【季節の養生法】妊活中には冬に合ったセルフケアを(20160122)

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【季節の養生法】妊活中には冬に合ったセルフケアを(20160122)

2016-01-22

こんにちは!はりきゅう師の池田由芽です(^^)
今週は真冬の寒さ到来で、
久しぶりに雪も降りました。
雪、見れましたか?

寒いのは寒いですが、雪が降る姿はきれいなので、
冬ならたまには雪を楽しむのもいいですね♪

それにしても、
やっといつもの冬らしい冬がやって来た感じです。
やっぱり冬には冬らしい冬がやってくる方が安心できますよね。
それが自然のリズムなので、
そう感じてしまうのも当然のことです。

私たちも自然のリズムに合った生活を送ることで、
もともと持っている力を最大限に発揮することができるようになります。

食事、運動、睡眠などの生活習慣を
ちょっと工夫するだけで、
身体はスッキリ軽くなり、健やかになります。
そうなれば、妊娠力は自ずとアップしていきますよ(^^)

ということで、冬こそとくにオススメなのが、”セルフケア”です。
外に出たくないような寒~い日でも
ご自宅でできるセルフケアもご紹介しますので、
よければ試してみてくださいね♪

しっかり体質改善して、
寒さに負けない身体をつくり、
授かりやすい体質を目指しましょう!

★冷え対策で血流改善

冬はなんといっても”冷え”が大敵です。
気が付かないうちに身体が冷え切って、
カタくなっている人も多いです。

足が冷える人は、足湯がオススメです。
約40℃のお湯をバケツに足首がつかるくらいまで入れ、
塩をスプーン一杯分くらい入れて足の芯までぬくもるまで
するといいですよ。
塩を入れることで足がより温まりやすくなります。
お湯が冷めたら、熱いお湯をつぎ足しながら続けましょう。
足が温まると全身が温まりますよ(^o^)

足湯は上に昇っている気を下に下ろしてくれるので、
冷えのぼせや、頭痛がある時にも効果的です。

また、家事の合間や、仕事中にじーっと座っている時には
レッグウォーマーや膝掛けなどで冷え対策を万全にしましょうね。
足の指が冷えてきたと思ったら、
足の指を曲げて開く、グーパーの動きを繰り返して、
足先への血流を良くしましょう。

ゴルフボールを足の裏でコロコロ転がしても、
気持ちよく血流改善できますよ(・∀・)

それと、冷えがある時は、毎日お風呂につかるようにしましょう。
38~40℃くらいのお湯に20~30分つかると、
身体の深いところからじんわり温まって、
夜の睡眠の質も上がりますよ。

★運動でぽかぽか体質に

運動というと、激しい運動が頭に浮かぶかもしれませんが、
妊娠力アップのためには、ゆるやかな運動で十分です。

マラソンや他にも激しい運動を続けると、
逆に体力を消耗することにつながるかもしれませんので、ご注意を。

とくに、冬に大量の汗をかくと、
体力が奪われて、妊娠力にも影響してしまいますので、
ゆったりめの運動にしておきましょうね。

なかでも、ウォーキングは日々の生活に取り入れやすいので
オススメです。
1日20~30分が目安です。
手足を大きく動かすと、いろんな筋肉が使えるので
より代謝も上がってポカポカしやすくなりますよ。
外の気温が寒いと、薄着で行くと逆に冷えてしまいかねません。
ウォーキングをする時には温かい服装で出かけましょうね!

★腹式呼吸で気をめぐらせて妊娠力アップ

お腹から呼吸をすることで、
腹筋が使われ、お腹の中の血流がよくなり、
内臓の働きも良くなります。

呼吸は毎日欠かさず行うことです。
思い出したら、腹式呼吸をしてみるといいでしょう。

鼻から吸って、口から吐く。
吸った空気はおへその下の臍下丹田(さいかたんでん)というところに
届けるイメージで行いましょう。

臍下丹田には、東洋医学では妊娠力を担当する
五臓六腑の腎のパワーが集まっているところです。
それに、子宮そのものがあるところでもあるので、
子宮を元気にするためにも効果的ですよ。

ストレスを感じている時には呼吸が浅くなりがちです。
そんな時はみぞおちの辺りで気が停滞して、
カタくなっていることが多いです。
腹式呼吸をすると、気のめぐりがよくなり、
お腹も気の停滞も改善し、内臓ものびのび働けるようになります。

また、腹式呼吸をするだけで、
妊娠力アップにつながるだけでなく、
ウエストもキュッと引き締まり、
美しいボディラインも目指せますよ♪
今のうちから薄着になるシーズンに向けて準備していきませんか?

★妊活中にぴったりの経絡マッサージ

冬には下半身が冷えるという方は多いです、
そこでオススメなのが、足のマッサージです。

私たちの身体には経絡といって、
それぞれの内臓につながる気血の通り道が全身に通っています。

その気血のめぐりをスムーズにしてあげることで、
お腹の内臓にも気血が十分めぐるようになり、
子宮や卵巣などの生殖器の働きも良くなります。

とくに、妊娠に関係する経絡は足の内側ラインを
左右の内くるぶし→内もも→股関節という順に流れています。
そこをやさしくなでるようにマッサージするだけで、
十分効果があります。
クリームやオイルをつけると、すべりが良くなるので、
やりやすいですよ。
または、衣服の上からでもかまいません。

また、便秘または下痢が多かったり、
食べ過ぎることが多く、消化の働きが弱っている人は、
足のスネの少し外側ラインをマッサージしましょう。
やり方は先ほどと同じです。
足首から股関節までの前側の外側ラインをマッサージすることで、
ここには消化吸収に関係する経絡が流れているので、
消化の働きを良くしてくれますよ!

★ホルモンバランスを良くする睡眠のとり方

質の良い睡眠をとれているかどうかも妊娠力に関わります。
東洋異学で考える腎は、いい質の睡眠をとると元気になります。

ですので、できるだけ早めに寝ることを心がけ、
寝る前に腹式呼吸をすることで睡眠の質を上げましょう。

そのためにも、夜寝る2時間前には晩ご飯を済ませるようにして、
夜はゆっくりお風呂につかって身体がぽかぽかしている状態で、
お布団に入りましょうね。

寝る時はできるだけ真っ暗な部屋で寝て、
朝起きたら朝日を浴びるようにすると、
ホルモンバランスがよくなって、
質のいい睡眠につながりますよ。

できれば、腎の時間(22時~2時)の間に寝るのが理想です。
この時間は成長ホルモンの分泌も盛んな時間でもあります。
成長ホルモンは妊娠にとって大事なホルモンです。

多少のズレは仕方ありませんが、
できるだけ生活リズムを良くできると、
ホルモンバランスにいいですよ♪

冬の寒い時期にはこたつの中で温まると気持ちがいいですよね。
その気持ちもわかります。
ですが、ついつい夜ご飯の後に
そのままこたつでうたた寝してしまって、
生活リズムが崩れてしまわないように気を付けましょうね(^_^;)

いかがでしたか?
毎日の生活の中で負担なく続けられることは
どんどん取り入れてみてくださいね!

やってみたらわかりますが、
身体のために良いことをすると
身体がスッキリ軽くなり、気持ちがいいです。

そのような身体が喜ぶことをすればするほど、
体質は変わっていきます。

他にもセルフケアはいろいろありますが、もし
「このセルフケアって自分の体質に合ったものなのかな?」
と迷った時には、ご自身の身体に耳を傾けてみましょう。
身体が気持ちいいと感じたら合っているということですよ(^_^)/

何か気になることがあれば、
いつでもご相談くださいね♪



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