【不妊カウンセリング】判定前の緊張・不安コントロール(20120823)
2012-08-24
こんにちは。はりきゅう師の近藤琉水です(^^)
日中の暑さは相変わらずですが、夏も終わりが見えてきた感じです。
しっかり夏の思い出はできましたでしょうか?
今年はオリンピックでかなり盛り上がった夏でした。
秋が近づくと気のせいかちょっと寂しいですよね。
気のせい?
そう、”気”のせいですよ、当たりです!
夏の”気”と秋の”気”では大きな差があります。
夏は【陽の気】ですし、秋は【陰の気】に属します。
人間も自然界の生き物ですから、自然の”気”の変化には
常に影響を受けているのです。
私たちが住む宇宙を支配する(ちょっと大げさに聞こえますが)
“気”が【陽】から【陰】へとダイナミックに転換するわけですから、
なかには、いろいろと不調が出てくる人がいます。
次の季節へはできるだけマイルドに、ソフトランディング
できたらいいのですが、日頃の養生がよろしくないと
金メダリストの着地はできないのです。
というわけで、秋は秋らしく、ちょっとおセンチに(ふるっ)
しんみり過ごしていただくといいかと思います。
真夏のサンバはもう踊らなくていいのですよ~(*^。^*)
ちょっとばかしおセンチはいいのですが、
グイグイ落ち込む必要はありません。
今日は「心配で心配で」「ドキドキドキ」となりがちな
妊娠判定日直前の気持ちのコントロールについてです。
毎月の生理が来たとき、落ち込む方はけっこういらっしゃいます。
「今月もダメだったか・・・(P;Д;q泣)」
人工授精や、特に体外受精に挑戦された方でしたら、
判定日が近づく1週間は心がザワつくのも無理はありません。
不安と緊張で眠れないという方もいらっしゃるのです。
これまで何度もお話してきました通り、
緊張することがストレスとなり、身体に良い影響を与えない、
ということは頭では理解していらっしゃることと思います。
不安であろうがなかろうが、結果はもう決まっているのですから、
心配しても始まらない、とも。
それでも止められない心配・・・((((;゚Д゚))))
そんな方に想像してみてほしいのです。
あなたが念願かなって妊娠されたとします。
陽性反応が出た、と。
よかった! と喜ぶのもつかの間、
今度はちゃんと着床しているのだろうか、と心配になりませんか?
まんじりともしない1週間を過ごし、
次の検査で胎のうが見えたとします。
ほっとしますよね。
でも、心拍を聞くまでは安心できない。
またドキドキの1週間を過ごします。
では、そこもクリアできたら安心ですか?
検査のたびにドキドキは収まりませんし、
あなたの逞しい想像力はプラス方面だけでなく
マイナス方向へも無限大に膨らんでいくのですから。
その先、出産してからも子育てに不安・心配はつきものです。
キリがないといえばないのです。
一生続くかもしれません。
危険! あなたはそんな人生を選択しようとしていますよ。
どうやら妊活で心配癖を身に付けてしまったのかもしれません。
あなたは幸せになるために生まれてきて、
もっと幸せになるために、お子さんを授かろうとされているのでは?
子どもの頃、何の裏づけもない自信をもって
キラキラと毎日を送っていたご自身を思い出してくださいね。
なんでもできると信じていた人生バラ色のあの頃を。
子どものキラキラな瞳は無限大な可能性からです。
だからこそ、おとなは子どもの存在自体に希望を見出します。
その無邪気な瞳を曇らせる存在は、他でもない、おとなです。
「そんなの無理に決まってる」「できるわけないじゃない」
そう言って、子どもの前向きな気持ちをへし折ってしまう、
そんなおとなに、あなたはなってしまっていませんか?
今からでも遅くはありません。
“心配癖”を取り除きませんか?
先のことを「マイナス方向に」想像して心配する、不安になる、
そんな心の癖が身についてしまっているのでしたら、
今のうちに治しましょうよ。
それが確実にあなたの幸せに貢献してくれますし、
あなたの子どもさんの幸せにもつながるのですから。
「今、ここで、今回の治療で妊娠しないと私は不幸」?
ほんとうですか?
もっと大きな視点で見てみましょうよ。
晴れて妊娠された方々は、みなさんおっしゃいます。
「人それぞれ(妊娠する)タイミングがあるんですね」と。
だから、「諦めずに、信じて待っていてください」と
そうアドバイスされるママさんたちが大勢いらっしゃいますよ。
心配してもいいことは何も起こりません。
どうか思いつめずに、ゆるやかな気持ちで判定日を迎えてください。
今回のテーマは、判定前の緊張や不安で”逆効果”になっている
方々が非常に多いのが気になったので取り上げてみました。
どうか大事なときを心穏やかに、おおらかに過ごしていただけますように。
次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに!