身体のリズムを妊娠力アップにつなげましょう!(20100701)
2010-07-01
こんにちは! 今回の担当は、はりきゅう師 かわかみ ひでと です!
今回は「自然」のテーマのなかで、東洋医学的な「身体のリズム」を取り上げます。
この”リズム”を知れば、身体を調えることに役立ちます。
そして、身体を調えることは”妊娠力アップ”につながります!
“リズム”と言うと、リズムを上手く使えるまでに時間がかかったりするんじゃないのかな?
って思うかもしれませんね。
実はとっても簡単!
その身体の”リズム”とは”一週間”なんです!
この身体の”リズム”、東洋医学の源流となる太古の書物に載ってるんです。
一生のなかで、「女性は7歳ごと」「男性は8歳ごと」に身体の変化が訪れます
と書かれています。
このリズムは年ごとだけでなく、”日ごと”にも活用できます♪
女性は7日ごと、男性は8日ごと、男女ともに約”一週間”ですね!!
特に女性はぴったり当てはまります!
女性は月経周期(28日=7日×4日、14日目に排卵)があるので、
イメージしやすいのではないでしょうか。
前回のメルマガでもお話しましたが、この大昔の書物の記載は
自然の法則を長い年月をかけて導き出したものが元になっています。
現代だから、大昔と比べて自然のリズムが一年400日になったり、
一日36時間になったりしていることはありませんし、
もちろん人も自然のリズムのなかで生きているわけですからそのリズムは変わりません。
例えば月。
月の満ち欠けの周期は約28日で、”一週間”ごとに呼び名がかわります。
月経周期を考えても、新月や満月の時期に出産が多くなるというデータを考えても、
“一週間”が身体の”リズム”に合っていることをお分かりいただけるのでは思います。
昔の人が見つけたこの”一週間”という”リズム”を活用しない手はないですよね!
その活用方法は、ほんとにシンプル。
“一週間”ごとに身体を見直す!
そうすることでより効果的に身体を調えることができますし、それが妊娠力アップにつながります!
ご自身で簡単にチェックして見直しできるポイントは2つ。
「飲食」「睡眠」
男女ともに妊娠力に繋がる大切なポイントです。
これを”一週間ごと”に見直して、次の週の養生に活かしていきましょう!
「飲食」では、栄養のバランスももちろん大事ですが、
食べ過ぎ、早食い、よく噛んでいない、夕食が遅い又は寝る直前、間食(特に甘味)の取り過ぎ、
などがあれば、それを改善しましょう。
東洋医学的にはこの状態の継続は、脾臓や胃(消化吸収を担当)に負担をかけて弱らせ、
身体に悪影響を及ぼします。
そして、妊娠にもっとも関わる腎臓も弱らせてしまうんです!
「睡眠」では、就寝が24時過ぎ、寝る直前までパソコン・ゲームをしたりTVを見ている、
照明をつけたまま眠る、などがあれば改善しましょう。
東洋医学的に睡眠時間とその質の確保は、腎臓を養うには特に大切でなんです!
この2ポイントだけでも”一週間ごと”にチェックして改善していけば、
身体が必ず喜んでくれますからバランスが調いやすくなります。
妊娠力アップのためにやってみてくださいね!
東洋医学の治療も”一週間”リズムは効果的です♪
馬場聖鍼堂ではこれを踏まえて一週間に一度の治療をご案内しています。
私たちの豊富な治療経験からみても、このリズムがとても効果的です。
治療の際は担当鍼灸師が先ほどご案内した2つのポイント以外にも、
その方にとって必要な養生をご案内します。
ですからおひとりでご自身をチェックするよりも”一週間”リズムを有効に活用していただけます♪
みなさん、ぜひぜひ”一週間”リズムを活用してくださいね♪
では次回は近藤 琉水先生が担当です。お楽しみに!