【季節の養生法】秋の過ごし方(20130920)
2013-09-20
こんにちは。
はりきゅう師の池田由芽です(^_^)
だんだん秋らしさが増して来ました。
みなさまは秋と言えば何を思いつきますか?(^^)
ハロウィン、読者、秋刀魚、栗、柿など、
秋には様々な楽しみがありますね。
食べ物も美味しくて
「食欲の秋」とよく言われますが、
もうすでにこの「食欲の秋モード」に突入して
胃腸が疲れているゲストがいらっしゃいます。
美味しくても食べ過ぎ予防のために
腹八分目を心がけましょうね!
秋には、他にも紅葉やお月見など、
情緒あふれる秋ならではの魅力が盛り沢山です。
私も秋になると毎年紅葉を観に出掛けます♪
趣があってステキですよね。
また、東洋医学的に秋の気は燥気が多いので、
空気が乾燥しています。
だから、カラッと秋晴れの日は気持ちがいいですよね。
なので、秋の季節は四季の中でも過ごしやすく、
『ずっと秋が続けばいいのに。』
と言うお声をよく耳にします。
実際にはそんな期待とは裏腹に
どんどん秋が短くなっている気はしますが(^_^;)
秋は東洋医学的に五臓で言うと、
肺と関係しています。
また、皮毛とも関わります。
秋は空気が乾燥していることにより
のどや鼻に渇きを感じることが多くなります。
そして秋が深まってくると、
鼻水や咳といった症状をきたしやすくなります。
このような症状を感じたら
無理して発熱でバタンキュー
ということにならないように
早寝をするなどして、
きちんと養生していきましょうね。
さらに、東洋医学的に秋の色は白、
秋の味はピリッとした辛い味です。
辛い味の食べ物、例えばスパイス類などは
唾液の分泌を助けてくれる効果があるため、
消化をサポートします。
さらにその香りで気のめぐりも
よくなるのですよ。
さらに秋を快適に過ごすために
旬のものがおすすめです♪
ニンジン、さつまいも、里芋、山芋、ごぼう、
れんこん、茸、ブロッコリー、
カリフラワーといった秋野菜などを
いただきましょう。
他にも秋刀魚、さば、いわしなども
脂がのっておいしいです。
旬のもの食べることは
自然の道理にかなった食べ方です。
私たちも自然の一部ですから、
自然環境に合った食生活・過ごし方をすることで
その季節を元気に乗り切ることが出来ます。
さらにそれが次の季節の体調にも
関わってくるのですよ~^^
普段の生活に季節感をプラスして
秋を堪能してくださいね(*^_^*)
次回は近藤琉水先生の担当です。
どうぞお楽しみに!