【男性不妊】男性不妊の検査の基礎(20150417)
2015-04-17
こんにちは!
馬場聖鍼堂 男性不妊担当の万木祥太郎です。
すっかり春らしい季節になってきました。
さすがに桜は見頃を過ぎてしまいましたね。
お花見には行かれましたか?
また新年度ということでお仕事が異動になったり
新しいことにトライ!されてみている方もいらっしゃると思います。
そろそろ慣れてきたのではないでしょうか?
慣れすぎは五月病の元にもなりますし、
実は適度なストレスと緊張感があった方がカラダには丁度良かったり
するんですよ。
うま~く、ストレスケアしながら、やっていきましょう!
ということで、
この春から、不妊治療にトライされ出したり、
体外受精などの高度生殖医療にステップアップされたという方も
いらっしゃると思います。
となると、【男性不妊の検査】を初めて受ける
というかたもいらっしゃいますよね。
不妊治療をしていても、男性はどこか他人事・・・
というように思っている方も多いので
この【男性不妊の検査】に直面した途端に
急激に尻込みしてしまう方は少なくないのです。
とはいえ、そんなことで尻込みされていては困ります!
ということで今回のメルマガでは、
【男性不妊の検査】にはどういったものがあるのか
ご紹介させていただこうと思います。
◎精液検査
男性不妊の検査と聞いて一番最初に思い浮かぶことといえば
やはり精液検査ではないでしょうか。
(意外と何も思い浮かばないという方もいらっしゃいますが)
ご自宅やクリニックの採精室などで、ご自身で精子を採取(採精)し
それを検査するというもので
不妊治療をはじめるのであれば、必ず最初に一度はしていただきたい検査です。
この精液検査でどういったことが分かるかというと
精子の量や濃度、運動率、奇形率などです。
それぞれの項目については、WHO(世界保健機構)で基準値が設けられており
男性不妊かどうかの判断基準になります。
◎視診・触診
女性が子宮の状態を内診するのと同じように、男性も実際に男性器を診察します。
不妊以外のレディースクリニックでは検査してもらえないこともありますが
男性不妊専門のドクターが在籍するクリニックや泌尿器科では検査してもらえることが多いです。
視診や触診をすることで、男性不妊の原因になる精索静脈瘤などを発見することができます。
◎問診
男性不妊の原因で意外と多いのが勃起障害や射精障害といった、
性行為自体に支障をきたす症状です。
場合によっては、変わった性癖というのも、原因になり得ます。
こういった症状に対しては、カウンセリングがとても大切ですので
恥ずかしいと感じられるかもしれませんが、包み隠さず話すことが
これから不妊治療をしていく上では、とても大切です。
◎東洋医学的な検査
そして、東洋医学的な検査ですね。
クリニックなどで諸々の検査を受けたけど、
何も問題が無く妊娠しない原因が不明・・・
こういうように言われるご夫婦は少なくありません。
こういう時は、視点を変えてみると意外な所に原因がみつかったりすることがあります。
当院に来院されるゲストは、
クリニックで何年も不妊治療を受けているにもかかわらず
妊娠に至っていない
という方が少なくありません。
こういった方たちも、東洋医学的な視点で検査をさせて頂くと
良かれと思っていた所に不妊の原因が潜んでいた
ということはよくあります。
より早く妊娠するためにも
西洋医学的な不妊治療だけでなく、東洋医学的な不妊治療を併用されるというのは
効果的だと思います。
ということで
今回は【男性不妊の検査】についてお届けさせて頂きました。
今回の内容は、オーソドックスな内容ですが
クリニックによって検査の内容は異なります。
詳しくは、お近くの不妊治療専門クリニックか泌尿器科に
問い合わせてみて下さいね(^^)
東洋医学的な検査は、まずは当院の無料メール診断をお試しください。
http://www.e-harikyuu.com/consultation.php
では、今回はこのへんで。
次回は岡井先生が担当です。
どうぞお楽しみに!