ブログ一覧

不妊鍼灸.net へようこそ

【食養生で妊娠力アップ】冬の味覚-海老芋(20131226)

2013-12-28 [記事URL]

こんにちは。近藤琉水です(^^)

いよいよ2013年も残すところ後わずかとなりました。
クリスマスが終われば、お正月色一色ですね。
新年を迎える準備、進んでいますか?

門松やお飾りが消えていってますので
それほど準備することもないのですが、
やっぱり年内に大掃除は終えないと
メンタル的に新年を迎えられない気がしてしまいますね(^_^;)

お節もお取り寄せを利用される方が増え、
一から材料を揃えて自分で、というのも珍しくなりました。

お雑煮と、あともう一品くらいお正月らしさのある
お料理を用意したいですね。

今日はそんなときにピッタリな食材をご紹介していきましょう!

本日のテーマは”海老芋(エビイモ)”です。

エビイモはサトイモの一種で、湾曲した形が特徴的です。
そして、横縞があることから”海老”に見えるということで
そんな名前がつきました。
高級食材の京野菜の1つで”京芋”とも呼ばれます。

通常のサトイモよりも粘り気が強く、ねっとりしています。
キメが細かくて煮崩れしにくく風味も良いため、
人気のあるお芋さんです。

親から子へと次々増えて成長するため、縁起物なんですよ!
ベビ待ちさんにピッタリではないですか?!

ぜひお節の一品に加えていただきたいですね。

栄養面は、サトイモと同じと考えてください。
主成分は糖質とたん白質。
ビタミンB、カリウム、そしてぬめりのもとのムチンが豊富です。
100g58kcalと意外と低カロリーです。

ムチンといえば、肝臓や腎臓を丈夫にし、
老化防止にも役立つので、妊活にうれしい栄養素ですよね!

東洋医学的にもサトイモと同じと考えてくださいね。
滋養強壮、慢性疲労に効果的。
消化を助け、胃腸を丈夫にしてくれます。
また、水分代謝が悪くてたまってしまった”痰”
(ガラガラ、ペッ!ってするのとチョット違います)を
取り除くのにも役立ちます。

体質を選ばず食べて得する食材ですが、
生まれつき胃腸が弱く、虚弱体質の方は
食べ過ぎないように気を付けないといけませんね。

エビイモを使ったお料理で有名なのは、
なんといっても”芋棒”

エビイモを棒鱈と一緒に時間をかけて炊いたものですが、
なんといっても棒鱈(カチカチに干した真鱈を何日もかけて
戻します)の出汁をエビイモが吸って絶品ですよ♪

京都には芋棒の専門店もあるくらいです。

豆知識としては、エビイモの茎が「ずいき」ですよ。
京都ではお漬物が好まれています。

ねっとりした食感を最大限に活かすためには
やはり煮物が一番かなと思います。
お揚げと一緒にシンプルに、薄味で。
あんかけも上品な一品になりそうです。

ちょっと変わったところでは、
唐揚げにするのもオツだそうですよ!
下味をつけてから、カラッと揚げてみたら
男性受けもいいかもしれませんね(^^)

少し前に、残留農薬の報道がありましたので
できるだけ安全な農法で栽培されたものを
選ぶようにしてくださいね。

これはエビイモに限ったことではありませんけれども(^^)

次回は岡井先生が担当です。

それでは、みなさま。
どうぞよいお年を!
また来年お会いしましょう(^^)/


【お身体を動かして妊娠力UPする!】ウォーキング時もやっぱり姿勢が大事!

2013-12-10 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

大阪は、寒波に襲われ
年末並みの寒さに襲われています。

昨日はビルの谷間の風がきつくて、
自転車で走っていたら
横に吹き飛ばされてしまいました。
こんな風初めてです!

何とか、わずかに残っていた運動神経が頑張ってくれて、
歩道の縁石に突撃しそうになりながらも、
転ばずに済みました。

「テニスやってて良かった~」と、
心から思いました!(笑)

ラッキー♪神様ありがとうございます。

そんな、異常気象続きの日本ですが、
負けずに元気に身体を動かしていきましょう!

妊活にオススメは、やっぱりウォーキング。

そして、ウォーキングに慣れてきた人でしたら、
ごくごく軽いランニングを初めてみませんか?

そのウォーキングをするにも、軽いランニングをするにも
やっぱり姿勢が大事です。

ウォーキングに使う筋肉というのは、
腿を挙げる太ももの前の筋肉かと思いがちですが
実は背中側の筋肉が大事なんです。

肩甲骨の間の筋肉、
腰でもインナーマッスルといわれる腸腰筋、
お尻の筋肉、太ももの後ろの筋肉。

これらを使って、しっかり背中を起こして体幹を立てると、
体幹の大きな筋肉をの力をうまく脚に伝えることができます。

そうすることで、楽に歩けるようになりますし、
膝や腰への負担を減らすことができるんです!

「ウォーキングすると膝や腰が痛くなる!」
という人は、もしかして姿勢がわるいのかも?

試しに、背中を丸めた状態でつま先立ちになってください。
そのまま、ストンと地面に踵を落とします。
すると、腰にズシッと衝撃がかかるのが分かります。

今度は、背筋をキチンと伸ばした状態でつま先立ちしてください。
そのままストンと地面に踵を落とします。
ぜんぜん、衝撃が違うことがわかります。

ウォーキングをしながら、
常にこの衝撃が腰や膝にかかると思うと、
それは大変ですよね。
痛くなるはずです。

まずは、肩甲骨からお尻、モモ裏の筋肉を使って、
上体を起こした姿勢作りから初めてくださいね。

丸い背中も、反りかえり過ぎてお腹を突き出している姿勢も
ダメですよ。

胸をしっかり開いて、肘を後ろに引くように腕を
振ってくださいね。

しっかり正しい姿勢でウォーキングが出来るようになれば、
軽いランニングにチャレンジしてみてくださいね。

そのためにも、ウォーキングからがんばりましょう♪

目標は30分。

お散歩感覚から初めて、意識したウォーキングに
移行していってください。

気血のめぐりがよくなって、
クヨクヨ気分も解消されますよ♪

嫌な事は、汗と一緒に身体の中から
流していきましょう!

ついでに脂肪もなくなれば一石二鳥。
妊活にもなるし、一石三鳥かもしれません!

楽しく元気にお身体作り。
プラス美容にもいいなんて、
いいことだらけです♪

では、次回は池田由芽先生です。
お楽しみに♪


【不妊カウンセリング】心にご馳走(=感動)を!(2013/11/14)

2013-11-28 [記事URL]

こんにちは。近藤 琉水です(^^)

巷ではもうクリスマスソングが鳴り響いています。
焦りますよね、なんだか。
もうちょっと待って!

街に出るとなおさら、かきたてられるので、
なるべく自宅近辺で用事は済まし、
やるべきことをキチキチッと片付けていきましょう!
焦らずいきたいものです。

さて、みなさん、日々感動していますか?

毎日の暮らしのなかで、感動することは”金”です。

平凡な毎日に埋もれてしまっていては
もったいないですよ!

「ステキ」

「すごーい」

「うれしい」

「やった」

「かわいい」

なんでもいいのです。

「1日に何回でもいいから感動なさい」
とデビ夫人も言ってることですし(笑)

本を読んでも、飼い猫ちゃんのしぐさでも、
お花屋さんのバラでも、借りたDVDでも、
なんでもいいですよ。

些細なことでも瑞々しい感性で見つめれば
感動の種を見つけることができるはずです。

もしくは、その感性を磨きましょうか。

だいぶ前になってしまいましたが、
日本シリーズを観て感動して涙しました。
運動音痴で野球の試合なんか観たことないのに
なぜかその試合だけ観戦したら
気持ちが高揚して泣いてしまったんですよ。
その後はなんだか気分がスッキリして
エネルギーチャージできた感覚を覚えました(^^♪

心が震えることは身体にも影響します!

感動のように、いい震え方は必ずプラスに働きますよ。

いちいち大泣きするほどいかなくても、
プチ感動が多ければ多いほど、身体は喜びます。
そして、良い方向に身体を導いてくれます。

ホルモンバランスが崩れている方は、
とくにおすすめします。

「美しい」「かわいい」「いい香り」
そんな感動のシャワーを浴びてみてください。

よく、赤ちゃんや妊婦さんの近くに行くといいって
言いますよね?
妊娠菌は感染するそうですし、
赤ちゃんや妊婦さんが持つ独特のオーラに接して
心が震える体験をすることで、身体が反応するのです。

ただ、妊婦なんて見るのもイヤ! という方は
その効果が薄れるのは当然ですね。

むしろ逆のマイナス影響が出てしまっても
仕方がないかもしれません。

イヤだなと感じてきた方は「いい気をもらえるんだ」と
発想の転換をしてみてください。
「心にも身体にもいいし、ホルモンにもいいんだよね」
とご自分に言い聞かせてみてくださいね。

遠ざけてしまっては、もったいない!!

毎日何度も感動して、赤ちゃんや妊婦さんからいい気を
いただいちゃいましょう。
きっと身体は喜びますよ♪

どんなときもマイナス思考しかできなくなっている方、
ご自身を責めないでください。
それだけ心が弱っているのです。
心に栄養を与えるためにも、感動は劇的に効きますよ!

感動を探して生活しましょう(^^)/

最初は難しいかもしれないですが、
なにごともトレーニングです。
「お味噌汁が美味しくできた(^_^)v」でもいいんです。
「こんなところに草花発見(^^♪」でも。

“プチ感動”は心のご馳走です。

心には贅沢させてあげましょうね~(^○^)

次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに~(^^)


【季節の養生法】これからの季節にぴったりの休日の過ごし方~温泉~(20131101)

2013-11-01 [記事URL]

こんにちは!池田由芽です(^^)

今日はハロウィーンですね♪
各地で仮装パーティが開催されていて楽しそうです。

日本ではお店にハロウィーングッズが並んだり、イベントなどが行われることはありそうですが、他の国ほど盛大に祝うことはあまりないようです。

イギリスやアイルランド、アメリカ、カナダなどの国ではハロウィーンの日にはすごくにぎわうそうですよ!

ハロウィーンが終わると途端に11月が始まります。

秋はやっぱり短いようで、すぐに寒くなりそうです。

寒さ対策、大丈夫ですか?!
ゲストの中にはもう足が冷えている方がけっこういらっしゃいます。

今でこんなに冷えていたら真冬が心配です((+_+))

もうすぐ連休です。『もうすでに冷えてきたな~』という方も、
『まだ冷えていないけど、そろそろ冷えそう』という方もお休みの日におすすめのプランがあります(*^^*)

“温泉”です!
日頃の日常を忘れてゆったり癒されませんか?

私自身、休日はたまに温泉をゆっくり満喫しに行きます。

身体の芯から温まり、リラックスできるので心も身体も楽~になります。

普段はそんなに疲れを感じていなくてもゆっくり温泉に入ると、
驚くほど身体が軽くなった!
という経験はありませんか?

それは日々の疲れを自覚していないだけで、知らず知らずのうちにケアしきれていない、日頃のお疲れがお身体に蓄積されているのです。

そのお疲れがひどくなる前にためないように予防することが大切です。

温泉に入ると、健康に毎日を過ごすためには排除したい、疲れはもちろん、冷え、肩こり、などがスッキリとれるので、温泉でゆったりした後は、元気な姿でまたいつもの生活に戻ることが違います。

せっかく温泉がたくさんある日本に生まれたのですから、どんどん活用したいですね。

温泉は日本にはたくさんありますが、それだけでなく実は温泉は歴史も古いのですよ。

日本では、縄文時代から温泉が使われていたそうです。6000年も前ですよ!
温泉が古くから美肌と健康によいとされてきたそうです。

温泉ができるまでの成り立ちにはいくつかパターンがありますが、日本に多いのは「火山性温泉」だそうです。

雨水や海水などが地中に浸透し、地の奥深くのマグマによって温められて、地表に湧き出したものが温泉です。

ということは、温泉は、地球が活動している結果、生じるものです。
地球の”生命エネルギー”が生み出したものなのですね。

温泉に入ることによって自然の恵みをそのままいただき、マグマの温めるパワーも働いて、私たちの身体はすぐに温かくなります。

私たちの身体の中にもマグマのような、身体全体を温める働きを担ってくれているところがあるのですが(腎の働き)、温泉に入ることによってそのパワーに直接働きかけて全身をポカポカにしてくれるのです。

つまり、言い換えると、生命エネルギーが高まります。

その結果、代謝や血のめぐりがよくなり、免疫力も上がります。

そうすると、妊娠力も高まります。

さらに温泉に入ることによって水圧が加わり、マッサージ効果も期待できるので、水のめぐりもよくなります。
なので、むくみやだるさも楽になります。

そして、自然を目の前に五感を通じて心身ともにリラックスできる空間は日常では味わえない”安らぎ”を
与えてくれますよ(^^)

いつもがんばってくれているお身体に『ありがとう』の気持ちを込めて温泉で至福のひとときを過ごしませんか?

次の連休のご予定がまだの方はよかったら、ぜひ足を運んでみてくださいね~(^^*)

只今、馬場聖鍼堂は11月3日(日)まで休診日です。
4日(月)からは平常通り診療スタートですよ。

次は近藤先生の担当です!
お楽しみに~♪


【サプリと妊活】効果的なサプリは?(20131003)

2013-10-05 [記事URL]

こんにちは。近藤琉水です(^^)

早いもので、もう10月ですよ。
まだ日中は暑いですが、朝晩はすっかり涼しく
そして日が短くなってきました。

行楽シーズン到来ということで、
連休もありますし、楽しい計画目白押しでしょうか(^^♪

年末近くなるとバタバタ忙しくなりますから、
それまでの時期はゆったり気分で優雅に過ごしましょう!

さて、最近よくサプリのご質問をお受けします。

ですので、今回は栄養をテーマにお送りしようと思います。

≪質問≫
「妊娠を目指していますが、
 やっぱりサプリは飲んだほうがいいですか?」

≪答≫
絶対飲まなきゃダメということはありません。
むしろ、安全でバランスの良い食事を正しく食べることで
栄養的にも十分であれば、不要だと思います。

ただし、現実はそんな理想的にはいきませんよね。

まず、まったく安全な食品を見つけることが困難です。
無農薬、有機栽培で、丁寧に生産された食材。
手に入るなら、ぜひ。
完璧は無理でも、できるだけ安全なものを求めるほうが
やっぱりいいですよね。

そして、食事のあり方。
3食とも、規則正しく、ゆっくり時間をかけて
いただけてますか?
朝ごはん抜きとか、お昼はコンビニ食とか、
夜は飲み会で遅い時間にシメのラーメンとか、
そんな現状ではありませんか?

内容もどうでしょう?
たん白質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維、
彩も良い食材が食卓に並んでいるでしょうか?

現代人の食生活って、かなり問題が多いですよね?!

だからこそ、サプリが補ってくれるのです。

ただし、サプリに頼るのはNGです。
「サプリ飲んだからご飯食べなくていい」なんて
本末転倒もいいところですものね。

やっぱり栄養素は食品をしっかり咀嚼して
体内で分解して吸収するのが一番いいようにできているので
それを忘れてはいけませんね。

さて、現代人に欠けやすい栄養素、
そのなかでも特に妊活中の方に欠かせないのが
葉酸、亜鉛、鉄分、ビタミンEなどですね。

葉酸はビタミンB群のひとつで、細胞分裂やDNA合成に関わり、
胎児の成長過程に絶対不可欠な栄養素です。
妊娠前から多目に摂取することで、胎児の先天性奇形などを
予防することができます。
水溶性なので体内に長く留まりませんから、
一度にたくさん摂っても効果は持続しません。
定期的に摂取する必要があるでしょう。

ただ、葉酸のみ単独で摂ったらいいわけではなく、
ビタミンB12(レバーや貝類などに多いです)も
一緒に摂るようにしたほうがいいのです。

次に亜鉛ですが、新陳代謝を活発にする働きがあります。
細胞分裂が正常に行われるために必要なんですね。
性機能の維持するためにも必須のミネラルと言われており、
ホルモンなどの物質の合成や活性化などにも関わっています。

亜鉛は活性酸素を抑える抗酸素酵素の構成成分になりますので
老化やガンを予防する作用があります。
アンチエイジングですね!

欠乏すると、不妊症、男性の性機能不全、胎児の発育不良、
そして流産なども引き起こし、味覚障害、免疫力の低下
などの原因ともなります。

お酒をよく飲まれる方は不足しがちになりますので
ご注意を!

こちらも吸収率を高めるために、レモンなどに多い
クエン酸、ビタミンCや、上述の葉酸と一緒に摂取するのが
おすすめです。

どちらもコツコツと積み重ねが大事な栄養素であること、
そして単独ではなく、”食べ合わせ”が重要です。

このことから見ても、単独の栄養素が詰まったサプリより
バランスの取れた食事のほうがベターなのはわかりますよね。

そして、サプリには添加物も多いのが心配なのです。
かなり人工的・化学的な”栄養”だといえます。

そうしたことを踏まえたうえで、サプリは摂取してください。

栄養補助としては、できるだけ自然に近いものがいいです。
抽出されたエキスがカプセルや錠剤になったりしているより
たとえば絞ったままのジュースやフリーズドライなどだと
まだ加工の過程が少なくていいのでは? と思います。
栄養素も複数豊富に含有されているのが特徴ですね。
原料が無添加・無農薬というザクロジュースがありますが、
子宝にも効果があるとのことですので、
ご紹介しておきましょう。
葉酸も入っていますよ♪
http://www.zakuroya.com/contents/zakuronosizuku.html

楽しく食べたり飲んだりして、効果的なベビ待ちを!!

次回は池田先生の担当です。
どうぞお楽しみに!


【季節の養生法】秋の過ごし方(20130920)

2013-09-20 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の池田由芽です(^_^)

だんだん秋らしさが増して来ました。

みなさまは秋と言えば何を思いつきますか?(^^)
ハロウィン、読者、秋刀魚、栗、柿など、
秋には様々な楽しみがありますね。

食べ物も美味しくて
「食欲の秋」とよく言われますが、
もうすでにこの「食欲の秋モード」に突入して
胃腸が疲れているゲストがいらっしゃいます。

美味しくても食べ過ぎ予防のために
腹八分目を心がけましょうね!

秋には、他にも紅葉やお月見など、
情緒あふれる秋ならではの魅力が盛り沢山です。

私も秋になると毎年紅葉を観に出掛けます♪
趣があってステキですよね。

また、東洋医学的に秋の気は燥気が多いので、
空気が乾燥しています。
だから、カラッと秋晴れの日は気持ちがいいですよね。

なので、秋の季節は四季の中でも過ごしやすく、
『ずっと秋が続けばいいのに。』
と言うお声をよく耳にします。

実際にはそんな期待とは裏腹に
どんどん秋が短くなっている気はしますが(^_^;)

秋は東洋医学的に五臓で言うと、
肺と関係しています。

また、皮毛とも関わります。

秋は空気が乾燥していることにより
のどや鼻に渇きを感じることが多くなります。

そして秋が深まってくると、
鼻水や咳といった症状をきたしやすくなります。

このような症状を感じたら
無理して発熱でバタンキュー
ということにならないように
早寝をするなどして、
きちんと養生していきましょうね。

さらに、東洋医学的に秋の色は白、
秋の味はピリッとした辛い味です。

辛い味の食べ物、例えばスパイス類などは
唾液の分泌を助けてくれる効果があるため、
消化をサポートします。

さらにその香りで気のめぐりも
よくなるのですよ。

さらに秋を快適に過ごすために
旬のものがおすすめです♪

ニンジン、さつまいも、里芋、山芋、ごぼう、
れんこん、茸、ブロッコリー、
カリフラワーといった秋野菜などを
いただきましょう。

他にも秋刀魚、さば、いわしなども
脂がのっておいしいです。

旬のもの食べることは
自然の道理にかなった食べ方です。

私たちも自然の一部ですから、
自然環境に合った食生活・過ごし方をすることで
その季節を元気に乗り切ることが出来ます。

さらにそれが次の季節の体調にも
関わってくるのですよ~^^

普段の生活に季節感をプラスして
秋を堪能してくださいね(*^_^*)

次回は近藤琉水先生の担当です。
どうぞお楽しみに!


【身体を動かして妊娠力をUPする!】動的ストレッチ① (201300905)

2013-09-10 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

猛暑が続いた8月でしたね。
熱中症がこんなに話題に上がった夏は初めてでした。

9月になり、朝夜の気温が落ち着いてきています。

少しは眠りやすくなったかと思いましたが、
扇風機は風が寒いし、
何もしないと暑くて眠れなかったりします。

寝冷えしないように、気を付けてくださいね。

では、【身体を動かして妊娠力をUPする!】

引き続きストレッチをテーマにしています。

今回ご紹介するのは、
『バリスティック・ストレッチ』です。

これは、反動を上手く使って行うストレッチです。

筋肉の動きをよくするのが目的です。
筋を伸ばすという目的で行うストレッチではありません。

これは、一般的に『動的ストレッチ』と呼ばれています。

『動的ストレッチ』には、二種類あるのですが、
そのうちの一つです。

『バリスティック・ストレッチ』は、
反動をつけてリズミカルに行うストレッチです。

反動を使うのは、『静的ストレッチ(スタティック・ストレッチ)』とは違い
伸張反射を利用したストレッチだからです。

『静的ストレッチ』は、じっと静かに筋肉を伸ばし続けることで、
筋肉を緩めて伸ばすストレッチです。

20秒~30秒と、筋肉を伸ばし続けると
筋肉の腱にあるセンサーが反応して、
「これ以上伸ばす力に抵抗したら、切れちゃうよ!」
という信号がでます。

その信号を受けた脊髄が、筋肉を支配するアルファーニューロンに
「抵抗をやめなさい~!」という指示を出します。
そこで、筋肉が弛緩して伸びるのです。

『バリスティック・ストレッチ』は、反動をつけて
筋肉を大きく動かして伸ばすのが特徴です。

反動を使って急に筋肉を伸ばすと、
筋肉の中の筋紡錘というセンサーが興奮します。

筋紡錘が興奮すると、脊髄はアルファー運動ニューロンを活性化して
筋肉を反射的に収縮させます。

この筋肉が収縮するときに、大きな力を発揮するのです。

これは、普段私たちも無意識に使っていて、
ジャンプするとき一たん膝を曲げてかがむのも、
この反射を使っているからです。

膝を一たん曲げると、太ももの前の大腿四頭筋が伸びます。
その筋を伸ばしておいて、次縮むときのタイミングで飛び上がると
より高く飛べるのを経験上知っているからなんですね。

イチ、二、イチ、二とリズムを付けて反動をつけた動きをします。

収縮と弛緩を交互に行い伸張反射を繰り返すことで、
筋肉の動きをコントロールする部分が興奮します。
すると、筋肉が動きやすくなるのです。

これは、ストレッチでも「運動前に行うストレッチ」に向いています。

代表的なのが、【ラジオ体操】ですね。

朝、身体を動きやすくするために【ラジオ体操】をする。
スポーツをする前に体操をする。

これらも、身体の動きをよくするための
まさに準備運動としてなんですね。

みなさんも、身体づくりのウォーキングの前に
【ラジオ体操】をしてみませんか?

身体にスイッチが入り、運動をするための筋肉が
活発になりますよ!

一日の始まりの朝に、やる気スイッチを入れるためにも
【ラジオ体操】をおススメします♪

小学生のころの「夏休み」を思い出しますが(^^*)
日本人であるなら誰しも知っている体操です。

【ラジオ体操】は、身体の筋肉のあらゆる動きを考えた体操で、
すべての動きが体験できるそうですよ。

普段使わない筋肉を動かすにも最適です♪

ぜひ、昔を思い出しながら楽しんでみてくださいね。

では、次は池田由芽先生がお送りします。
楽しみにしてくださいね♪


【食養生で妊娠力アップ!】夏の味覚-えんどう

2013-08-30 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

夏休みも終盤戦ですね。
お盆休みはいかがだったでしょうか。
お疲れは残っていませんか?

今年の夏もまた、猛烈に暑かったですね。
一体、どこまで行くのでしょうか。
8月も下旬とはいえ暑さはまだまだ続きますから
引き続き熱中症対策や日焼け対策や
夏モードでいきましょう。

さて今日は、本来夏の味覚ですが、旬がわかりにくくなっている
えんどう豆を取り上げてみましょう。

春先にはサヤエンドウ、キヌサヤとして緑鮮やかな莢を食べる野菜
として出回ります。

夏に丸々とふくらんだ生の豆はグリーンピースとして有名です。
実を食べるものとして、ウスイエンドウという種類は
豆ごはんに最適ですよね。

莢と豆の両方を楽しめるのがスナップエンドウです。

豆類というより、甘味があって食べやすい野菜です。
お弁当の彩りにも人気が高いですね。

原産地は地中海沿岸地域です。
今から3千年以上も前ですが、ツタンカーメン王のお墓からも
発見されています。
日本には8~10世紀に伝来していますよ。
わりと歴史は古いですね。
本格的な栽培は江戸時代に入ってからのようです。

栄養面を見るときは、莢を食べるときと豆のみとでは
ちょっとした違いがあります。

サヤエンドウは緑黄色野菜になり、カロテンが豊富です。
これは他の豆類ではあまりないのですよね。
そしてビタミンB群、C、そして食物繊維です。

ビタミンB群、特にB1は炭水化物をエネルギーに変えるときに
必要なんです。
つまり、糖質をよく食べる方は一緒に摂ると効果的ですね。
糖質は分解されないと乳酸などがたまり、
疲れやすくなったり、むくんだりしますよ。

グリーンピースはビタミンCの代わりに糖質が多いです。

スナップエンドウはビタミンCが豆類の中では特に多いです。

それぞれの季節に楽しめると同時に栄養もしっかり接種できます。
豆類特有の、良質の植物性たんぱく質を摂取できるので
肉類(動物性たんぱく質)が多い方は、バランスをとるため
豆類を取り入れていただきたいですね。

それでは漢方的に見ていきましょう。
性質は平、つまり寒熱の偏りはありません。
そして潤作用があり、五臓では脾胃に入ります。

東洋医学的な効能としては
健脾利湿、つまり胃腸の消化機能を高め、身体の余分な水分を除きます。
生津、つまり唾液をはじめとした体液を増やします。
解毒、特に皮膚の炎症に効果があります。

体質的には、身体にたまった余分な熱を除く性質もあるので
身体が熱っぽい”陰虚”体質や高血圧の方によいでしょう。
糖尿病の方(予備軍含め)にもおすすめです。

そして、むくみなど「水毒」のある方に適しています。
また、吹き出物や湿疹ができる方に向きます。

ただ食べ過ぎると消化しづらくなるので、
普段から食べ過ぎでお腹がつまっているタイプの方や
胃腸が弱い方は要注意です。

食欲不振にもよいので、暑い時期にいいですね。

豆苗(とうみょう)ってご存知ですか?
あれは、えんどう豆のスプラウトなんですよ。
手軽に使えるので、便利ですよね。
栄養価も、なんせ「もやし」ですから、とても高いんです。
炒め物や汁物などに、ぜひ使ってみてくださいね。

えんどう豆の豆知識を1つ。
キヌサヤは「絹さや」、莢同士がこすれ合う音が
衣(きぬ・絹)ずれににているから、ということです。
ちょっと雅な感じですよね(*^。^*)
スナップエンドウは英語の snap からきています。
「ポキッ」「パチッ」みたいな擬音語ですが、
莢を折るときの音を表わしているんですね。

豆ごはん、おいしいですよね♪
色は悪くなってしまいますが、やっぱり最初から
米と一緒に炊くと、ほくほくしますし香りもご飯に移って
美味しく感じます。
色重視なら、ゆでた豆を後から投入ですね。
食欲が落ちる夏でもご飯が進みます。

カレーや卵とじもいけますよ。
旬の頃に冷凍しておくといいですね!

美味しくて栄養たっぷりのえんどう豆をぜひいただいてください。

次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに!


【季節の養生法】湿を追い出して身体の中をお掃除編(20130808)

2013-08-09 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の池田由芽です(^_^)

昨日は立秋でした。

「こんな暑いのにもう秋?」
という気持ちを感じずにはいられませんが、
自然界ではもう秋なのです!!(^^)

とはいえ、今週末は一段と気温が上がるそうです。
少し気を抜くと熱中症になってしまいます。
こまめに水分を摂ったり、睡眠をしっかりとって
お盆をゆったり楽しめるように
体調を万全にしていきましょうね(^o^)

湿気が身体を包むこの季節。
みなさん、最近こんな症状はありませんか?

・むくむ
・痰がからむ
・動悸がする
・食欲がおちる
・胸がつかえる感じがする
・お腹が張る
・下に歯の痕(あと)が残っている

それは身体の中に余分な湿(水分)が
停滞しているサインです。

何気なくこんな症状を感じながらも
「そう言えばこんな症状あるなぁ」と
普通に暮らしていることはよくある話です。

この夏の間に口にしたあらゆる冷たい飲食物、
食べ過ぎ・飲み過ぎ、
水分の摂り過ぎ、
冷房による冷え、
運動不足・・・
などなど原因はさまざまです。

まだまだ暑さが厳しいですが、
昨日で立秋も迎えたことですし、
暦の上ではもう秋。

本格的な秋を迎える前に
身体の中に溜まった余分な湿(水分)を
排出しましょう!

そうすることで、秋の季節を
健康的に過ごすことが
できるようになりますよ(^^o)

では、具体的に体内に停滞した余分な湿は
どのように排出したらいいのでしょうか??

今回はその方法を3つご紹介させていただきますね(*^_^*)

1つ目は、汗です。
汗をかくことによってデトックスすることができます。
これはイメージ通りですね。

大量に汗をかくのがデトックスには最適です。

身体の中の余分な湿とともに毒素も排出されて
身体の中からきれいになるのと同時に、
身体の表面の代謝も良くなることで
お肌もプルプルになります。
美容効果もばっちりですよ♪

運動や半身浴などですっきり爽快な汗を
たくさんかくことをおすすめします!

2つ目は尿です。

利尿作用を高めることで余分な湿を
身体の外へ退散させてしまいましょう。

すいか、小豆、ハトムギ、もやし、
きゅうり、トウガンなどを食べることが
利尿に効果的ですよ。

3つ目は『脾』の働きを調えることです。

脾は胃腸と関係の深い蔵で
東洋医学でいう五臓の中の1つです。

消化や代謝、水分代謝に関わっています。

脾は湿に弱いのです。
脾が弱ると

・手足が冷える
・甘いものが欲しくなる
・食欲がわかない
・むくむ
・便が軟らかい
・思い悩む
・身体が重だるい

などを感じるようになります。

この脾を元気にしてあげることで、
水分代謝はよくなります。

胃腸が病むと脾も病みます。
なので、暴飲暴食はNGですよ~。

また、脾は身体の中では”手足”と関係しています。

ウォーキングをしたり、
エスカレータではなく階段を上ったり、
はみがき中に足踏みをしたり、
近くへ買い物に行くなら歩いていく
など軽い運動でかまいません。

少しの意識の変化→行動の変化→継続

そして、それが習慣となることで
大きな体質の変化につながります。

奇跡的であり、また神秘的な
お子さんを授かるという可能性は
妊活中のみなさんにはあります。

その夢はスカイツリーのように
高く感じるかもしれません。
でも、一気に頂上までジャンプすることは
たとえトランポリンがあっても
難しいかもしれませんが、
はしごの段を一歩一歩上っていくことで
確実に頂上に近づいていくはずです。

今の自分にできることから
コツコツと。

その積み重ねがきっと
ステキな未来へと導いてくれることを信じて。

一緒にがんばりましょう(^^)

妊活に励んでおられる全ての方に
天使が舞い降りますように。

次回は近藤琉水先生の担当です。
お楽しみに~♪


【身体を動かして妊娠力UPする!】ストレッチについて(201030725)

2013-07-30 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

暑い日が続いていますね。
こう暑いと、外に出て運動するというのも
「熱中症に気をつけながら」になってしまいます。

とはいえ、夏こそしっかり汗を流しましょう!

【身体を動かして妊娠力をUPする!】
今回は、ストレッチについてです。

気軽にお家で出来る運動として「ストレッチ」をおススメしていますが、
実はストレッチにも種類があるんです。

そのやり方によって、3種類があります。
1、スタティック・ストレッチ
2、バリスティック・ストレッチ
3、ダイナミック・ストレッチ

それぞれ静的、動的と動きによって種類が分かれています。

今日は、その一つ、「スタティック・ストレッチ」についてお話していきます。

ストレッチの違いについて!ですが、

先ほどもお話しましたが、「静的な動き」と「動的な動き」とに分かれます。

スタティック・ストレッチは、静的なストレッチになります。

反動を使わずに、身体を伸ばして筋肉を柔らかくする方法です。

普段「ストレッチします」といえば、1・2・3・4と、
身体をピョコピョコ動かして、少しずつ揺らしながらストレッチをするのを
イメージされる方が多いかもしれませんね。

筋肉を伸ばした時の「痛み」が、最高に伸ばされた一瞬にだけくるので
なんとか頑張って伸ばせているように思います。

今回ご紹介するストレッチは、それとは全く違う動きになります。

筋肉って、ゴムみたいなイメージですよね。
ゴムも、ビヨ~ン、ビヨ~ンと伸ばすと、伸びて縮んでを繰り返します。

でも、ピーンと伸ばしたまま時間を置くと、伸びたままになってしまいます。

筋肉は、急に引き伸ばされると反射的に縮もうとする力が働きます。
引き伸ばされて、切れてしまうことを守るためのシステムが働くのです。」
伸びると縮むをくりかえします。

静的ストレッチというのは、「筋肉をピーンと伸ばしたままにしていると
筋肉も緩んでくる。」という仕組みを使って緩めていく方法です。

筋肉の長さの情報を見張っているゴルジ腱器官は、
筋肉をゆっくり一定時間伸ばし続けると
「これ以上抵抗したら、筋肉が切れてしまうよ。」
という情報を脊髄に送ります。

すると、反射的に脊髄は抵抗している筋肉に「抵抗を止めなさい」と
指示します。

すると筋肉が抵抗をやめるので、伸びやすくなるのです。

「それだと痛くて伸ばせない」と思われるかもしれませんが、
このストレッチは痛くない所からスタートすることが大事です。

「伸びてるな」と感じる位置まで伸ばして、そのまま30秒キープします。
すると、「フッ」と筋肉が緩むのを感じます。
そこでさっきより少し伸ばしてやります。

そして、また30秒キープ。
また「フッ」と緩んだら更に伸ばします。

そうやって、「痛い」と感じるところまで続けます。

決して無理やり伸ばしてはいけません。

少しづつ、少しづつ、時間をかけて
「痛気持ちいい」と追究していきます。

これは、お風呂上りや軽い運動、ウオーキングの後におススメです。

リラックス効果があるので、活動的に動く前にするのはおススメではありません。

激しいスポーツをする前にこれをすると
パフォーマンスが下がることもあるそうです。
激しい動きが必要なスポーツ前には静的ストレッチはしないのが一般的になっています。
とはいえ、それもその人の身体の具合によるところも多いので、
絶対ではありません。

妊活目的のみなさんでしたら、
普段の運動不足やお仕事疲れが溜まった身体をゆっくりほぐして
リラックスしていただきたい時にピッタリのストレッチといえます!

痛気持ちいい!ストレッチを、時間をかけてゆっくり楽しんでください。

疲れてこわばった身体に、リラックス★リラックスですよ♪

次回は、池田由芽先生です。

お楽しみに♪


PAGE TOP




MENU

CONTACT
HOME