初夏の味覚-そらまめ No.2(20100422 )

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初夏の味覚-そらまめ No.2(20100422 )

2010-04-22

みなさま、こんにちは。はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

先週突然メルマガが配信されてきて驚いた方も多かったと思います。
驚かせてしまい、申し訳ありませんでした。

馬場聖鍼堂では昨年末に書籍『幸せを引き寄せる不妊治療~「子宝地図」で
赤ちゃんを授かる!』を出版しました。
ご購入いただいたみなさま、ありがとうございました!

その際のアマゾン・キャンペーンに応募していただいたみなさまに、
特典プレゼントと同時にメルマガの登録にも同意を頂戴しておりましたが、
しばらくメルマガを休刊していた都合で登録が大幅に遅れてしまいました。
お待ちいただいていた方々も、時間の経過ですっかり忘却のかなただったかと
思います。
ようやく先週から再発行と相成りましたので、唐突に登録をさせていただいた
次第です。
急なことで申し訳ありませんでした。

もしご迷惑でしたらこちらで登録解除させていただきますので、
お知らせいただければと思います。
info@harikyuu-seishindou.com
まで、「メルマガ登録解除」とタイトルに記載していただき、
登録のメルアドから送信していただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。

もし継続して読んでもいいかなと思われる方は、ぜひよろしくお願いします!
これからはキャスト一同でがんばって継続発行していきますので、
少しでもみなさまのお役に立てますよう願っております。

以前よりずっと登録されてお待ちいただいていた読者のみなさまも、
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!!

さぁ、今日のテーマは前回の続き、”そらまめ”です。

まずは漢方的に見ていきましょう。

性質は平(温)、収れん作用があります。
臓腑では、脾胃にはいります。
五味は甘、です。
弱った脾の働きを助け、余分な水分を追い出してくれます。

東洋医学的な効能としては、
健脾利湿、つまり脾を健康にして、むくみや小便不利に効きます。
胃腸の働きを高めるのです。
補中益気、つまりこれも胃腸の機能をよくして食欲不振を解消し、
疲労回復によいのです。

体内に余分な水分が停滞しやすい方に向いていますね。

体質的には、普段から食べすぎで消化不良ぎみの方や、お腹が張る方は
不向きかもしれません。どうぞ控えめにしてください。
なお、アレルギーのモトになりやすいので、妊婦さんは要注意ですよ。

ソラマメの選び方ですが、新鮮さが命です。
水分が失われると、味が落ちるだけでなく、美味しさの主成分である糖やアミノ酸も
減少してしまいます。
ソラマメが美味しいのは「3日だけ」といわれているくらいです。
ですから、できるだけ新鮮なものを求め、買ってきたらできるだけ早く
調理しましょう。
加熱する直前にさやをむくぐらいがいいようです。

さやの色がきれいな緑色で、ツヤがあるものを選んでくださいね。
さやの内部には海綿状のワタがありますが、それが減ってしまって外から押えて
直接中の豆にあたるようなら、
水分がだいぶ少なくなっていますので避けましょう。
さやをむいたものを買うときは、表皮にツヤがあって、みずみずしいものがいいです。
ただ、さやつきのもののほうが断然いいので、できるだけさやつきを
お買い求めくださいね!

ソラマメは青いので、東洋医学では肝臓によい食べ物だと考えることができます。
これは、たんぱく質豊富なところがお酒の肴にピッタリ、というところでも
一致しているのでは? と思います。
また、水分代謝にもよいので、ビールをガブガブ飲むときにもベストでしょうね!
(あんまりそういう飲み方はオススメしておりませんが・・・)

調理方法ですが、ポイントは加熱しすぎないこと。お湯で3~4分が目安です。
塩ゆでにするときは、ちょっと皮に切り込みを入れてください。
塩味が浸透しやすいですし、皮もむきやすくなりますよ。
ゆでたものは冷凍保存ができますので、旬の頃に大量にゆでて冷凍しておけば
長いこと楽しめますね。

ソラマメご飯、エビや鶏肉との炒め物、てんぷら、パスタの具などいかがでしょうか。
きれいな色を活かした使い方がいいですよね。
焼きそらまめにするときは、さやごとグリルで7~9分、表面が焦げるくらい
焼きましょう。
お塩をつけて、どうぞ! ホクホクして、甘くて、これが一番おいしいかも
しれません!

ソラマメ、いかがだったでしょうか。

次回は石原幸(いしはら・さち)先生が執筆します。
どうぞお楽しみに!



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