【経絡ヨガ】胆経のポーズ No.2(20101014)
2010-10-18
こんにちは! 鍼灸師の石原幸です。
秋本番、趣味や行楽、グルメに楽しんでいらっしゃいますか?
適度に気を発散して、ストレスを解消することは、気血の流れを潤滑に保って
くれるので、身体も喜びます。
過ごしやすい季節を充分に楽しみ、ぜひ経絡ヨガにもチャレンジしてみてくださいね。
今回は「腰を刺激する胆経のポーズ」の第2弾です。
前回は寝ころがって軽く腰をねじる「ねじりのポーズ1」をご紹介しました。
今回ご紹介する「ねじりのポーズ2」は座位で腰を強めにねじります。
ねじるという動きは日常の動作では少ない動きですから、
無理に行わず、徐々に体を慣らしていくことが大切です。
特に普段運動不足の方は、ウォーミングアップにねじりのポーズ1をしてから、
強めのねじりのポーズ2をされることをおすすめします。
ここで少し前回のおさらいです。
胆経は頭から足まで、主に身体の側面(横側)を通ります。
ここの気の流れが滞ると偏頭痛、肌荒れや顔色のくすみ、冷や汗や寒気、
肋間神経痛、気力減退、よくため息をつく、などの症状が現れてきます。
そして身体の中心である’腰’にも良い気がめぐらずに腰痛の原因にもなります。
ヨガのポーズで胆経を意識して、気血の滞りをスムーズにし、
これらの諸症状の改善と、腰痛の予防・解消に役立ててください。
1・座位になり、左足は軽く内側へ曲げ、右足を左膝の外側に立てます。
2・左肘で右膝をおさえて右手を後ろの床につきます。
3・ここで一旦背筋を伸ばし、息を吐きながら上体をゆっくりねじっていきます。
4・反対側も同じ要領でおこないます。
写真つきの説明はコチラ→http://www.youtube.com/watch?v=E65gyv8VePY
いかがでしたか?
頑張ってねじろうと必死になると、呼吸が乱れがちになりますが、
一定のリズムの呼吸を意識しながら、ポーズを深めていってくださいね。
それでは次回の担当は近藤琉水先生です。
どうぞお楽しみに!