少々を入れて火にかけます。
煮立つ直前に火を止めて、ショウガの絞り汁をちょっと入れて、いただきましょう。
せき止めの民間療法です。
絞りカスはお料理に、例えばハンバーグやコロッケの種に混ぜて使ってくださいね。
れんこんといえば、私は蒸してあんをかけた蓮根まんじゅうが大好きです!

さて、今日から「冷え」についてのお話ですよ。
不妊治療を受けておられる方で「冷え症」を自覚される方はとても多いです。
なかには、冷えてるのに自覚のない方もいらっしゃいます。
冷え症なので体質改善したいと思っていても、知らず知らずに自ら体を冷やしている
こともあります。
「冷え」は”立派な”不妊の原因になりますよ!

最近低体温の人が増えてきているのですが、
平熱(腋窩で36.8℃)から一度下がると、免疫力が30%以上低下します。
そして、基礎代謝は約12%低下します。
そういったところから、肥満や成人病、代謝障害などをおこしやすくなるのです。
低体温になると、血管も収縮して血液の流れが悪くなります。
子宮や卵巣を栄養する骨盤内の血流も悪くなり、うまく働かなくなるのは
当然の結果です。
あなたはいかがですか?

なぜ体温が下がってしまうのかというと、やはり現代人の生活に原因があります。
若い頃からずっと薄着だったり、身体を露出する衣服を好んだり、
素足にサンダル、といったことはなかったでしょうか。
お風呂につからず、冬でもシャワーだったり、髪を洗っても乾かさずにいたり、
夏にはエアコンにあたりっぱなしではないですか?
食生活でも、時間もバラバラ、ファーストフードやインスタントものが多く、
朝食は抜きで夜は飲み会なんてこと、あなたはありませんか?
生野菜や果物、ジュースが多くないですか?
体を浄化するためといって、一日2Lものミネラルウォーターを無理して飲んでる方、
いらっしゃいますよね。
なんといっても甘いものが大好きで、食後やおやつの時間に
何かしら砂糖たっぷりのお菓子をつまんでしまうというあなた。
夜型で、毎日寝るのが12時以降、しかも平均睡眠時間は6時間未満。
忙しくて運動する時間がなく、全然歩いてない方。
ストレスをかかえ、イライラしっぱなしの方。

こんな生活をしていたら、身体が冷えるのはあたりまえです!

これまでも、身体をあたためる性質の食品を摂りましょう、というお話を
たくさんしてきました。
足湯をしたり、お灸をしたり、積極的にあたためることをしても、
生活全般が「冷え」の方向に向かっていては、なんにもなりませんね。

そして、ストレスにもかかわりますけれども、
長く不妊治療を続けることで、心が冷え切ってしまっている方も
いらっしゃいます。
これもまた「冷え」のひとつなんですよ。

こういった「冷え」をいかに取り除いて、温かい心身を築いていくことが、
妊娠への扉の鍵となります。

生活を見直し、実践していくのはあなた自身です。

そんなこといっても、今までできる限りのことをやってきたし、
それでもできないんだから!

とおっしゃる方。追い詰められて心が冷えてしまってます。
東洋医学では、心と体は一体と考えます。
心のゆとりが温かい体をつくります。

これからあなたと一緒に、どうしたら「冷え」を取り除くことができるのか、
体質改善ができるのかを考えていきましょう。

次回から「冷え」特集です。
どうぞお楽しみに。

さてさて、我が家では「鍋率」が高まっています。
鍋はいいですよー。なんてったって、調理が楽!(爆)
たっぷり野菜が食べれるし、体があったまります。
でもマンネリ化しやすいので、毎回味付けや具を変えるのがコツですね。
私はみそ味が好きですね。
豆乳に味噌を混ぜるのです。おいしいよぉ~(o^-‘)b
そして、具は腎によい豚肉がおすすめです。

それでは、また次号でお会いしましょう!
そうそう、今夜は満月ですよ~♪



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