【男性不妊】精子を元気に!これからの季節に気をつけたい生活習慣2(秋冬&年末年始編)(20151113)
2015-11-13
こんにちは!
馬場聖鍼堂 男性不妊担当の万木祥太郎です。
早いもので11月も半ばにさしかかろうとしています
紅葉もキレイですね。
紅葉狩りには行かれましたか?
また、朝晩も順調に寒さが増してきてますね。
日中の温かさに油断しているとあぶないです。
ゲストの方にも風邪気味な症状をうったえられる方も
増えてきました。
これから年末年始に向けて、仕事もプライベートも忙しくなってくる
という方も多いかと思います。
そこで今回の僕のメルマガは
『精子を元気に!これからの季節に気をつけたい生活習慣シリーズ2(秋冬&年末年始編)』
をお届けします。
前回は5月に夏編をお届けしましたので
今回はこれからの季節に備えての内容になっています。
妊活中の男性の方は、ぜひ、参考になさってみてくださいね!(^^)
◎冷え&温めすぎ
まず気をつけたいのがこの2つです。
冷えと温めすぎ。
一見相反することですが、男性にとってはどちらもケアしておくことが
大切です。
まず、冷えですが、
“冷えは万病の元”というように
東洋医学には冷えが原因で諸々の病が生じるという考え方があります。
そして、東洋医学で生殖力といえば
“腎臓”です。
この冷えの邪気によって、腎臓が弱ってしまうこともあるのです。
つまり、冷たくなってくる外気に中りすぎて
寒邪が身体に入ると、その冷気によって腎の陽気が損なわれ
生殖力が下がってしまうことがあるのです。
ですので、まずは、
女性だけでなく、男性もしっかり冷え対策をすることが
大切なんですね。
一方で温めすぎにも注意が必要です。
精子をつくる細胞は高熱に弱いので
寒いからといって、例えば40℃以上のお風呂に
長時間入ったりとか
ずっと高温のコタツに入ったりとかは
逆に危険です。
陰嚢が身体の外にあるのは
冷やすためでもあります。
身体は冷やさないようにしないといけませんが
陰嚢は、過度に温めないように気をつけましょうね。
◎暴飲暴食
早いところは11月後半から忘年会がスタートしますよね。
12月は居酒屋さんの予約を取るのが大変ですので
フライング気味の忘年会は逆に快適ですよね。
ということで、もう少し始まるのが
忘年会ラッシュです。
そして、正月が過ぎると新年会ラッシュです。
年末年始の不摂生で体調を崩される方は多いです。
また、自覚症状がなくとも
東洋医学的な診察をさせていただくと
そういった暴飲暴食から、
しっかり、腎臓へのダメージがある!
という方も多いです。
ちょっとのお酒なら逆に元気になるから良いんじゃない?
こういう考え方もあるのはあります。
ですが、度を超えた飲酒や、連日の暴飲暴食は
胃腸をはじめ、全身のバランスを崩し、
腎臓の力を削ることにつながってしまいます。
特に気をつけたいのが
油っこい物や、こってりしたものの食べ過ぎ、深酒です。
二日酔いや胃もたれが残っていても
栄養ドリンク飲めば復活するから大丈夫!
ということはありません。
身体へのダメージは蓄積されますから
妊活中の方は、男女問わずご注意くださいね。
◎生活のリズムの乱れ
暴飲暴食とセットでついてくるのが食生活の乱れですが
お仕事をしていると
だいたい年末にかけて納期が迫ってくる?
という方、少なくないと思います。
しっかり年末年始に休みをとるために
普段よりも残業や休日出勤が増えるということも
あると思います。
僕は元SEなのですが、当時、こういうのは毎年のことでした。
それに師走になるにつれ、プライベートも忙しくなります。
こういった生活のリズムの乱れで犠牲になるのは
往々にして睡眠です。
睡眠時間が少なくなったり、質が低下すると
影響を受けるのは
東洋医学的には、やっぱり腎臓なのです。
なにしろ、腎臓は生命力を担当していると東洋医学では考えますから
睡眠をしっかりとれず、身体を休めることができないと
腎臓がしっかり休めていない状態のままで、次の日もがんばらないといけない
ということになり
疲れに疲れが重なっていってしまうのです。
結果として、男性の場合は精子の質であったり、
陽萎(インポテンツ)になるなど
生殖能力に影響が出てしまうのです。
もちろん、女性も同じで、卵子の質や成長などに影響します。
生活のリズム、とても大切ですよ。
とはいえ、
これからの季節は自分自身でコントロールできないイベントごとが
増えてきますから、
さすがに、その全てで制限をかけたり、節制することは
難しくなると思います。
ですので、
これまでの妊活を無駄にしないためにも
精子力を落とさないためにも
今から対策を考えたり、その備えをしっかりしておきましょうね!
妊活中の皆さんは
ぜひ、精子力を落とさずに、
この秋冬・年末年始シーズンをうまく乗り切りましょう!
では、今回はこのへんで。