FAQ-その1(20101202)
2010-12-03
こんにちは。はりきゅう師の近藤 琉水です(^^)
さぁ、今年もいよいよ残すところ1ヶ月となりました。
充実の2010年となるよう、一日一日を大切にしていきましょうね!
今月から、私が担当する3回のうち1回は、治療院でよくいただくご質問にお答え
するコーナーとさせていただきます。
最近人気の馬場聖鍼堂キャストによるブログ記事もご紹介していきますよ!
ぜひみなさんの未妊ライフにお役立てください。
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Q.どのくらいのペースで鍼灸治療を受けたらいいんですか?
A.だいたい週に1度のペースがいいです!
指圧やマッサージのように、鍼灸にも「刺激量」という”ものさし”があります。
「鍼を5本刺したらレベル5」なーんていう、わかりやすいものではありませんが(^o^;)
でも、鍼灸師はちゃんとあなたに合った刺激量に調節しています。
だから極端に言えば、毎日来てくださるならそれに合った刺激量の施術をしますので、
毎日でも全然大丈夫なんです。
ま、よっぽどの急性症でなければ毎日来院されることはないのですが(^_^;)
ですが、間が開きすぎるのはちょっと問題です。
とくに未妊治療の場合、体質改善を目的としていますので、定期的な施術を続けるのが
大切になってきます。
女性の月経周期は28日が理想ですね。
ですから1週間ごとのリズムを刻むことが大事なのです。
間が開いたとしても2週間まででしょうか。
それ以上になってしまうと、効果はグンと薄れてしまいます。
ですので、体外受精の日程に合わせて月に1回だけ受ける、というのは
あまり効果が期待できないのです。
あなたの基礎的な力をベースアップしていくための鍼灸治療ですから、
コンスタントに週1回の鍼灸院通いを生活の一部に組み込んでくださいね!
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Q.胚移植する前に鍼をしたほうがいいんですか? それとも後?
A.どちらでもOK!!
「移植の前に鍼をすると有効だと聞いた」という声をよく耳にします。
移植後は「刺激を受けたくない」、自宅で「お姫様生活だから来れません」とも
聞きます。
なるほど、そういう話になっているのか・・・とちょっと驚きますね。
本来、鍼灸はそのときのお身体の状態に合わせて治療をしますので、移植前なら前に、
後なら後に、最大限あなたの力が発揮されてよい結果が出るように施術していきます。
だからどっちがより効果的ということはなく、どちらもそれぞれ有効なのです。
施術の内容が変わってきますので、どっちのほうがいいか比べることはできません。
一番重要なのはあなたご自身の力であって、ネットで仕入れた情報通りに鍼したから
「これでカンペキ」というわけでもないのです。
鍼灸は、あなたの力を引き出すためのものです。
妊娠は奇跡なので、マニュアル通りにはいきません。
さまざまな条件がバッチリと重なり、パズルがピタリとはまるようにやって来ます。
すごく曖昧でとらえどころがないけど、それでいてとっても正確。
それが生命誕生の不思議なところです。だから奇跡なんですね。
そのアバウトさにとことんつきあうのが東洋医学です。
「こうじゃなきゃいけない」ということはなく、あくまでもおおらかに受けとめ、
あなたがリラックスして本来の孕む力を出せるように、サポートするだけです。
ある意味スポーツと似ていますね(^^)
記録を出そう、何が何でも勝とう、とするより、リラックスしてイメトレして臨む
ほうがいい結果が出ます。
というわけで、鍼灸治療は、いつ来てくださっても大丈夫なんですよ!
そのときの状態に合わせて、最善を尽します。
よく似たご質問で、「生理中でもいいんですか?」というのもありますが、
これもまったくもって無問題ですよ~(o^-‘)b
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それでは、おすすめブログ記事を紹介させていただきます。
「妊娠体質を作る食習慣」
アクセス数がハンパじゃない人気シリーズです!
その1 http://ameblo.jp/shinkyuu/entry-10695910786.html
その2 http://ameblo.jp/shinkyuu/entry-10702789152.html
その3 http://ameblo.jp/shinkyuu/entry-10709748787.html
「ベビ待ちさんの冬の過ごし方」
東洋医学的な冬の養生の方法をわかりやすく解説していますよ!
http://ameblo.jp/shinkyuu/entry-10704128445.html
「無月経と便秘」
単に月経を起こしたり下剤を使ってはよくないケースもあるのです!
http://ameblo.jp/shinkyuu/entry-10693812443.html
では、今日はこのへんで失礼します。
次回は石原幸先生の経絡ヨガです。
どうぞお楽しみに!