【季節の食養生】サツマイモが妊活にいい?!(20151030)
2015-10-30
こんにちは(^^)
はりきゅう師の池田由芽です。
朝晩は寒くなりましたね!
週末はもっと冷え込みそうです。
最低気温は一桁かも?!
という予報ですよ(^◇^;)
ですが、まだ昼間は温かい陽射しに涼しい風が吹いて
気持ちがいいお天気です( ´∀`)
ゆっくりティータイムで
午後のひとときを楽しみたくなりますね♪
そんな時、お茶のお供に甘いものが欲しくなったりしませんか?
妊活中は甘いものはよくないとわかっていても、
「ガマンするのにもう疲れた!」
「甘いものが食べたい・・・」
という時、ありますよね。
今回はそんな時に甘い味で心と食欲を満たしてくれる
妊活にいい食べ物をご紹介しますよ♪
それは今が旬の”さつまいも”です!
さつまいもはデンプンが豊富で、
日々活動するためのエネルギー源としても適しています。
ちなみに、古来の人で
“さつまいもを主食として食べていた人は寿命が長かった”
と日本で最古の薬学書である本草綱目に記載されているんですよ(゚▽゚)
ビタミンCやミネラル、カリウムや食物繊維も多く含まれているので、
栄養価が高く、普段から便秘になりやすい方にもおすすめです。
焼き芋にして食べるだけでも甘くて美味しいですし、
それがシンプル且つポピュラーな食べ方ですよね。
料理で使う時は味噌汁に入れたり、
炒め物にしても歯ごたえがあって美味しいです。
そんなさつまいもの東洋医学的な性質はどうでしょうか?
性質は甘で平。
つまり、味は甘くて身体を冷やしたり温めたりする性質はありません。
さつまいものやさしい甘味が
脾・胃(消化)を健康にして
食べた物からすべての生命活動のもととなる気(エネルギー)を
つくれるようにしてくれます。
また、生命力の根源である腎陰を強くしてくれるので、
妊娠力を助けてくれます。
五臓六腑の中で妊娠力を主に担当する腎臓は
私たちの身体の中では根っこの役割を果たしています。
また、全身にエネルギーを送り、
エンジンのような働きをしているのが腎臓です。
子どもの頃に一度は経験するいも掘り。
“いも堀り”というくらいですから、
当然さつまいもは地面の中に埋まっていますよね。
そう考えると、
さつまいもが根っこの働きを持つ腎臓の力を助けてくれるのも納得ですね(^^)
生殖を担当する腎臓の力と
食べた物から元気をつくる消化の力。
どちらも東洋医学では、
妊娠力を高めるために大事な二本柱となります。
もちろん、体質は一人一人違うので、
そこだけを治療するわけではありませんが、
消化と腎臓の力は私たちが生きていくうえでも、
ピラミッドの底辺のように、土台となるところです。
そして、その両方を一度に補ってくれるのが、
さつまいもなのですよ(^^)
さつまいもを食べることで
食べた物を消化して元気や栄養をつくって全身に送りつつ、
同時に生殖と関係する腎臓の力を底上げしていくことができます。
そうすれば、子宮や卵子、精子が元気になります。
昔から焼き芋でお馴染みのさつまいもには、
実は妊活中に嬉しい効能があったんですね(・∀・)
今の時期、おやつの替わりになるおすすめの食材です!
しかも旬の食べ物は、気が豊富なので、
食べるだけで元気になります。
さつまいも以外にも旬のものを食べるだけで養生になりますよ♪
それに旬のものがやっぱり美味しいですよね( ̄▽ ̄)
秋の味覚を楽しみつつ、
妊娠力アップにいい食養生もしていきましょうね(^-^)
食べた物から身体はつくられますよ!