【季節の養生法】春を気のめぐりよく過ごす編(20120322)
2013-03-22
こんにちは!
はりきゅう師の池田由芽です(^^)
もう3月も半分を過ぎましたが、
昨日は肌寒かったですね~
季節の変わり目。
体調を崩しやすい時期です。
食べ過ぎ注意&臨機応変の服装で
しっかり体調を整えていきましょうねo(^-^)o
今回は春を心身ともに心地よく乗り切る養生法です♪
東洋医学における養生法では、
天地自然の季節の流れに適した生活を送ること、
そして、心を和やかにしておくことの2つが大切です。
なので、四季の変化に応じた生活を送ることは
基本的な養生法になります。
たとえば春や夏は寒さから暖かさに、
さらには暑さへと季節はめぐり、
万物が新しく生まれ、繁茂していく時期ですよね^^↑
なので、人間も同様、この時期には
朝早く起きて外の陽気を十分に吸い、
積極的に活動した方がよいとされているんですよ。
もし、このような天地自然の流れに合った
生活を送らないと、
体調に様々な不調を起こさせます。
それがよく耳にする”未病”につながるのです。
春は”発散”の季節です!
何か新しいことをはじめたり、
アウトドアなどアクティブに、そして”伸びやか”に
過ごすのがGOODです。
そうすることで気のめぐりがよくなりますよp(^_^)q
アクティブと言えば、パワースポット!
パワースポットというと、
だいぶ前から脚光を浴びていますよね。
でも冬の登山などは
寒すぎるのでおすすめできません。
でもこれからはだんだん暖かくなりますし、
運動+気分転換にはばっちりですね(*^^*)
ぜひご夫婦で今年の春は
1回くらい出かけてみませんか?
翌日(翌々日かも)の筋肉痛なんて気になさらず、
いざ、パワースポットへ\(^ ^)/
さてさて話は戻りまして、
春は東洋医学でいう
五臓六腑(肝・心・脾・肺・腎)の中の”肝”と関係します。
肝は主に気のめぐりや自律神経などと
関わりが深いです。
中国の古くからの考え方に、
五行説というものがあります。
宇宙、そしてこの世に存在するありとあらゆるものを
限られた要素で説明しようとする考え方です。
それが【木・火・土・金・水】です。
肝はこの中の【木】の性質を持っています。
木は上に上に伸びていきますよね。
春は、気が上に昇りやすいので、
イライラしたり、怒りやすくなったり、
頭ばっかり気がいくので不眠になる人が多いです。
肝の気が高ぶった状態ですね。
ひどくなると、
逆流性食道炎になったりもします(´ヘ`;)
頭痛で吐き気がするなど、
その一歩手前のような人は
ちょこちょこいてはりますよ(^^;)
また身体の中で肝の気が滞ると(肝気鬱血:かんきうっけつ)
抑うつ状態や胸脇部のはりや疼痛、
大便の異常などが出ることが多いです。
また、月経不順、便秘、感情の起伏が激しくなる、
張ったような痛み、梅核気(のどに何か引っかかっているような感じ)
などの症状が現れますよ。
この状態が長く続くと、
顔色のくすみや倦怠感、腹部膨満感、
痛みなどが加わることもあります。
こういった肝の異常に関係する症状が現れた場合は、
まずストレスなどを極力避けましょう!
そして、のんびり日々を暮らすこと。
いつも明るい気持ちでいられるように心がけることが、
肝の調子を整え、気のめぐりをよくするための養生となりますよ♪
気のめぐりがよくなると生命力が高まります。
生命力が高まるということは
妊娠力がアップするということです。
お身体はすべてつながっていますよ~!
心も身体も春仕様、華やかにいきましょう(o^-‘)b
次回は、近藤琉水先生が担当です♪
どうぞお楽しみにv(≧∀≦)v