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【季節の養生法】秋の妊活でしたいこと(20141017)

2014-10-17 [記事URL]

こんにちは!
池田由芽です(^^)

台風が過ぎてから空気が変わり、
一気に気温が下がりましたね。

布団にくるまって寝ているのが気持ちよくて
なかなか布団から出られない人も多いのではないでしょうか(^o^)
私もそのうちの一人です。
アラームをセットしなくては!ですね。

木の葉の色が変わってきた様子が
秋の気配を漂わせています。
お昼間は日向ぼっこが気持ちがいい季節ですね♪

優しい日の光を浴びて、
気持ちよく寝ている猫の姿が頭に浮かびます。

紅葉も北海道では見頃を迎えています。
紅葉がきれいな京都の今年の見頃は
11月中旬から下旬だそうですよ!

せっかくなので、日本の秋を堪能するべく、
今からぼちぼち紅葉ツアーを計画してみませんか?
楽しみが増えてきっとワクワクしますよ(^^)

秋のお出かけは天気もそんなに崩れないですし、
快適ですよね(・∀・)

でも実はそこに落とし穴があります!!

春のお花見の時にも同じ落とし穴があるのですが、
いざ出かけてみると意外と寒いことが多いのです。

アクティブに動いているのなら、
そんなに気にならないのですが、
外でじーっとしているとけっこう冷えます(^_^;)

この時期、お出かけして、
「しまった、薄着で来てしまったな~」
という経験がありませんか?
そして風邪を引き、そのままズルズル続く・・・
というパターンが多いです。

今日はそんな今の時期陥りやすい体調不良にならないためのお話です。
体調を崩してしまったら、免疫力も落ちるため、
自然と妊娠力も落ちてしまいます。

何らかの原因で体調不調になった時の身体は
不調になった身体を
回復するためのエネルギー供給が最優先になり、
生殖への力はどうしても優先順位が低くなるので、
その結果、妊娠力が落ちてしまいます(*_*)

そうならないためにも、
体調管理が難しい今だからこそ、
しっかり自分の体質に合った養生をして
元気にこの秋を過ごしましょうね~!

ということで、
まず一番に注意したいのが、体温調節です。

今では「温活しましょう」というフレーズがお決まりになっていて
“とにかく温めたらいい”という認識を持っている人が
多いように感じます。

ですが、急激に冷え込んだからといってモコモコに着込みすぎて
逆に身体の中で熱がこもってしまう人もいます(゜Д゜)
そんな場合は、熱をこもらせない、
その人にとって快適に感じる服装が一番です。

他にも、下半身は冷えるけど、
上半身はほてって汗だくという人もいます。
ここまではいかなくても、
自律神経の不調から似たような状態になる人は多いです。

この場合は、下半身を重点的に温め、
上半身、とくに首元は熱がこもらないように、
少しスッキリしておくぐらいがちょうどいいのです。

今の時期は一日の気温差が10度くらい普通にあります。
そんな日にお昼間も朝晩と同じくらい着込んでは
暑くて汗だくなってしまって当然です。

厚着か薄着のどちらか極端になるのではなく、
調節しやすい服装を心がけ、
めんどくさがらずにこまめに自分の快適温度に合わせて
調節にしていくことが
この時期を健やかに乗り切るには欠かせないことですよ。

レッグウォーマーやアウターなどもたくさん種類があり、
昔に比べたら便利グッズもどんどん増えています♪

そんな便利グッズをとり入れて自分の体質に合った
オリジナルの妊活を送りたいですね!

そして、免疫力を高めて体調不良になりにくい身体をつくり、
妊娠力をキープ、向上するためには
自然に合った生活をすることも大事です。
季節の変わり目で不調が出やすい今の時期だからこそ、
改めて気を付けたいことですね!

ヒトも自然の一部なので、
自然に合った生活をするのが
いい身体、つまり妊娠しやすい身体づくりへの
一番の近道です。

自然のサイクルとは逆に、
夜更かしや深夜遅くまでの残業であったり、
昼夜逆転の生活はもちろんよくありません。
早寝早起きのリズムを定着できたら、
それだけで体質はいい方向に変わってきますよ!

また、自然のサイクルでは、
昼は活動的に、夜は静かに過ごすというのが
自然に合った過ごし方です。

今では一日中屋内にいて日の光を浴びないことも
珍しくなくなっています。
これも自然と調和するためにはよくありません。

昔の人は農業中心だったため、
よく動き、よく日の光も浴びていました。

それに加えて植物の場合は
日の光と、空気中の二酸化炭素、
そして根から吸い上げた水を使って、
植物に必要な栄養分と酸素を作り出しています。

それだけ、日の光には”生み出す”力があるのです。

なので、いつも身近にある”日の光”も意識してみましょうね♪
日の光を浴びると気持ちも穏やかになります(*^_^*)
ちなみに浴びるなら朝がオススメですよ!

こういった、自然に合わせた生活を心がけてみると、
自然と元気になってきます。
この身体の内からみなぎるエネルギーこそが、
妊娠力を高めるためには大切なのです。

自分の体質に合った養生をして、
そして自然のサイクルに合った、
自然をたくさん感じる妊活を送りましょう(^_^)

次は万木先生の担当です(^^)
どうぞ、お楽しみに~!


【不妊カウンセリング】誰かと比べること(20140918)

2014-09-27 [記事URL]

こんにちは。近藤琉水です(^^)

まだまだ日中は暑いですね。
とはいえ、日も短くなってきましたし、
空気が乾燥して、そろそろ秋モードに
切り替えていく時期ですね。

秋は収れんの季節といって、春・夏のようにワーッとエネルギーを放出せず、
内側へと目を向けていくべき季節なんです。

昔に比べると地球温暖化のせいで10月頃まで暑いので
以前ほど厳密に守らなくてもいいのですが、
春から夏の期間よりも活動量を徐々に落としていくのが◎ですね。
弾けすぎないよう、セーブしていきましょうか(^^)

さて、今日は誰もが陥りやすい”不幸の入り口”についてお話します。

妊活中の方なら経験があるのでは?というのが
知人からの「赤ちゃん生まれました」ハガキや年賀状の憂鬱です。

何枚も重なると、かなりズシンときますよね(*_*)

愛くるしい赤ちゃんや幸せいっぱいの家族写真に
祝福よりも、悲しみや、怒りさえ感じてしまう方はいらっしゃいませんか?!

冷静に考えると、親戚や友人に新しい家族ができたら、
しかもかわいいベビーが生まれたら、祝福の気持ちになるはずなのに
なぜかイラッとしたり、涙がこぼれたりしてしまうんです。

ベビ待ち初期の頃であれば「いいなぁ、私も早くこんな年賀状出したい!」
と励みになったりするようですが、年月が経つと、「年賀状なんて
無くなってしまえ!」とさえ感じるということです。

それほど感情を揺すぶられるというか、逆なでされるのは
なぜなんでしょうか?

やっぱり原因は【嫉妬】なんです。

あの人は私が持っていない○○を持っている。
ずるい。
・・・うらやましい。

もし自分が○○を持っていたら羨ましいとは思わないものです。

あなたが子持ちだったら子どもがいることで羨ましくはないんですね。

つまり、常に人と自分を比べてみてるわけです。
そして、自分が恵まれてない(と思い込んでいる)分野を重点的に比べるのです。

もし比較対象がいなければ、十分しあわせなはずなのに、
誰かと比べることで不幸が始まる・・・(゚Д゚)
“不幸の入り口”です。

この、「比べる」という行為さえやめれたら、
翻弄されることはなくなるだろうと思うのです。

とはいえ、人間の心理として無くすることはできない感情です。
ある意味自然ともいえるのですが、たまに
度を越してしまう人がいるのです。
常に人と比べてしまう人。
比べるのがやめられない人。

この「比べるのがやめられない人」には特徴があるそうです。

1)常に自分よりも恵まれている人、幸せな人と比べる
2)自分も恵まれているかも、幸せかも、ということは目に入らない
3)相手は「幸せに見える」というだけで、本当は違うかもしれないなどとは
  考えられなくなる
4)自分がいまの生活に満足していても、「あの人のほうが上」という相手が
  みつかると、すぐに比べあいをしてしまう

つまり、どんな状況になってもエンドレスなんです。

子どもがほしくてたまらない今、自分を子どもがいる人と比べてしまう。

ひょっとしたら、結婚相手がほしくてもみつからない人から見ると、
あなたはすごく恵まれているかもしれないけど、もう手に入っているものには
目が向かない。

子どもがいる人はいる人で、その人にしかわからない苦労や悩みが
あるかもしれない。
でもそんなこと想像もしようとはしない。

ということは、たとえあなたがいつか子どもを授かったとしても、
あなたよりも恵まれてい(そうに感じ)る人と比べては
嫉妬したり、悲しんだり、怒ったりしてしまうことになるのです。

ベビ待ち段階でも典型的なケースがあります。

「二人目不妊なんて、贅沢すぎる」というものです。

なんとか一人を、という方は「一人いるのだから、いいじゃない!」と
そう感じてしまうことがあるそうなんです。

でも二人目を望まれている方にしたら、やっぱりその人にしかわからない
辛い思いもたくさんあるのですね。

世間から「一人じゃかわいそう」とか「わがままになるわよ」とか
どれだけ言われることか・・・

けっこう義理の両親から言われることが多くてキツイのですよね。

無事赤ちゃんが生まれてからも、よその赤ちゃんと比べて
成長が遅いとか、できることが少ないとか、から始まり、
幼稚園や小学校に上がる頃にはもう、もう頭がおかしくなりそうなくらい
よそさまと比較してしんどい思いをすることになりますよ。
キリが無いのです。

ほんとうの幸せというのは、【幸せを感じる力】だと思います。

誰かと比べて幸せか、不幸せか、ということではなく、
あなたが、あなた自身の価値観で、幸せと”気付く”ことが大事なのです。

そのためには、人と比べることは害にしかなりません。

人は人。
私は私。

そんなふうに考えるクセを身につけてみませんか?

「赤ちゃん生まれました」の写真ハガキを受け取っても、
この人はこの人なりに幸せだったらイイネ! って
自分から切り離してみませんか?

そして、自分の幸せを数えてみるのです。
どれほど恵まれているか、幸せなのか、自覚してくださいね!

人と比べず、自分軸を持つことが、幸せのコツなのですから(*^_^*)

それでは、次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに!


【男性不妊】東洋医学的な男性不妊の原因とは(3)(20140905)

2014-09-05 [記事URL]

こんにちは!
馬場聖鍼堂 男性不妊担当の万木祥太郎です。

今日は雨の大阪です。
西日本ではまた大荒れの天気予報もありますので
ご注意下さいね。

ちなみに、
当院では来院の際に雨に降られてしまったゲストのために
タオルと衣類用乾燥機を準備してお待ちしています。
治療中に乾かさせて頂き、お帰りの際は心身共に
気持ちよくお帰りいただけるようご用意させていただいています。

ということで、
今回も僕のメルマガでは
男性不妊の東洋医学的な原因について
お届けさせていただきますね!

前回までには、「精液清冷」「不射精」についてお伝えしました。

詳しくは、こちらのバックナンバーをご覧下さい。
http://www.funinchiryou.net/20140516-2/
http://www.funinchiryou.net/20140711-2/

今回は、「早泄(そうせつ)」についてお届けします。

「早泄」というのは、字を読むと
早く泄れる
と読めますね。

つまり、平たく言うと早漏です。

性交前や性交早期に射精してしまい、
勃起が持続しないために正常な性交ができない症状をいいます。

原因としては、
腎気虚や肝経湿熱、心脾両虚ということがあります。

簡単に説明しますね。

まず、腎気虚というのは、
腎臓の元気が弱くなっているということです。
東洋医学的に腎臓というのは、
生命力や生殖能力を担当していますので
腎臓の元気が弱くなることで、精を納める力が弱くなり
「早泄」になるのです。

これは、セックスのしすぎなどで起こることもありますし
慢性的な睡眠不足や疲労などからもくることがあります。

次に、肝経湿熱というのは
慢性的なストレスなどにより経絡の中に湿熱が生まれ
気血のめぐりを担当している肝臓が弱り、
その経絡上にある陰器に影響し「早泄」がおこる
というものです。

そして、心脾両虚による「早泄」ですが
これは、過労や心労などにより
気血が不足してしまうことでおきます。

かなり簡単に説明しましたが、
これらが「早泄」になる原因です。

原因からわかるように
日常生活における疲労やストレスのケアというのが
「早泄」には大切です。

また、「早泄」に対する治療としては
基本的には腎や脾、心などの弱っている臓器を助け
湿熱がある場合は、これを取り除く
ということを行うことで
根本的な治療を行います。

また、ちまたでは色々な精力増強ドリンクやサプリメントがありますよね。

即効性もあるので利用されている方も多いと思いますが
その場その場では効果があっても
根本的な解決にはなっていませんし
何よりも、逆に弱っているところをさらに弱らせてしまう
という可能性も実はあります。

つまり負のスパイラルです。

そして、この「早泄」が慢性化すると
「陽萎」つまり、勃起障害に発展する可能性も
あります。

不妊治療をしていると
時には精力増強ドリンクやサプリメントを必要とする時もあります。

ですが、それらに頼るだけでなく
何が原因で「早泄」になっているのかを知り、
その原因に対するケアを行う
というのが、「早泄」の治療では非常に大切なんですよ(^^)

なお、もっと詳しく男性不妊について聞いてみたい!
そういう方は、
当院で毎月行っている馬場聖鍼堂☆不妊治療説明会か
仕事の後でもお越し頂ける平日20時まで受付可能な
無料体験治療にお越し下さい。
お問い合わせ・ご予約は 072-633-3253 までお気軽にどうぞ。


【季節の養生法】秋の妊活でしたいこと(20140823)

2014-08-23 [記事URL]

こんにちは。はりきゅう師の池田由芽です(^^)

暦の上ではもう秋になりました。

でも、残暑が厳しく日中の暑さの中、
出かける気にはまだなりません(*_*)

まだ日中は熱中症などが十分起こる暑さです。
油断せず、適度に水分補給をして
早く寝たり、規則正しい生活をして予防していきましょうね!

それでも、朝晩はだいぶ涼しくなってきています。
夜には、虫の鳴き声も聞こえるようになりました♪
この間は駅の中にさまよい込んだトンボを発見しましたよ!
さらに、秋の食材もちらほら出始めています(^^)

食欲の秋、
読書の秋、
運動の秋、
実りの秋
どれをとってもわくわくすることばかりも秋です(゚▽゚)

今年の秋は何に力を入れていきますか?
各地へお出かけするにもいい気候ですよね(^_^)

最近では秋は短くなりましたが、
それでも機会を見つけて情緒溢れる秋を堪能したいですね!
今年も京都の紅葉を観に出かけたいな~
と今から心が躍ります♪

これだけ秋秋、言っていたら、
少し気持ちが涼しくなってきました。

みなさんも夏の暑さにバテそうになったら、
秋のことを想像するのをおすすめしますよ(・∀・)

では、本題に入りまして。
今日は秋の妊活についてのお話です。

せっかく妊活するなら
季節に合った生活を心がけて
自然から生命エネルギーを受け
生命力、そして妊娠力を高めていきたいですよね!?

そう思うからこそ、
このメルマガを読んでくださっているのだと思います。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。

1年の中にはそれぞれ季節があって、
季節ごとに違った特徴があります。

春は誕生の季節です。
動物は冬眠を終え、植物もどんどん芽を出します。

夏は成長の季節です。
春に芽吹いた植物たちはみるみる繁り、
森も緑がいっぱいでにぎやかになります♪

秋は収斂(しゅうれん)の季節です。
収斂は”ちぢこまる”という意味です。
この時期に旬のお魚などは身が引きしまっていて
美味しいですよね。

これまで咲いていた花も身を結び、
生命力を種の中に納めるときです。

冬は閉蔵の季節です。
外をとじてもぐりこませる時期です。
冬眠の時期ですね!

ヒトにも、この生命活動の流れがあって
それに合った生活を心がけていると、
元気に過ごすことができ、妊娠力もアップします。

それでは、さっそく秋の養生について
お話していきますね!

秋と言ってもまだまだ夏の名残が残ります。
秋になるとあれもこれもと活動的になり過ぎず、
運動をしても適度な程度が秋にぴったりのペースです。

汗をかいたら、すぐにふいて
身体の陽気を逃がさないようにしましょうね。

陽気を逃がすと
肺が弱って風邪を引きやすくなったり、
冬に下痢をしやすくなったりしますよ。
そうなると、妊娠力にも影響してしまうので要注意です!

また、秋の空気は乾燥してくるので
鼻やのどの粘膜が弱りやすいです。
なので、風邪やさらに鼻炎や喘息になりやすくなります。

手洗い・うがいをしっかりして、
こまめに服装を調整して、体調管理には力を入れていきましょう。
風邪予防としては首の後ろから
肩にかけての部分を冷やさないことも大切なので
タートルネックを着るようにするのも
おすすめですよ。

そして、秋は陰の気が始まる季節でもあります。
メンタル面でもにも憂いや悲しみの感情が湧きやすくなります。
そんなときは「喜ぶ」ことが1番です!

友達とランチに行ったり、
好きな映画を観たり、
音楽を聴いたり、
なんでもけっこうです。
ちょっと気持ちが疲れたら、
自分へのご褒美に何か楽しいことを見つけましょう♪

そして、食養生ですが、
秋に旬のものを今からぼちぼち食べましょう。
季節に順応するために、
小松菜、白菜、チンゲンサイ、タマネギ、
ニラ、ネギ、大根、銀杏、秋刀魚など秋の食材を
食べるといいですよ。

秋と言えば、まいたけ、しめじ、椎茸などのキノコたちも
外せませんよね。
なかでも、松茸は個人的に大好物です!
あの香りがたまりません(^_^*)

ところで、「松茸」の正しい呼び方は
「まったけ」ではなく、「まつたけ」って
ご存知でしたか?
ちょっとウンチクでした(^-^)

あと、最後にもう1つ。
秋は鶏とともに早寝早起きをするといいと
言われています。

これは秋だけでなく、
1年中、続けておきたいことですが、
ホルモンバランスも整えるためにも
できるだけ、早寝早起きして、
規則正しいリズムでいきましょう!

それでは、今回はこのへんで(^^)

次回は万木祥太郎先生の担当です(^o^)お楽しみに!


【身体を動かして妊娠力をUPする!】あぐらをかいてストレッチ♪

2014-08-12 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

お盆を前に暑い日が続いていますね。
週末には、各地で花火も開催されています。
みなさまも、楽しいイベントに参加されるご予定では
ないですか?
いい夏の思い出をつくってくださいね。

昼間に比べて夜は暑さも少し落ち着きます。
おかげで、扇風機の緩い風だけで
気持ちよく眠れています。

昨年の猛暑よりは、
「いい感じの暑さでないかな?」
と思う大阪。

当初の「冷夏予想」も大幅に外れて、
ほっとしています。

猛暑も困りますが、冷夏も農作物には大敵。

程よく「暑い夏」であってほしい。
そんなわがままな願いを叶えてくれて、
今年は良い夏。感謝です。

ニュースでは、台風11号の予報。
南からほぼ真直ぐ北上中。
なので、2日後ぐらいには
関西にもやって来そうです。

みなさまも、予報に目を向けて
十分にお気をつけて
お過ごしくださいね。

では、夏の暑さに負けず
【身体を動かして妊娠力をUPする!】

今回もお家で出来る
簡単ストレッチをご紹介していきますね。

外での運動は制限のかかるこの時期です。

お家で出来る事を取り入れて、
気血のめぐりをよくしていきましょう。

今日ご紹介するのは、
床に座ったまま出来るストレッチです。

主に、お尻から脇といった、
身体の横の部分を伸ばして
緩めていくストレッチです。

身体の横である脇ラインは、
東洋医学では「陰と陽の間」と
言われています。

お腹が「陰」、背中が「陽」。
なので、その丁度つなぎ目であるのが
脇のラインとなります。

経絡の流れでいうと、
少陽胆経のエリアとなります。

東洋医学の「五行」という
「五つの種類に分ける」考え方では、
【木】に分類されます。

【木】は、上へ上へ伸び伸びと成長する
姿を現します。
その姿は、まるで『樹木の幹』のようであり、
外はしっかり固く、中身が満たされている状態。

ヒトでいうと、脇のライン。
そこがしっかりと充実していると
身体がシャキン!とぶれることなく
状態を保てるのです。

ですが、「ヒト」は樹木とは違って
軟らかい身体を持っています。

体幹が「シャキ!」としているのは良いですが、
脇のラインが「触って固い」状態であると
「頑張りすぎているのでは?」と考えます。

横になって、リラックスした状態で
ご自身の脇腹の硬さをみてください。

カチカチに凝り固まっていたら、
何かしら「シャキン!とさせて頑張る力」が
過剰に働いているのかも。

そんな身体の声に気付いてあげて、
ゆっくり緩めてあげましょう。

では、ストレッチです。
同じ動きを、ポーズ(態勢)を変えながら
繰り返していきますよ。

◆あぐらの状態
1、床の上であぐらをかきます。

2、膝を床に付けるように手で押して
  股関節を広げるストレッチ。
  充分に伸びたのを感じたら

3、身体を前屈。
 床に手を付け身体をあづけるように
 前に倒していきます。
 手を出来るだけ遠くに置くように意識してください。

4、次に、床についた手を
 ペタペタと右へ移動させて行きます。
 身体は右へ動いていくので、
 左の脇腹が伸びていきます。

5、呼吸を止めずに、ゆっくり伸びを味わってください。
 そのまま、反対側、左へペタペタ床を手で移動してください。
 一番左まで行きますと、右の脇が伸びているのを感じてくださいね。

6、次は足を組み替えます。
 あぐらをかいている足をみてください。
 右足が前なら次は反対に。
 左足を前に組みなおしてくださいね。
 あぐらも、得意な組み方があるので、
 反対にチャレンジしてください。

◆両足裏を合わせてあぐら

1、次は、両足裏を合わせたあぐらでチャレンジ。

2、上と同じ事の繰り返しです。
  股関節を床に付けるように広げるストレッチ。

3、前へ前屈。

4、その後、手のひらでペタペタと右へ移動。
  脇が伸びるのを感じてください。

5、充分にのびたら、また手のひらでペタペタ移動。
  反側へ移動しましょう。

◆膝を重ねてあぐら

次は、少し高度なあぐらです。

足の上に足を重ねるあぐらをかきます。

膝と膝が重なるまでクロスさせます。

この時に、股関節がすでに痛い人もいるかもしれませんね。
無理せず、出来る範囲でやりましょう。

1、膝と膝が重なるぐらいクロスします。

2、上と同じ動きをします。
  先ず前屈。このとき、お尻の筋肉や太ももが伸びるのを感じます。

3、次も同じで、ペタペタ床を触りながら、右へ移動。

4、ペタペタ床を歩いて左へ移動。

5、真ん中に戻ったら、組んでいる足を組み替えて
  膝の上下をかえましょう。

6、また繰り返しです。

どうですか?
結構、痛いと感じませんか?

苦しいポーズかもしれませんが、
息を止めずに、ゆっくり呼吸を続けてくださいね。

これなら、お家でゆったりストレッチをすることが
出来ます。

時間をかけて、呼吸を意識して、
身体が伸びるのを
ゆっくり「感じるだけの時間」を
楽しんでみてください。

「気持ちいい」と感じる気持ちに
集中してくださいね。

ストレッチのいいところは、
身体が緩むだけでなく、
「思考を止める時間を作ることができること」
です。

普段、何かと考える時間が多い毎日です。
思考を止めて、頭をOFFにしてください。

それが、気持ちのいい妊活につながりますよ。

では、次回は池田由芽先生です。
お楽しみに!


【食養生で妊娠!】くるみ(2014/07/24)

2014-07-26 [記事URL]

こんにちは。はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

暑中お見舞い申し上げます!

今年は、関西では空梅雨で晴天続きでしたが、
やっぱり梅雨が明けると太陽の力は倍増しますね。
迫力(破壊力?)が違う気がします。
日に日に気温が上がっていきますね。

蝉も賑やかに鳴いています。
今年の夏休みはどうされますか~?

さて、今日は4月に放送された「みんなの家庭の医学」以来、
ブーム到来で、しばらく店頭から消えてしまった”くるみ”を
取り上げたいと思います。
このメルマガでは2度目の登場となりますね。
前回の記事はこちらになります。
 ⇒ こちら

テレビ番組の内容はこちらからどうぞご覧ください。
「本当にカラダに効く食べ物が判明!名医が認めた医食同源SP3」
 ⇒ こちら

すでに月日が経ちますので、店頭には大幅にスペースを確保した
くるみや、便乗でミックスナッツも目立つ場所を占拠しています。

巷では相変わらずの需要なのか、それともブームは去ったのか、
ちょっとはかりかねますが、ブーム以前からベビ待ちさんにとっては
ナッツはお勧めの食材ですので、別のブームを乗り換えるのではなく
継続して食べていただければと思います。

ただし、ナッツといえば高カロリー。
くるみも100gで673キロカロリーです。
カレーライス1食分くらいあります(+o+)
果肉の7割近くは脂肪ですから。
ということは、いくら良い栄養素が含まれているとしても、
いつもの食事量に加えて山ほどくるみを食べれば
すぐにカロリーオーバーになるのは当たり前ですね。

健康的に、適正体重も維持しながら、栄養豊富なナッツを摂取するなら
食事の量を、どこかで減らさなければならないのです。

たとえば、野菜サラダにかけていたドレッシングをやめて、
くるみのトッピングと塩コショーに変更。
これなら納得ですよね(^_^)v

「いつものフレンチドレッシングにくるみトッピング」では
まずいのです。

そこのところをお間違えのないように、お願いします!

1日の摂取量は25g以内にしてくださいね。

では、くるみの栄養をもう一度おさらいします。

くるみの主成分である脂質の大半は良質の不飽和脂肪酸です。
αリノレン酸といいますが、脂肪なのに肥満の予防になるのです。
不思議ですよね!

コレステロールを除去して心筋梗塞、動脈硬化、高血圧や糖尿病など
生活習慣病を防ぐのに役立ちますよ。
抗酸化作用があり、アンチエイジングや美容にも効果ありです。

ただ、酸化しやすいので、できるだけ新鮮なくるみをお買い求めください。
セールをしてても大量にまとめ買いはしないでくださいね!
袋の封を開けたら、できるだけ早めに消費したいので、
やっぱり徳用大袋はよくないかもしれませんね!

このαリノレン酸、他には亜麻仁油(フラックスオイル)にも
多く含まれます。
αリノレン酸のなかでもオメガ3のオイルといって、
人間の身体に不可欠な油なのに、体内では作ることができないのです。

サラダにかけたり、納豆に混ぜたりして召し上がる方が
多いとのことですね。

亜麻仁油も最近ジワジワと人気が出てきていますが、
近所の小さなスーパーでは手に入らないかもしれません。
そういう方には、やっぱりくるみでしょうかね。

オメガ3オイルは炎症を防ぎ、ホルモンを整えるのに役立つそうです。
火を通さず、そのまま生で食べるのがいいようです。

アンチエイジングということで、子宝にはぴったりです。
ぜひ毎日の習慣にしてくださいね!

薬膳的な注意点を補足しておきましょう。

性質としては「温」性ですので、冬ならまだしも、この時期に
食べ過ぎるとよくないですよね。
基本的に、冷え症の方向けの食材なんです。

冷え症じゃない方は、生野菜や果物などと一緒に食べるのがおすすめです。

サラダのトッピングや和え物に丁度いいということですね!

私もナッツ類はとても好きなので、ちょっと小腹がすいたときに
ポリポリ食べています。
オーガニックのものを買い求めるようにしていますよ(^^♪
でも、ナッツ類のなかでもくるみは一番優秀のようです。
これからはミックスナッツじゃなくて、くるみを買うことにします♪

次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに!


【男性不妊】東洋医学的な男性不妊の原因とは(2)(20140711)

2014-07-11 [記事URL]

こんにちは。
馬場聖鍼堂 男性不妊担当の万木祥太郎です。

大型で強烈な台風8号が日本を横断中です。
被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。
また、これから台風がくるかもしれないという方は、
しっかり備えておきましょう!

こちら大阪も徐々に雨風が強くなってきました。
ゲストの方の安全第一で対応させていただきたいと思います。

なお、このメールの最後に、
馬場聖鍼堂メルマガのシステム変更に伴う
大切なお知らせがございます。
ぜひ、ご確認頂けますよう、お願い致します。

ということで
今回も僕のメルマガでは
男性不妊の東洋医学的な原因について
お届けさせていただいています!

前回は、「精液清冷」についてお伝えしました。
詳しくは、こちらのバックナンバーをご覧下さい。
http://www.funinchiryou.net/20140516-2/

今回は、「不射精」についてお届けします。

「不射精」というのは、
西洋医学的に言うと読んで字のごとく、
射精することができない射精障害がぴったり当てはまりますが、
射精できても精子が少ない乏精子症なども、
東洋医学的には「不射精」に含まれます。

では、この「不射精」となる原因には
どういうことがあるのでしょうか。

おおもとは腎虚です。

腎には、腎陰(水)と腎陽(火)の2つがあるのですが
この腎陰(水)が弱ることで
相対的に腎陽(火)が強くなり、
火(相火)の動きを旺盛になり抑えられなくなることで
陰虚火旺という状態になり、「不射精」になります。

なお、この陰虚火旺による「不射精」になると
射精障害や乏精子症といった症状の他にも
よく勃起する、陰茎が腫れたり痛みがあったりする、
夢精をする、尿が濃くなる、口が渇く、便秘になる
というような症状も出てきます。

ですので、単に、精子が少ないだけとか、
射精できないだけという場合は、
厳密には「不射精」とは呼ばないんです。

そして、この陰虚火旺状態が長く続くと、
気滞血瘀が生じます。

気滞は、気の滞り
血瘀は、どろどろ血
を意味します。

つまり、気の滞りによって、精液を運ぶ力も
弱くなりますし、
血瘀のどろどろ血によって、物理的にも
精液の排出ができなくなってしまうのです。

また、気滞血瘀になると
怒りっぽくなったり、胸が苦しくなることがあったり
寡黙になったりという症状も現われてきます。

では、この「不射精」に対しては
どういう治療が良いのでしょうか。

これは、段階によって方法が変わってきます。

まず、陰虚火旺による「不射精」であった場合は
腎陰を助け、旺盛になった火を抑える治療をします。

こうすることで、陰陽のバランスを取るのです。

一番の養生法は、ストレス発散と良質な睡眠ですね。

そして、気滞血瘀の場合は、
滞りを解消させることが大切ですので
気血の巡りをよくするような治療をしていきます。

簡単にできる養生法としては、ウォーキングですね。

逆に言うと
上に書いたような簡単なことでも
毎日養生として続けることで
男性不妊のリスクを減らすことができるということです!

自分は関係ない

そう思っていても、
忙しすぎる現代日本、
男性不妊予備軍は確実に増えてきています。

日頃のケアが大切ですよ(^^)

なお、もっと詳しく男性不妊について聞いてみたい!
そういう方は、
当院で毎月行っている馬場聖鍼堂☆不妊治療説明会か
仕事の後でもお越し頂ける平日20時まで受付可能な
無料体験治療にお越し下さい。
お問い合わせ・ご予約は 072-633-3253 までお気軽にどうぞ。

それでは、今回はこの辺で。


【季節の養生法】自然の力を味方にする夏の養生で妊娠力アップ!(20140627)

2014-06-27 [記事URL]

こんにちは。池田由芽です(^^)

お元気でしょうか?
梅雨ですが梅雨らしくないお天気が続いていますね。

先日、妊娠されたゲストの方から
出産の報告のメールをいただきました(*^_^*)
おめでとうございます!
本当によかったです。

これからもすくすくと育ってくれることを願います!

今回も【季節の養生法】です。
『自然の力を味方にする夏の養生で妊娠力アップ!』
をお届けしていきますよ~♪

★自然のリズムを大切にしましょう

東洋医学の最古の医学書である、
「黄帝内経素問」には、日頃のからの養生法が記されています。

現代ではそれに従うには無理がありますが
冷房や暖房に依存した生活を見直して、
できるだけ季節に応じた過ごし方を心がけると、
体は元気になっていきますよ。

妊活中の養生は将来赤ちゃんを授かった時の
赤ちゃんの健康にもつながります。
元気な赤ちゃんを授かるためにも
季節を意識して生活することが大切なんですよ(^^)

★陽気が盛んな夏

夏は陽の気が多くなる季節です。
反対に冬は陰の気が多くなります。

陽気は、体の周り(表面)を守る気として働き、
気温の変化に順応できるように働きます。

陽気の多い人は暑がりで、陰気の多い人は寒がりなんですよ。
私たちの身体は知らず知らずのうちに
陰陽のバランスを調節しながら生活しています。

養生で陰陽のバランスを整え、元気な身体、
つまり妊娠しやすい身体へと導きますよ。

★東洋医学でいう夏

夏は、草木が成長し、万物が茂り花咲き乱れ、
陽気が1番旺盛になる時期です。

この時期は、適度な運動して1日1回は汗をかくこと、
また、気分的にも発散することが必要な季節ですよ。

陽気を発散させないと身体に内熱がこもって
さまざまな不調につながります。

身体に内熱がこもると、身体全体が暑く感じるようになって、
冷房や冷飲食を好むようになります。
これを続けると下痢になってしまいますよ(*_*)
夏には適切に汗をかいて熱がこもらない身体作りが必要です!

★季節に合った食べ物~夏~

夏は暑さと湿度から身体を守るため、
熱を冷まして、こもった水分を
排出してくれる食べ物が適していますよ。

モヤシ、ニガウリ(ゴーヤ)、アロエなどがオススメです♪

人間の身体も自然の一部と東洋医学では考えるので、
四季の移り変わりに合わせて変化しています。

現在は、世界規模での流通が盛んになっている一方で、
温室栽培や養殖の技術が進んで
野菜や果物、魚介類も季節を問わずに
スーパーの店頭に並び、
あまり旬を感じられなくなってしまいました。

本来食材には旬にもっとも栄養価が高くなることが
知られています!

こういったことや、
季節に応じて身体は変化していることからも
できるだけ季節に合った旬のものを多くとるように
心がけたいですね(・∀・)

旬の食べ物をたくさん摂ることができると、
からだの内側とまわりの季節が調和して、
より健康な身体に変わっていくことができますよ(^_^)

★簡単にできる養生

『養生訓』という本が
今から300年近く前の江戸時代に刊行されました。
貝原益軒という儒学者が書いたものです。

毎日の生活でどのようなことに注意すれば、
健康で長生きができるかという内容が書かれています。

『養生訓』の中には毎日、正しく生活し、
養生すれば長生きできると説かれていますよ!
ザックリし過ぎてよくわからないと思うので
書かれていた養生法をいくつか紹介しますね。

養生法は、意外と簡単です。

まず、健康をそこなうものをからだに入れない、
増やさないことが書かれています。

そこでは、気温や湿度の変化にうまく対応し、
激しい感情の起伏を抑え、
寝過ぎたり、性欲などの本能的な欲におぼれないように
しましょうとあります。

それに加えて、食べてからすぐに寝ない、
日々仕事に励み、適度に運動をして、
娯楽におぼれず規則正しい生活を続けると
元気で長生きができると説いていますよ。
(家事も立派なお仕事です!)

さらには、
外出できない雨の日は部屋のなかを歩こう、
昼寝をしないようにしよう、といった
具体的な養生法もありました。

昔の人も今の人もみんな同じなんだ
ということが伺えますね(^o^)

これは季節を問わず実践できる養生法なので
いつも心がけておくといいですね。

夏に合った養生法をとり入れて、
“自分で妊娠できる力”をつけれるよう、
元気な身体を目指しましょう!

では、次回の担当は男性不妊担当の万木祥太郎先生です。
お楽しみに~♪


【身体を動かして妊娠力UPする!】”いかり肩”タイプの方のストレッチ(20140612)

2014-06-24 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

梅雨の大阪ですが、
それほど長雨がつづいたりはしていないです。

でも、毎日ちょっと降ったり止んだり
している日があるので、
「やっぱり梅雨だな。」と油断できないお天気です。

今年は、梅雨が長いという予報なので、
湿気に負けない身体作りをしていきたいと
思っています。

汗を書くほど熱々のものを取れとはいいません。
でも、胃を冷やすようなものは取らずに、
常温より少し温かい程度のものを食べるように
意識してくださいね。

では、【身体を動かして妊娠力をUPする!】

前回、前々回と”ネコ背””なで肩”と
『姿勢と肩こり改善』シリーズできました。

今回は、”いかり肩”タイプの方の姿勢改善
ストレッチのご紹介です。

姿勢を良くして、すこしでも身体を楽にして過ごす
ようにしていきましょう。

肩こりの不快感とおさらばするだけで、
テンションもUP!していきます。

心もスッキリ。
小さなことも気にせず
さらっと流せるようになったら、
より妊活生活が快適になりますよ♪

では、”いかり肩”の人ですが、
鎖骨のラインを見たときに、
水平より高い位置にくるタイプです。

ネコ背で背中が丸く、顎が上がっている
姿勢になる事が多いです。

これだけでも、「肩こりそう!」
なのが伝わりますね。

このタイプの方は、
常に肩が上がっているので、
「肩甲挙筋」という
頚と肩甲骨をつなげている筋肉と、
「棘上筋」という肩のてっぺんの筋肉がいつもがんばって、
肩を持ち上げている状態と言えます。

頚から、頚と肩の付け根。肩のてっぺんが
「いつも痛い!」という肩こりタイプです。

常に肩が持ち上がっているという事は、
肩甲骨を下に下げる働きの筋肉
「僧帽筋の下部」(背中の下の方の筋肉)が
活躍する出番が無いので、
筋力が衰えてしまっていることが多いです。

いつも働きづめの筋肉は緩めてあげる、
サボっている筋肉は働かせて筋力をつける。
これがコツとなります。

では、”いかり肩”の改善ストレッチです。

「肩甲挙筋」のストレッチは、”なで肩”の時と
同じ筋肉なのでストレッチも同じです。

●右肩をする場合です

1、左手で右肩を押さえます
  その時、右手は斜め下に伸ばしてください。
2、その状態から顔を左側に向けます。
3、真横をむいたまま、鼻が左肩に付くように
  下に向けてください。
  すると、右の首が伸びるのを感じます。
4、次に、そのままもっと後ろをのぞきこんで
  ください。
5.しっかり後ろがみれたら、次はそのまま顎を
  すこしずつ上げましょう。

ご自身が「一番気持ちいい」と感じる位置を探してください。
「効いてる~。」「頚伸びてる!」「「肩伸びてる!」
というのを味わってくださいね。

これを、息を止めないように気持ちよく
ひとつの動きを20秒くらいずつで行ってください。

これを、3回くらい。

頚から肩にかけての筋肉がしっかり伸ばされたら、
次は反対側の左をしてください。

次は、上がった肩を下げる運動です。
自然にしていると、肩があがるので、
意識して「下げる」ことをしていきます。

一番簡単なのが、
自分の背中をさすっていく動作です。

背中の腰の辺りに両手を当てます。
そのまま、おしりに向かって手を下げていきます。

このときに、お腹が前に出てしまい、
背中が反り過ぎないようにしましょう。
お腹にすこし意識をもって、
出来るだけ真直ぐにしておきましょう。

椅子に座ってするときは、
身体は真直ぐ正面を向きながら、
自分のおしりの下辺りに
何かものを落として拾うイメージで。
しっかり下に手を伸ばしてください。

なれてきたら、一度、鏡で自分の鎖骨の位置を
見ながらしてみてください。

背中に手を当てて下に下げると、
鎖骨が下に下がるのがよくわかります。

その位置を身体で覚えていくのがお勧めですよ。

すっと立った時に、自然に鎖骨がその位置にくる
ような姿勢を身体に覚えさせていきましょう。

肩が開いて下に下がってくると、
胸が開くので、前に行きがちな頭が
真ん中に来るようになってきます。

すると、顎が引けてくるので、
背骨の上にきれいに頭が
乗っかるようになります。

いつも”ねこ背”で顎が上がった姿勢だったのが、
きれいに肩の後ろ背中側が後ろにさがってきます。

姿勢もよくなり、肩こりも改善されるので、
ぜひ試してくださいね。

パソコンなどをよく使われるかたも、
この姿勢をキープできるようになると、
見た目も美しく、疲れにくくなりますよ。

身体作りは、コツコツちょっとづつが大事です。

急に無理して、変に痛みが出ないように
続けてくださいね。

最近、「脱運動嫌い宣言」をしました。
それにともない、ヨガにチャレンジし始めたのですが、
これが面白いんですね。

ストレッチは、いままで自分でも色々試したり
チャレンジしていたのですが、
ヨガの身体の使い方に学ぶことが多いです。

いつものストレッチをしていると
「まだその先、手のひら一つ分向こうに伸ばしましょう~。」
と先生に言われるんです。

「え?まだ伸ばすのか!」と身体が反応すると
さらに向こう目指して、
ちゃんと伸ばそうとするんですね。

「自分では、もう精一杯伸ばしてる!」と思っていたのに。

まだまだ伸びるんです。
これが不思議とね。

自分で「ここまでで充分。これ以上はいかない。」と
制限をかけていたのですね。

でも、「まだまだいけますよ~。」といわれると、
「そうなのね。まだいけるんだ。」と意識が向き
身体が動き出します。

これは本当に面白いな!と思う所です。

妊活も同じですね。
自分は「無理」「これぐらいが限界でしょ」
と思っていても、
「はい、もう手のひら一個分向こうまで。」
といわれると、ちょっとだけ自分の限界を
超えられたりするんです。

ちょっとずつ、身体作りをしていきながら、
自分の思っている「限界」を超えてみてくださいね。

あんがいそれは「出来る」
ものなのかもしれませんよ。

では、次回は池田由芽先生です。
お楽しみに♪


【不妊カウンセリング】ストレス肥満を解消しよう!(20140529)

2014-06-07 [記事URL]

こんにちは。近藤琉水です(^^)

すでに初夏の候、お元気にお過ごしでしょうか。
“五月(さつき)晴れ”と言いたくなりますが、
実は”さつきばれ”は梅雨時の晴れ間のことを指します。
今頃の晴れは”五月(ごがつ)晴れ”と言わないといけないみたいです。

ということで、今はまだ「ごがつ晴れですねぇ~(^_^)v」

一か月前はまだ朝晩が寒かったのですが、
一気に暑くなりましたね。
身体はついてこれてるでしょうか?!
今年も熱中症が気になる時期になってきました。

この季節はバラが美しく、他にもさまざまな花が
咲き誇っています。
ゴージャスな花々を見れば心も豊かになりますね。
これから暑くなれば苦行になってくるウォーキングを
楽しくするためにも、お花ウォッチングはおすすめです。
紫外線対策バッチリで、途中で水分補給するためにも
水筒を持っておでかけくださいね!

ところで、全然関係ないんですが、、、
今日は私の誕生日なんですよ(*^。^*)
今年もまた、無事にこの日を迎えられました。
まずは産んでくれた母に感謝したいと思います。
生きていることは「あたりまえ」ではありません。
さまざまな奇跡の連続で命を受けて生まれてきました。
有り難いことなんです。
この命が誰かの命のためになりますように。
それが生まれてきた目的です。
これからも誰かのお役に立てますよう、精進します。
すべてにありがとうの気持ちを込めて。

さて、今日は【ストレスによる肥満】についてお話します。

“ストレス性不妊”というのは実際ありまして、
不妊自体がストレスのモトになっているケースは
改善するのがかなり難しいと言えます。

ストレスがかかった状態は、身体が交感神経優位の
“戦闘態勢”に入っているわけですから、
それこそ「闘うか?」「逃げるか?」という切羽詰った状況です。

そのようなときの身体の環境は、本来リラックス状態で成り立つ
妊娠とは程遠いのです。
内分泌系、神経系、免疫系。
身体を制御している系統すべてが影響を受けますので
「たかがストレス」とは決して言えないのです。

一瞬のストレスであれば、すぐに回復するのですが、
長期間ストレス下に置かれると、交感神経の働きが低下します。

交換神経は脂肪の分解や燃焼、代謝に関係しています。
いわゆるストレス・ホルモンのコルチゾールが分泌されると
脂肪を蓄積させやすくなり、食欲に歯止めがかからなくなる
とのことです。

ストレス太りの原因は自律神経の乱れだったのです。

ストレスから抑うつ症状が出て痩せる、という方も多いのですが、
胃腸が弱くない方だったら逆に太ってしまうこともあります。

ホルモン療法で太るのも、これが原因では?
という気もします。

ストレスから身を守るために、さまざまな反応が表われますが、
食欲を満たして満足感を得ることで誤魔化す、ということも
人間はやってしまいがちです。

満腹感は一種の幸福感をもたらしますので、もともとのストレスを
一瞬忘れることができるんですね。
一度その味を占めてしまうとリピートしてしまうことに。

怖いですねっ(-“-)

もし異常な食欲を感じたときは、ちょっと立ち止まって
「なぜ食べたいのか?」を自分に尋ねてみてください。
前回の食事の量が少なかったとか、運動量が激しかったとか
そういった理由ならいいのですが、そうでもないのに
「異様に食べたい気持ち」が起きたときは要注意です。
がっついてしまう自分に「待った!」をかけられるかどうか。
そこにストレス太りを解消できる鍵が隠されているのです。

もちろん、うっかり食べ過ぎてしまったとしても
身体を動かすことで体重コントロールは可能です。
食べないダイエットは身体に悪いので、健康に痩せたい方は
運動も真剣にやっていただきたいのです。

しかし! 運動でカロリーダウンするのは至難の業だと
これを見るとわかります↓

http://medical.yahoo.co.jp/diet/column/2818/
食べたお菓子をなかったことに!運動で消費する目安とは?

身体の気・血のめぐりをよくするために、
身体を動かすことは絶え間なくやっていただきたいのですが、
おやつは辞めようか・・・という気になっていただければ幸いです。

次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに!


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