【不妊カウンセリング】誰かと比べること(20140918)

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【不妊カウンセリング】誰かと比べること(20140918)

2014-09-27

こんにちは。近藤琉水です(^^)

まだまだ日中は暑いですね。
とはいえ、日も短くなってきましたし、
空気が乾燥して、そろそろ秋モードに
切り替えていく時期ですね。

秋は収れんの季節といって、春・夏のようにワーッとエネルギーを放出せず、
内側へと目を向けていくべき季節なんです。

昔に比べると地球温暖化のせいで10月頃まで暑いので
以前ほど厳密に守らなくてもいいのですが、
春から夏の期間よりも活動量を徐々に落としていくのが◎ですね。
弾けすぎないよう、セーブしていきましょうか(^^)

さて、今日は誰もが陥りやすい”不幸の入り口”についてお話します。

妊活中の方なら経験があるのでは?というのが
知人からの「赤ちゃん生まれました」ハガキや年賀状の憂鬱です。

何枚も重なると、かなりズシンときますよね(*_*)

愛くるしい赤ちゃんや幸せいっぱいの家族写真に
祝福よりも、悲しみや、怒りさえ感じてしまう方はいらっしゃいませんか?!

冷静に考えると、親戚や友人に新しい家族ができたら、
しかもかわいいベビーが生まれたら、祝福の気持ちになるはずなのに
なぜかイラッとしたり、涙がこぼれたりしてしまうんです。

ベビ待ち初期の頃であれば「いいなぁ、私も早くこんな年賀状出したい!」
と励みになったりするようですが、年月が経つと、「年賀状なんて
無くなってしまえ!」とさえ感じるということです。

それほど感情を揺すぶられるというか、逆なでされるのは
なぜなんでしょうか?

やっぱり原因は【嫉妬】なんです。

あの人は私が持っていない○○を持っている。
ずるい。
・・・うらやましい。

もし自分が○○を持っていたら羨ましいとは思わないものです。

あなたが子持ちだったら子どもがいることで羨ましくはないんですね。

つまり、常に人と自分を比べてみてるわけです。
そして、自分が恵まれてない(と思い込んでいる)分野を重点的に比べるのです。

もし比較対象がいなければ、十分しあわせなはずなのに、
誰かと比べることで不幸が始まる・・・(゚Д゚)
“不幸の入り口”です。

この、「比べる」という行為さえやめれたら、
翻弄されることはなくなるだろうと思うのです。

とはいえ、人間の心理として無くすることはできない感情です。
ある意味自然ともいえるのですが、たまに
度を越してしまう人がいるのです。
常に人と比べてしまう人。
比べるのがやめられない人。

この「比べるのがやめられない人」には特徴があるそうです。

1)常に自分よりも恵まれている人、幸せな人と比べる
2)自分も恵まれているかも、幸せかも、ということは目に入らない
3)相手は「幸せに見える」というだけで、本当は違うかもしれないなどとは
  考えられなくなる
4)自分がいまの生活に満足していても、「あの人のほうが上」という相手が
  みつかると、すぐに比べあいをしてしまう

つまり、どんな状況になってもエンドレスなんです。

子どもがほしくてたまらない今、自分を子どもがいる人と比べてしまう。

ひょっとしたら、結婚相手がほしくてもみつからない人から見ると、
あなたはすごく恵まれているかもしれないけど、もう手に入っているものには
目が向かない。

子どもがいる人はいる人で、その人にしかわからない苦労や悩みが
あるかもしれない。
でもそんなこと想像もしようとはしない。

ということは、たとえあなたがいつか子どもを授かったとしても、
あなたよりも恵まれてい(そうに感じ)る人と比べては
嫉妬したり、悲しんだり、怒ったりしてしまうことになるのです。

ベビ待ち段階でも典型的なケースがあります。

「二人目不妊なんて、贅沢すぎる」というものです。

なんとか一人を、という方は「一人いるのだから、いいじゃない!」と
そう感じてしまうことがあるそうなんです。

でも二人目を望まれている方にしたら、やっぱりその人にしかわからない
辛い思いもたくさんあるのですね。

世間から「一人じゃかわいそう」とか「わがままになるわよ」とか
どれだけ言われることか・・・

けっこう義理の両親から言われることが多くてキツイのですよね。

無事赤ちゃんが生まれてからも、よその赤ちゃんと比べて
成長が遅いとか、できることが少ないとか、から始まり、
幼稚園や小学校に上がる頃にはもう、もう頭がおかしくなりそうなくらい
よそさまと比較してしんどい思いをすることになりますよ。
キリが無いのです。

ほんとうの幸せというのは、【幸せを感じる力】だと思います。

誰かと比べて幸せか、不幸せか、ということではなく、
あなたが、あなた自身の価値観で、幸せと”気付く”ことが大事なのです。

そのためには、人と比べることは害にしかなりません。

人は人。
私は私。

そんなふうに考えるクセを身につけてみませんか?

「赤ちゃん生まれました」の写真ハガキを受け取っても、
この人はこの人なりに幸せだったらイイネ! って
自分から切り離してみませんか?

そして、自分の幸せを数えてみるのです。
どれほど恵まれているか、幸せなのか、自覚してくださいね!

人と比べず、自分軸を持つことが、幸せのコツなのですから(*^_^*)

それでは、次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに!



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