【食養生で妊娠力アップ】冬の味覚-海老芋(20131226)

不妊鍼灸.net へようこそ

【食養生で妊娠力アップ】冬の味覚-海老芋(20131226)

2013-12-28

こんにちは。近藤琉水です(^^)

いよいよ2013年も残すところ後わずかとなりました。
クリスマスが終われば、お正月色一色ですね。
新年を迎える準備、進んでいますか?

門松やお飾りが消えていってますので
それほど準備することもないのですが、
やっぱり年内に大掃除は終えないと
メンタル的に新年を迎えられない気がしてしまいますね(^_^;)

お節もお取り寄せを利用される方が増え、
一から材料を揃えて自分で、というのも珍しくなりました。

お雑煮と、あともう一品くらいお正月らしさのある
お料理を用意したいですね。

今日はそんなときにピッタリな食材をご紹介していきましょう!

本日のテーマは”海老芋(エビイモ)”です。

エビイモはサトイモの一種で、湾曲した形が特徴的です。
そして、横縞があることから”海老”に見えるということで
そんな名前がつきました。
高級食材の京野菜の1つで”京芋”とも呼ばれます。

通常のサトイモよりも粘り気が強く、ねっとりしています。
キメが細かくて煮崩れしにくく風味も良いため、
人気のあるお芋さんです。

親から子へと次々増えて成長するため、縁起物なんですよ!
ベビ待ちさんにピッタリではないですか?!

ぜひお節の一品に加えていただきたいですね。

栄養面は、サトイモと同じと考えてください。
主成分は糖質とたん白質。
ビタミンB、カリウム、そしてぬめりのもとのムチンが豊富です。
100g58kcalと意外と低カロリーです。

ムチンといえば、肝臓や腎臓を丈夫にし、
老化防止にも役立つので、妊活にうれしい栄養素ですよね!

東洋医学的にもサトイモと同じと考えてくださいね。
滋養強壮、慢性疲労に効果的。
消化を助け、胃腸を丈夫にしてくれます。
また、水分代謝が悪くてたまってしまった”痰”
(ガラガラ、ペッ!ってするのとチョット違います)を
取り除くのにも役立ちます。

体質を選ばず食べて得する食材ですが、
生まれつき胃腸が弱く、虚弱体質の方は
食べ過ぎないように気を付けないといけませんね。

エビイモを使ったお料理で有名なのは、
なんといっても”芋棒”

エビイモを棒鱈と一緒に時間をかけて炊いたものですが、
なんといっても棒鱈(カチカチに干した真鱈を何日もかけて
戻します)の出汁をエビイモが吸って絶品ですよ♪

京都には芋棒の専門店もあるくらいです。

豆知識としては、エビイモの茎が「ずいき」ですよ。
京都ではお漬物が好まれています。

ねっとりした食感を最大限に活かすためには
やはり煮物が一番かなと思います。
お揚げと一緒にシンプルに、薄味で。
あんかけも上品な一品になりそうです。

ちょっと変わったところでは、
唐揚げにするのもオツだそうですよ!
下味をつけてから、カラッと揚げてみたら
男性受けもいいかもしれませんね(^^)

少し前に、残留農薬の報道がありましたので
できるだけ安全な農法で栽培されたものを
選ぶようにしてくださいね。

これはエビイモに限ったことではありませんけれども(^^)

次回は岡井先生が担当です。

それでは、みなさま。
どうぞよいお年を!
また来年お会いしましょう(^^)/



PAGE TOP




MENU

CONTACT
HOME