【経絡ヨガ】腰を刺激する胆経のポーズ1(20100916)

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【経絡ヨガ】腰を刺激する胆経のポーズ1(20100916)

2010-09-17

みなさん、こんにちは。鍼灸師の石原幸です。
ようやく厳しい暑さも和らぎ、夜には秋の虫の声も聞かれるようになりました。
残暑との戦いもあと一息、といったところですね。

さて、今日は腰痛持ちの方におススメのポーズをご紹介しましょう。

ただでさえ基礎代謝が落ちる夏、さらに一日中冷房のきいたオフィスや家にいて、
あまり体を動かさない日々が続いていた、なんてことはありませんか?

気が付いたら腰に重だるさや、痛みを感じている方は結構多いようですね。
腰痛を持っている人は代謝が悪く、腰のあたりの気の流れが悪くなっている事が多いのです。
そこで、その周辺の気がきちんと流れるように腰を刺激するポーズを行いましょう。

今回の経絡は”胆経”です。

胆経は目尻からはじまって→側頭部→耳の後ろ→首の横側→肩→体側→足の外側→
足の薬指の末端に終わります。
頭から足まで、主に身体の’横側’を通るイメージです。
胆経は肝臓とも深い関わりがあるため、胆経の流れを整えることで肝臓の機能がより高まり
新陳代謝がよくなります。

ここの気の流れが滞ると偏頭痛、肌荒れや顔色のくすみ、冷や汗や寒気、肋間神経痛、
気力減退、よくため息をつく、などの症状が現れてきます。
そして身体の中心である’腰’にも良い気がめぐらずに腰痛の原因にもなります。

ヨガのポーズは、腰にねじりを加えて刺激していくポーズをご紹介していきたいと思います。
今回と次回の2回に分けて軽めのねじりのポーズ1と、強めのねじりのポーズ2をご紹介します。

ねじりのポーズはヨガのなかでも刺激が強いポーズになりますから、
腰痛でも整形外科疾患をお持ちの方や妊娠中の方にはお薦めできません。
くれぐれもご自分の体調に合わせて無理のないようにご注意くださいね。

1・仰向けになり、腕を真横に開き、手のひらを下にします。
2・両膝をそろえて持ち上げます。 
  なるべく両膝を鼻先に近づけるつもりで、身体を小さく折りたたみます。
3・ゆっくりと両膝を左側へ倒します。
  左右の膝をそろえ、左肘へ近づけていきます。
  背中はなるべく浮かないようにします。
  ポイント→右側の肩甲骨が浮いてしまう場合は、いったん左の肩甲骨を浮かせて
       背中の位置を調節します。
4・顔はゆっくり右側を向きます。
5・しばらくこの体勢をキープし、呼吸を深めていきましょう。
6・ゆっくり両膝を中央へ戻したら、反対側へ。同じようにポーズを取ります。

写真での説明はコチラです↓

いかがでしたか?

両膝と肘の距離を調節して、ねじりに強弱をつけてみるのもいいですね。
自分に心地よいポイントを探してみてください。

来週は川上秀人先生が自然をテーマにお送りします。
お楽しみに!



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