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【不妊カウンセリング】語ることから始めましょう!(20130711)

2013-07-15 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

梅雨明けしてしまいました。
入梅も早かったので覚悟はしていましたが、
同じペースで秋も早く来るとは思えませんね。。。
長い長い夏の始まりです。

梅雨は終わったとはいえ、湿気はなくなりません。
高温多湿の日本の夏ですね。

ベビ待ちさんは夏向きの”温活”と”湿活”を!!
湿気対策で水はけの良い身体にしていきましょう。

とはいえ、乾き過ぎはダメです!
適度な潤いは大事なんです。
でも、水浸しでドロドロなのもアウトですよ~(+o+)

さて今日は、気づけば妊活期間が長くなってしまった方も、
もしかしたら「私”不妊症”?!」と人知れずお悩みの方も、
それぞれ大事なことをお話しましょう。

女性であれば、幼い頃に既に自分が母親になり、
子どもがいる将来像を思い描いた方も多いでしょう。
“ごっこ”遊びを通じて、”お母さん”役を演じ、
夫や子どもたちを世話する母親ロールを楽しんだことでしょう。
仲間内では”お母さん”役は人気NO.1なので、
グループで一番年長だったり、リーダー格の女の子しか
演じることができない特権です。

そんな小さい頃から”お母さん”になりきり、
家族を仕切っていたわけです。
なぜ、おとなになった今、母親になれないのか。

女性なら、自分の理想の家族像をつくりあげ、
伴侶を得る過程で多少微調整や妥協も経験しながら
結婚後には理想の家族に近づけるよう、
一歩ずつ階段を上っていくものなんですよね。

夫婦だけの時間を十分楽しんだ後、
次のステップ、子づくりに進むわけですが、
これまで首尾よく、自分らしく、理想通りに
モノゴトが進んできたのに、この段階でいきなり
つまづいてしまうんです。

そのショック、落胆、ダメージは相当なものです。

それはやはり、女性ならではの、内面的な歴史があるから
ということがありますね。
子どもは何人、女の子ならこの名前で、
一緒にこんなことがしたい、などなど、
それぞれが思い描いてきた家族像が崩れること。
女性自身、はっきりと認識できてないことも多いのですが、
それは言葉にならない深い部分の悲しみなんですね。

もちろん、それまでに培ってきた価値観や常識が崩れることや
(年代的に子ども1~2人の家族があたりまえ、など)
子どもを産む性としての欠損感、
パートナーとの考え方の不一致や擦れ違い、
(義)両親からの期待に応えられない自責の念、
知人・他人の心ない言葉からのダメージ、
仕事との両立の問題や、経済的な事情、などなど、
さまざまな要因も複雑にからみます。

そして悩み抜いて治療を開始したとしても、
出口が見えないトンネル・・・。

“不妊”カップルは、今や6組に1組と言われます。
それくらい”不妊”人口は増えていながらも、
一人ひとりが胸中に抱える悩みの種は小さくなるどころか、
さらに複雑に、巨大化しているように見えます。

そんな嵐のなかで、誰にも相談できずに
一人で苦しんでいる女性が非常に多いのですね。

自分の胸の内を明かす相手が見つからないのです。

とてもプライベートな内容なので、
誰にでも話せるものではありませんし、
また、共感してもらえるかどうかもわかりません。

ただ、思いは言葉にしてみなければ消化できません。

論理的に、上手に作文できなくてもいいのです。
ただ言葉にして口から出してみることが大事です。
一緒にいろんな感情が出てくるかもしれませんが、
語ることで浄化される感情もあるのですから。

気持ちを語ること。
心の声に鍵をかけてしまわずに、外に出すこと。

これ以上我慢しないこと。

そうすることで、重苦しい停滞から一歩ずつ前へ
進むことができるはずですよ。

どうぞ不妊カウンセラーやピア・カウンセラーの
力を借りてください。
クリニックのドクターはなかなか時間がなくて
話を聞いてもらう機会はないかもしれませんから。
クリニックに専用の相談窓口があるといいですね。
そして、私たち鍼灸師もお役に立てると思いますよ。

どうしても語る相手が見つからない方は、
日記でもいいです。
飾らずに、思いを言葉にしてみましょう。

思い悩んでいらっしゃる方は、
少しの勇気を出してみてくださいね。
心が少しでも軽くなり、解放されて、
身体の緊張がほぐれるきっかけとなりますように。

全国の妊活中のみなさんを応援しています。
一人で無理しないでくださいね。

次回は岡井先生の担当です。
お楽しみに!


【鍼灸で妊活】卵子の?質を低下させない方法?をご存じですか?(20130628)

2013-06-28 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅうし師の池田由芽です(^^)

昨日の雨もやみ、穏やかな1日です。
みなさまの今日は充実していますか?(*^_^*)

さて、いつもは【季節の養生法】でお送りしていますが、
今回は【番外編】でいってみようと思います!

『私、妊娠できるのかな?』

『私の卵子は妊娠する力があるのかな?』

『年齢的にも早く授かりたい。 
 そのためには何でもしたいと思っているけど 、
 何をしたらいいのかわからない』

あなたは今、そんな不安を抱いていませんか?

あなたが今ここでこのメルマガを
読んでくださっているということは
お子さんを授かりたいと願っているからですよね。

毎月、生理の出血を目にするたびに
憂鬱な気持ちになる方もたくさんいらっしゃると思います。

学校の教育では教えてくれないことですが、
卵子の質は年齢とともに老化していきます。

現代の「女性が活躍する社会」において
この卵子が老化するという現実は残酷だと感じますが、
時計の針は容赦なく刻一刻と進んでいきます。

最近、注目されていますので
ご存じの方も多いかもしれません。

ですが、鍼灸治療を受けていただくことで
卵子の質をよくすることはできなくても
卵子の質の低下を遅らせることができます。

『卵子の質の低下を食い止めたい』

私達が行っている鍼灸治療は
そんな気持ちをお持ちの方におすすめです。

どうやって卵子の質を守るのか?

東洋医学的に生殖や卵子の成長に関係するところは
腎です。ホルモンにも関係します。

腎には精というものが蓄えられています。
生命エネルギーのようなものです。

精は生きていくためにかかせないもので、
血も精からつくられます。

未妊でお悩みの方はこの腎が弱っている方が
とても多いです。

鍼灸治療ではこの腎のパワーを
補う治療をするだけでなく、
腎のパワーを補うために、
日常生活の中でできる養生法などを
お一人お一人に合った方法で
一緒に考えたり、アドバイスします。

未妊の原因が腎の弱りでない時は
その原因となっているところに
同じようにアプローチしていきます。

原因がたくさんある場合にはお身体全体のバランスを
良くしていくように治療していくのですよ。
そこで気になるのが鍼灸治療の効果ですよね。

実際に馬場聖鍼堂に通っていただいているゲストのお声でも

『鍼灸治療を始めてから卵子の育ちがよくなった』
『働いていなかった卵巣が働きだした』
『卵子の質が1番よいグレードだった。
 こんなことは鍼灸治療をする前まではなかった』
『採卵をしても1つもとれなかった卵子がとれるようになった』

というお声を耳にします。

こういったことは、
その人自身の中に眠っている『自然治癒力』を
鍼灸治療が引き出してくれることによって起こる
嬉しい反応なのですね。

しかも、馬場聖鍼道は関西で唯一の不妊治療専門鍼灸治療院で
未妊治療だけに専念していますので、
未妊の知識が深いこと、
未妊治療で経験が豊富なことからも
その効果ももちろん現れています。

最近では、ここ一ヶ月で妊娠されたゲストは
合計5人もいらっしゃいました。

ほんとに嬉しい限りですね(*^_^*)

また、現在では卵子の質を高める治療は存在しません。

そういった事実もふまえて
『卵子の老化を予防すること』は
これからお子さんを授かりたいと願う方にとって
とても大事なことです。

私達の行う鍼灸治療ではその『卵子の質の低下』を
予防することができるのです。

ここまで読まれて、
少しでも馬場聖鍼堂で鍼灸治療を受けてみたいと思われた方、
私たちキャスト一同はそんなあなたを
いつでも温かくお迎えいたします。

『お子さんを授かりたい』という
ステキな夢の実現に向けて
頑張っておられる方の
お役に立ちたいと強く思っています。

そんな気持ちを込めまして、
始めての方でも来ていただきやすくするために
通常7500円の治療費ですが、
初めての方には無料で体験治療を
受けていただけるようにしています。

無料体験治療に来ていただいた際に、
治療後のアンケートにご協力いただいた方には
もれなくお灸のプレゼントと2回目のご来院(初診)の際に使える
割引チケットもご用意しておりますよ。

お灸はご自身の体質または体調に合ったツボを
選んでお一人お一人にお印をつけさせていただきますよ。

そうすることで、帰宅後もお灸を使ってご自身で
毎日ケアをしていただけます。

今、このサイトにたどり着き、
この記事を読んでいただいていることにも
何か意味があると思いませんか?

あなたが今、この文章を読んでくださっていることも
きっと何かのご縁です。

せっかくの機会です。
お子さんを授かるための近道に一歩前進してみませんか?

ぜひ、妊娠しやすいお身体づくりのための
お手伝いをさせてください。

次回は近藤先生の担当です♪
どうぞ、お楽しみに~!


【身体を動かして妊娠力をアップする!】いつもの動きに『意識』をプラスする!(20130613)

2013-06-18 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

梅雨入りしたはずなのに、全然雨が降りませんね。

やっと雨かと思ったら、台風の影響でいっきに大量の雨となる
地域があるようです。

お出かけの際は、十分に気をつけてくださいね。

【身体を動かして妊娠力をアップする!】をテーマに,

ここ最近はお身体の各部位をストレッチする方法をお知らせして来ました。

今回は、ストレッチから少し離れて、
普段している動きに
ほんのちょっと意識を持つだけ。
いつのも動きなのに『さらに身体にいい!』を
お伝えします。

テーマは「ウォーキング」です。

簡単にできる運動であり、運動量の調節が簡単。
そして、身体の中でも大きな筋肉が集まる脚をしっかり
使って動くことができる「ウォーキング」は、
健康維持のためにも、妊活応援のためにも
大変優れた運動です。

「ウォーキング」といっても、本格的な運動を目的としたものから、
お散歩の延長のものまで様々です。

年齢もみなさん異なりますし、体重増加に悩む方、膝の痛み、
腰痛を持っている。または、ダイエットも込みで考えているかたも
いらっしゃるかもしれません。

ここでは、妊活中の方で「妊娠力UP!」のために、
「お散歩の延長から少ししっかりめに歩こう!」と
考えているかたにおススメのものです。

普段の「ウォーキング」に、ほんの少し意識していただけたら
丁度いいくらいかと思います。

◆時間を意識する

朝方~お昼までの「午前中」の時間がおススメです。

夜の0時からお昼の12時までは、陽の力のピーク(極み)に向かって行く時間です。
ですので、朝目が覚めてからお昼の12時に向かって陽のピークにいく時間に
「ウォーキング」をするのが、一番元気が出てパワーアップできる時間といえます。
朝起きてお日様のエネルギーを受けながら、陽のパワーをしっかりめぐらせましょう♪

午後という時間は、細かく東洋医学的に分けると
陰に向かっていく時間です。
お昼の12時から夜の0時は、陰のピーク(極み)に向かっていく時間です。

夜は「陰」ですので、力をためておくのに向いている時間帯です。
夜にウォーキングに出掛けるかたもいらっしゃいますが、
出来ればお家でゆっくり身体を休める時間として
使っていただきたいです。

東洋医学の【陰陽を意識した時間】に「ウォーキング」を取り入れてみてくださいね。

◆身体を意識する

ただ「ウォーキング」するだけでなく、
「身体を意識して」歩いてみましょう!

ここでは、ポイントは5つです。

1.前の足が着地するとき【踵をしっかり付ける】ことです。
そのとき、足首を反らしてふくらはぎの筋肉を使っている意識を持ちましょう!

2.足裏をシッカリついたら
【踵から親指に向かって体重を移動させる】を意識をしましょう。
親指の先にまで体重を乗せることがポイントです。

親指に体重が乗る前に次の動きをしてしまう、
親指の「付け根」にしか体重を乗せずに歩いてしまう人がいます。

その癖は、『外反母趾』をつくる原因になりますので、
今日から意識して、【親指にまで体重を乗せて!】歩きましょう。

3.後ろの脚です。
身体を推しだす動きです。

これも前の動きの延長で、
【親指にしっかり力をいれて】身体を前に運びましょう。

4.意識するのは【お尻の筋肉】です。
踵がついて、ちょうど脚がまっすぐになる位置にきたら
体重がきれいに脚全体にのっています。
その時、【お尻に力がはいっているか?】意識をしましょう。

後ろ脚で身体を前に押し出す時も、ギュッとお尻が引きしまっているのを
意識しながら歩きましょう。

お尻に力が入らず開いた状態だと、洋ナシ型のお尻になってしまいます。
お尻の筋肉を上手に使って歩くと、ヒップラインがキレイになり
うれしい効果もありますよ!

5.最後は、【骨盤の位置】です。
骨盤が前に倒れすぎていたり、後ろに倒れすぎていたり。
傾きがひどいと、歩くときに使う筋肉自体が変わってきます。

腰が痛くなったり肩が痛くなったり、
余計な負担が身体にかかってしまいます。

歩いて腰や肩が痛くなる人は、まずは自分の姿勢を
鏡などでチェックしてみてくださいね。

以上!ほんの少し【意識する】ことで
同じ「ウオーキング」をするだけでも、
さらにいいことが起こる
「+@」をご紹介しました。

夏バテ防止のためにも、今からしっかりいい汗かいて
身体づくりを楽しんでくださいね♪

次回は、池田由芽先生です。
どうぞよろしくお願いします♪


【食養生で妊娠力アップ】グレープフルーツ(20130530)

2013-06-07 [記事URL]

こんにちは。はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

今年はいつまでも冬が居座り、気温が低い時期が続きました。
例年だとGW頃にはもう初夏の陽気で、半袖で過ごしますが
連休明けでもまだ暖房器具は片付けられずでした。

そして、あっという間に夏が来て、心地よい春はどこへやら?!

年々、春秋がなくなっていきますね。
四季の国ニッポンは、そのうち二季になるのでしょうか(+o+)

「寒い」→「暑い」→「寒い」と急激に変化するのは
やっぱり身体には負担が大きいのです。
緩衝期間が必要ですよね・・・(^_^;)

さて、冬の間は見向きもしなかった食べ物も
気温が上がってくると食べたくなってきます。
水気たっぷりな果物はその典型ですね。

今日はグレープフルーツを取り上げます。

もっとも、現代では年中スーパーに並んでいますし、
ジュースなどに至っては、冬でもお店では氷入りが
引っ張りだこです。

さっぱり爽やか~なのが人気の秘密なんでしょうね!
甘ったるくないのがイイ!

というわけで、巷では大人気のグレープフルーツ。
ちょっと詳しく見てみましょう。
果たして妊活にお役立ちなのかどうなのか?!

グレープフルーツって外国から来たイメージですが、
実は文旦(ブンタン)とオレンジの雑種の自然交配種
なんだそうですね。
西インド諸島原産だそうです。
ブンタンって、日本の柑橘類の王様っぽいです(^^)

今はアメリカ(フロリダ)産が主流でしょうか。
4~6月頃が一番おいしい時期ですよ♪

子どもの頃は酸っぱ苦いのが苦手で、
お砂糖をたっぷりふりかけて食べていた記憶があります。
最近のは新種改良によって甘味が強くなったのでしょうか?
酸っぱ過ぎると感じることがなくなりました。
味覚がオトナになったのでしょうか・・・(^_^;)

グレープフルーツのビタミンC含有量は柑橘系の中でも
非常に優秀で、肝臓の働きを助けて解毒作用を促進、
疲労回復、風邪予防、そして美肌にも役立ちます。
1個食べれば1日の必要量がほとんど摂れるほどですよ!

ルビー種という赤い種類はカロチンが豊富です。
リコピンが多く含まれ、抗酸化作用が強いのです。
アンチエイジングに効果アリですね!
目や皮膚の粘膜強化になりますよ。
食べるなら果肉が赤い種類を選びましょう(^^)/

子どもの頃苦手だった、あの苦味の元は
ポリフェノールの「ナリンギン」という成分だそうです。
脂肪の分解を促進する作用があるので、
高脂血症の予防に、アブラっぽいお食事のお供に、
いいかもしれませんね。

でも、高血圧の薬(カルシウム拮抗薬)を服用
されている方はNGです。
副作用を起こす恐れがありますので要注意ですよ。
また、抗アレルギー薬、高脂血症薬、免疫抑制剤、
睡眠薬、抗不安剤なども、薬の効き目を強くするので
服用中の方は医師に相談しましょう。
なんと、薬を10倍も20倍も服用したことに
なってしまうそうです。
サプリや、カフェインも同様に注意が必要ですよ!
交感神経を刺激して、動悸や頭痛、神経過敏などを
引き起こす可能性があります。

それでは漢方的に見ていきましょう。
性質は寒性、潤、降作用があります。
五味は甘酸苦
臓腑では肺肝脾に入ります。

身体が熱っぽく、気が昇っている方向きということになります。
逆に冷え症、胃腸が弱い方、虚弱体質の方には不向きです。

東洋医学的な効能としては、
行気和胃=気のめぐりをよくし、胃の機能を回復させます。
解毒酒=酒の分解を促進し、二日酔いを解消させます。

気の流れをよくする「理気」作用が強いため、
ストレスなどで気が停滞しやすい方に向いています。

皮の部分は防腐剤がかかっていますので、食べないほうが
いいですよね。
でも、作用としては、化痰(痰を除く)や消食(滞りがちな
消化を助ける)といった効能がありますよ。

ベビ待ちさんも、体質によっては不向きな方がいることを
覚えておいてください。
普段から食欲がなく、身体が弱っている方は控えましょう。
冷え症の方は余計冷えるのでやめましょうね!
食欲旺盛で、お肉もお酒も大好き、という方向きの
フルーツです。

グレープフルーツは冷蔵庫で保存すると酸味が強くなって
美味しくないそうです。
酸っぱいのにあたってしまったときは、
ジュースにしてハチミツを入れて飲むのがいいですね。

あとは、サラダでしょうか?
房から出すのがめんどくさいかもしれませんが(^_^;)

おまけでアロマセラピーも。
食用とは別に、アロマでも人気の香りです。
気分をリフレッシュし、落ち込みを解消してくれます。
ストレスでイライラしたときに最適ですね。
余分な「水」を排泄する作用もありますよ。
むくみが気になる方にもいいですね。

いかがでしょう。
最近人気が高まっているグレープフルーツ。
ご自身の体質と相談して、取り入れるように
してくださいね~(^^)/

次回は岡井先生が担当しますよ~!


【季節の養生法】ベビ待ちの梅雨対策編(20130517)

2013-05-17 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の池田由芽です(^^)

5月も中旬です。
今週から全国的に一気に気温が上がり、
そろそろ、本格的に『夏』ですね。

半袖シャツのサラリーマン、
日傘をさす人も増えてきました。
こんな光景を目にするのにも慣れたことに
季節の変化を感じますね。

さて、夏のお話をしましたが、
その前に忘れてはいけないのが『梅雨』ですよね!

毎年、梅雨が来る度に体調がすぐれなくなる方、
いらっしゃいませんか?

梅雨でなくても、雨の日や湿気が強い日などに
頭痛がしたり、身体が重かったり、
他にもさまざまな症状を感じられる方が
多いと思います。

それは、身体の中にたまった余分な『痰湿』からくるものです。
『痰湿』とは水の循環がうまくいかず、
流れが停滞してできたものをいいます。

痰湿ができると、そのできた場所によって
さまざまなトラブルの原因になるのです。

呼吸器にできれば、ひどくせきが出て、
胸苦しさをおぼえます。
消化器にできれば、お腹が張って、
食欲がなくなったりします。

ひどくなると、食べてもむかむかと気持ちが悪くなり、
吐いてしまうこともあるのですよ。

また一度、痰湿ができると、
そこで水の流れがせき止められるため、
ますます循環が悪くなります。

血の中にも水は含まれていますので、
痰湿によって血流が滞れば、
その分、子宮や卵巣にいく栄養も
届きにくくなってしまいます。

また痰湿の影響で血の中の水も増えると
心臓にも負担がかかり、
動悸や息切れがしたりもします。
これはイメージしやすいですよね。

他にも痰湿はいろんなデキモノの原因にもなるので
皮膚にできればわかりやすいですが、
普段、目に見えない内臓にできると、
ポリープなどになったりすることもあるのですよ。

また痰湿の行動範囲は広く、
その影響は全身いたるところに現れます。

・全身がいつも重く、だるい
・手足が冷える
・顔や手足のむくみ
・頭痛、いつも頭が重い、
・めまいや吐き気がある
・太り気味、水太り
・水のような鼻水が出る
・便がやわらかく、下痢しやすい
・食後の眠気
・甘いものが欲しくなる
・舌苔がぶ厚い
・舌がむくんで大きくなり、歯形がつく

いくつあてはまりますか?

実際、日本人にはこのタイプが多いのです。
というのも日本は比較的、
湿気が多い国だからです。

この『痰湿』は東洋医学的な五臓六腑でいうと、
“脾臓”に関係します。
この脾臓は『湿』を嫌うと言われています。
脾臓が弱ると、先ほどあげた症状が
出てきやすくなるのですね!

脾臓は食べた物から血をつくるために
大切な臓です。
その血がしっかりつくられると、
子宮や卵巣にも栄養が行き届きます。

妊娠力アップには欠かせない存在ですね。

妊娠力アップのためにも
梅雨の時期を快適に過ごすためにも
痰湿をつくらないお身体を
つくっていきましょう(^^)

ということで、目指すは
『水はけのよいお身体づくり』です。

そこでおすすめなのが
“ウォーキング”です。
30分以上歩いて、しっかり汗をかくことが
大切です。

手足は脾臓と関係しているので、
大きく手をふって、大股で歩くことで
より脾臓が元気になります。

脾臓は胃腸と表裏一体の関係です。
脾臓が元気になると、
胃腸も元気になりますよ♪

今はお天気の日が続いていて
快適な気候なのでウォーキングにもぴったりです。

この気持ちの良い季節はそう長くは続きません。

お花や緑もきれいで、今はあちこちにバラが咲いています。
ウォーキングをしながら、
今ならではの季節を堪能しませんか?

脾臓は土の性質を持っているので
土を触るのも脾臓の癒しになりますよ(*^-^*)

今は、子宝アサガオのシーズンです。
アサガオの種をまいたり、
土に触れているだけでも
心身ともに癒されますよ♪

次回は近藤先生の担当です。
お楽しみに~♪


【身体を動かして妊娠力UPする】脚の後ろの筋肉(20130418)

2013-04-23 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

あんなにキレイだったソメイヨシノ。
来年花咲く時のために、準備期間に入りました。

桜は、春の花咲くあのほんの少しの期間の為だけに、
一年間力を蓄えていくのです。

そして、たった半月の間に精一杯咲き誇ってくれます。

そんな桜を、私たちも見習いたいですね!

では、桜に負けずコツコツパワーを蓄えていきましょう♪

夢を叶えるためのお身体作り、
【身体を動かして妊娠力をUPする!】方法です!

今回は、【脚の後ろの筋肉】を柔らかくするストレッチです。

【脚の後ろの筋肉】には、太ももの後ろ「ハムストリング」、
ふくらはぎの後ろ「腓腹筋」などがあります。

ここの筋肉が硬くなると、腰が痛くなったり、
足のダルさの原因になったりする所です。

痛みがあったり、ダルさがあれば、
毎日楽しく過ごすパワーが半減しますよね!

爽やかに、元気に毎日を過ごすためにも、
気血の流れをよくて
心身ともに健やかに過ごしましょう。

では、ストレッチ開始です♪

できれば、お風呂の後の
身体が温まり、血行が良くなっているときにしてください。

1、前屈

床にまっすぐ立ちます。
足は、肩幅より少し狭いくらいに開きます。
ゆっくり息を吐きながら、床に手を付くように
身体を前に倒します。

次は足をクロスして、
左右交互に前屈してください。

みなさんお馴染みの前屈です。
どうですか?
どれくらい付くでしょう。
指先が床に付くぐらいでしょうか。
ぺたりと手のひらが付くでしょうか。

これは、お風呂の中でしていただくと、
より身体が柔らかくなりやすいです。

そのときは、ユニットバスのお宅なら
脚が伸ばせるので座った状態で。
お湯につかりながら
ゆっくり前屈してくださいね。

慣れてきたら、前屈しながら足首をしっかり立ててください。
そして、内向き、外向きと足の方向を変えていくと、
フクラハギの内・外と伸ばせますよ。

2、しゃがんで立つ!
 
足は、拳一つ分開けます。
床に手をついてしゃがみます。

そのまま、手を床から離さないように
立ち上がります。

あれ、立てない・・・?

1で床に手が付いた人も、
反対の動きをすると立てなくなりませんか?

立てた人は、足をそろえてしゃがんでください。
手をついて、立ちましょう。

さっきより、難しくなりますね!

それも出来ちゃう人は、
立ち上がるときに、太ももから
お腹を放さないように意識して、
立ち上がってみてください。

お腹をモモにぴったりつけて立てた人は、
脚の後ろ側、ノビノビ柔らか筋肉です!

お風呂は毎日入ります。

365日、毎日コツコツ続ければ
来年の桜の季節には、柔らか身体になっていること
間違いなしですよ!

ぜひ、続けてくださいね♪

では、次は足立繁久先生です。

【お二人目未妊】の方のおやじ立ち情報満載です!
どうぞ、よろしくお願いします。

しっかり伸ばしていきましょう♪


【不妊カウンセリング】高齢ならではのお悩み(20130404)

2013-04-07 [記事URL]

こんにちは。はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

関西は桜が満開です。
春爛漫ですね♪

青空の下満開の桜のなかを歩くと
しみじみと「日本に生まれてよかった~」と思うのです。

これで花粉さえ飛んでなければ・・・って贅沢な望みでしょうか(^_^;)

季節はこれから一気に夏に向かい、来月にはもう半袖ですよね。
暦のうえでは立夏から夏ですから、GW明け頃からもう夏ですね!

さて、今日は近年とみに増加中の高齢不妊の方々のお悩みに
焦点を当ててみたいと思います。

5年以上前であれば、40代の方が来院されるとまだ驚いていましたが、
昨今はまったく”普通”になっています。
以前不妊治療専門治療院ではお会いすることがなかった
45歳超のゲストも年々増えてきています。
さすがに50代の方には驚いていますが、これも5年後には
“普通”になっているのでしょうか?!

【卵子の老化】の情報が広まり、多くの方が危機感を抱いて
いらっしゃいます。
「もっと若いときから教えてほしかった」という切実な声を
よくお聞きしますね。
確かに、学生の頃は【女性の身体のしくみ】よりも【避妊】に
力を入れた性教育だったように覚えています。

幼い頃から男子と同等に受験して高等教育を受け、就職活動を経て
男女雇用均等法の下、体力のある男性でもたいへんな仕事をこなして
ストレスをいっぱい抱えながらキャリアを積んできた女性たち。

女性の婚姻年齢は上がり続け、それに伴い第一子の出産年齢も
高くなっています。
初産年齢はもう30歳を越えているのですから、
かつてのマル高年齢です。
なかには結婚後も仕事優先で、子どもを持つことが先送りされる
ケースも多いでしょう。
教育が不十分なため、女性自身が「生理があればいつでも子どもは
産める」と考えていることが多いからです。

けれども、女性の妊孕性は35歳を超えるとガタッと落ちてしまうのです。
20代の半分と言われるほどなのです。

後悔しても年齢をさかのぼることはできないので、
“今、これからできること”を考えていかないといけないのですね。

また、高齢妊娠・出産につきまとうリスクについても
しっかり勉強する必要があります。

医療の発展で、高度生殖医療(ART)を受ければ
妊娠する”可能性”はどんどん上がっていますが、
本来の目的は妊娠することだけではありませんから。
赤ちゃんを産んで、育てる将来像が忘れられがちなのです。

ただ、ARTに挑戦する過程で、高齢のために
何度も失敗を繰り返していると、とにかく【妊娠】が
第一目標になってしまいがちです。

ここが危険なところではないかと思っています。

もともと、子どもを産み育て、明るい家庭をつくりたい
という夢があったと思うのです。

それが、なぜか【陽性反応】を目指す、とにかく【採卵】!
とにかく【胚盤胞】を! という流れに変わってきてしまうのです。

確かに1つずつステップを上がっていかないといけないのですが、
やっと【妊娠】までこぎつけたとき、「その先を考えてなかった」
という方が出てくるのです。

治療も何年か越しですので、年齢も相当上がっており、
「この歳で無事出産できるのだろうか?」
「これから子育てしていけるのだろうか?」
と、非常に不安になってしまわれる方がいらっしゃいます。

高齢妊娠の場合、妊娠高血圧やその他疾患のリスクや
流産や早産のリスクも大幅に高まっています。
いわゆる【ハイリスク】妊婦になります。

ご自身の体力的な衰えを実感されることや、
両親も年齢的に孫の世話はきつくなって頼れないこともあります。
なかには老人介護と子育て、そして自分自身の更年期も重なり、
かなり厳しい条件となることも考えられるのです。

そして、次の段階は出生前診断です。
この検査は高齢であれば受診できることになっています。
ただ、これは気軽に受けれる検査ではありませんね。
受診する前段階で、よくよく考え、ご夫婦でしっかりと
話し合っていただかなければなりません。

検査を受けない選択をされるとしても、やはり覚悟は必要です。
なんとしてでも子どもを授かりたいという思いで
これまで治療にまい進してきたものの、
もし子どもが重い病気を持って生まれてきたら?
と考えると躊躇される方は多いのです。
年齢が若かったり一般的にも避けては通れない問題ですが、
高齢のカップルであれば、遺伝子異常が発生しやくくなります。
そして、近い老後に世話をできなくなることが想定されますので、
悩みは深いのですね。

さまざまなリスクに目をつぶらず、冷静に検討して
覚悟を決める必要はあるのではないでしょうか。

出生前診断が「命の選択」の手段になってしまうことを懸念します。
できれば産科医の大野明子先生の著書を読んでいただければ
と思います。
『子どもを選ばないことを選ぶ
 ~いのちの現場から出生前診断を問う』
大野明子編著、メディカ出版

いっぽう、危険性にばかり焦点を当てるのも疑問です。

社会人として経験を重ねたカップルであれば、
人格的にも経済的にも余裕があり、それが子育てに吉となることも
多いのです。
そして、高齢の両親をもつ子どもは言語の発達がよく、
怪我などのために入院することが少ないというデータもあります。
両親に頼ることはできなくても、これまで培ってきた人間関係で
周囲に子育てを手伝ってもらえるというメリットもあるようです。
ママ友ができず孤立しがちになるのでは? という不安もありますが、
高齢出産が増えているため、幼稚園や学校でも
意外と同世代のママがいて安心した、という声も聞きます。

また、悩み抜いた末にやっぱり子どもがほしいという結論に達し、
治療の甲斐あって授かったときの喜びは何ものにも替えられません。
通常、加齢とともに気力や体力を失ってきたりしがちですが、
「この子のため」に生きる力も湧いてくるというものです。

子どもは「授かる」ものです。
自分の理想通りに「作る」ものではありませんね。
どんな子が来てくれるかわかりませんが、
ご夫婦を選んで舞い降りてきてくれる赤ちゃんに、
たっぷりの愛情を注いで育んでいただけたらと願っています。

そんな情熱あふれるご夫婦をこれからも支援していきたいです。

次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに!!


【季節の養生法】春を気のめぐりよく過ごす編(20120322)

2013-03-22 [記事URL]

こんにちは!
はりきゅう師の池田由芽です(^^)

もう3月も半分を過ぎましたが、
昨日は肌寒かったですね~

季節の変わり目。
体調を崩しやすい時期です。

食べ過ぎ注意&臨機応変の服装で
しっかり体調を整えていきましょうねo(^-^)o

今回は春を心身ともに心地よく乗り切る養生法です♪

東洋医学における養生法では、
天地自然の季節の流れに適した生活を送ること、
そして、心を和やかにしておくことの2つが大切です。

なので、四季の変化に応じた生活を送ることは
基本的な養生法になります。

たとえば春や夏は寒さから暖かさに、
さらには暑さへと季節はめぐり、
万物が新しく生まれ、繁茂していく時期ですよね^^↑

なので、人間も同様、この時期には
朝早く起きて外の陽気を十分に吸い、
積極的に活動した方がよいとされているんですよ。

もし、このような天地自然の流れに合った
生活を送らないと、
体調に様々な不調を起こさせます。

それがよく耳にする”未病”につながるのです。

春は”発散”の季節です!
何か新しいことをはじめたり、
アウトドアなどアクティブに、そして”伸びやか”に
過ごすのがGOODです。
そうすることで気のめぐりがよくなりますよp(^_^)q

アクティブと言えば、パワースポット!
パワースポットというと、
だいぶ前から脚光を浴びていますよね。

でも冬の登山などは
寒すぎるのでおすすめできません。
でもこれからはだんだん暖かくなりますし、
運動+気分転換にはばっちりですね(*^^*)

ぜひご夫婦で今年の春は
1回くらい出かけてみませんか?
翌日(翌々日かも)の筋肉痛なんて気になさらず、
いざ、パワースポットへ\(^ ^)/

さてさて話は戻りまして、
春は東洋医学でいう
五臓六腑(肝・心・脾・肺・腎)の中の”肝”と関係します。

肝は主に気のめぐりや自律神経などと
関わりが深いです。

中国の古くからの考え方に、
五行説というものがあります。
宇宙、そしてこの世に存在するありとあらゆるものを
限られた要素で説明しようとする考え方です。
それが【木・火・土・金・水】です。

肝はこの中の【木】の性質を持っています。

木は上に上に伸びていきますよね。
春は、気が上に昇りやすいので、
イライラしたり、怒りやすくなったり、
頭ばっかり気がいくので不眠になる人が多いです。

肝の気が高ぶった状態ですね。
ひどくなると、
逆流性食道炎になったりもします(´ヘ`;)

頭痛で吐き気がするなど、
その一歩手前のような人は
ちょこちょこいてはりますよ(^^;)

また身体の中で肝の気が滞ると(肝気鬱血:かんきうっけつ)
抑うつ状態や胸脇部のはりや疼痛、
大便の異常などが出ることが多いです。

また、月経不順、便秘、感情の起伏が激しくなる、
張ったような痛み、梅核気(のどに何か引っかかっているような感じ)
などの症状が現れますよ。

この状態が長く続くと、
顔色のくすみや倦怠感、腹部膨満感、
痛みなどが加わることもあります。

こういった肝の異常に関係する症状が現れた場合は、
まずストレスなどを極力避けましょう!

そして、のんびり日々を暮らすこと。
いつも明るい気持ちでいられるように心がけることが、
肝の調子を整え、気のめぐりをよくするための養生となりますよ♪

気のめぐりがよくなると生命力が高まります。
生命力が高まるということは
妊娠力がアップするということです。

お身体はすべてつながっていますよ~!

心も身体も春仕様、華やかにいきましょう(o^-‘)b

次回は、近藤琉水先生が担当です♪
どうぞお楽しみにv(≧∀≦)v


妊娠力の向上とデトックス(解毒)!

2013-03-14 [記事URL]

こんにちは!
2人目不妊治療担当の足立繁久です!

先週から少しずつ寒さも緩んできましたね。
(温度変化はハンパないですが… ^^;)

これから少しずつ春めいてくることだと思われます。

そして・・・春といえば、新しい季節。

『古きを捨てて、新しいものを迎え入れる時期』です。

ということで、今回のメルマガでは体内に蓄積した毒素・老廃物を追い出す!
そんなデトックス食材の特集でいきますね!!

■春の山菜はデトックスに効く!!

先日、当院のブログにも紹介しましたが、
春の山菜は基本的に毒を出す効果があると言われています。

フキ・ワラビ・ゼンマイ・たけのこ…などなど

これは聞いた話ですが、冬眠明けのクマさんがまず最初に口にするのが
このワラビ・ゼンマイ…といった山菜だとか。

何のため…???かというと、冬眠中に体内に蓄積した不要物(毒素)の排出を促すのだそうです。

自然の生き物って、直観力がスゴイんですね~。

そして、これらの食材について薬膳的に調べてみると、次のような効能があります。

 
◇フキ…痰(水毒)を消し、目を明にする。

◇わらび…水の流れをよくする。

◇ゼンマイ…大小腸の停滞を解除する。

◇たけのこ…痰(水毒)を消し、熱を取る。

以上の効能をまとめてみると・・・
『体の中に毒素が渋滞・蓄積するのを改善してくれる作用』を持っていると言えます。

また”古いもの”や”詰まり”を取り除くことで、新しいものが自然と入ってきます。

文字通り”新陳代謝を促す食材”と言えますね。

■でも・・・妊活にデトックス(解毒)は必要なの?

パッと見たところ、毒素の蓄積と妊娠力については
直接的な関係は見えません。

『毒素があっても無くても、妊娠力には影響ないのでは???』

そんな意見もあるでしょう。

しかし・・・

東洋医学では”妊娠力を担当しているのは腎臓”です。

妊娠力だけではありません。

腎臓は、生殖器系と泌尿器系、両方の仕事を担当しています。

毒が蓄積しないように、毎日 腎臓がガンバって尿から排出しているのです。

見かたを変えると…
毒素の蓄積量が増えれば増えるほど、腎臓の負担が大きくなります。

本来、生殖器系に使うはずだったエネルギー(妊娠力)が減っていくというわけです。

一見、直接的な関連性は無いように見えますが
毒素の蓄積と妊娠力の減少は大いに関係があるのです。

■毎日の食事の重み・・・

現代の日本は過去に類を見ないほどの豊かさです。

毎日3回(以上)食べることができます。

しかし、それだけの食事量が、毎日 胃腸に入っているのです。
その分、少しずつ毒素も体内に蓄積していきます。

毒素が蓄積しないよう、こまめに排出する必要があるのです。

しかし昔と違って、現代日本人にはそのような毒素の概念・感覚が無くなっているため
体の中に毒素は蓄積し放題です。

胃腸などの消化器系、そして腎臓は大忙しです。

そして、気付かないうちに腎臓のチカラも”妊娠力も低下”…

このような不妊パターンもあるのです。

■2人目不妊だと、より食事には注意が必要・・・

2人目不妊の場合、毎日の食事は妊活にとって不利な献立になることが多いです。

家族の好みを重視する傾向になり
結果的に、毒素が蓄積しやすいメニューになることが多いですね。

・味の濃いもの
・脂っこいもの
・生もの
・冷たいもの
・・・等などの飲食物です。

それに、一回の食事量は少なくても、
毎日 積み重ねることで、非常に大きな結果となります。

それが”体質”と呼ばれるものです。

不妊体質を作らないためにも、毎日の食事に少しでも気を配ることは
とても意味が深いのですね。

■和食の発酵食品もイイ仕事しますよ♪

ところで、発酵食品の良さは近年注目されていますが
薬膳的な効能を見ても、それは大いにうなづけます。

特に和風の発酵食品の効能を調べてみると、次のような効き目があります。

◇お漬物・・・食べた物の蓄積・停滞を解除する。
 ぬか漬け、ミソ漬け、たくあん、なら漬け…どれも同じ効能があるのだとか。

◇麹(こうじ)・・・消化を促し、魚介類の毒消しに有効だそうです。
 ※魚介類の食中毒に有効なのではなく、
  魚介類を食べ続けることによって”蓄積する不要物”を処理する効能があると考えられます。

◇味噌・・・水や熱の蓄積でできる毒素を消す効果があります。

◇納豆・・・味噌と同じ効果を持ちます。

■あとがき

以上のような”食事によってつくられた体質”は、
現代医学でいうと【原因不明の不妊要因】となります。

だって、日本の食生活を豊かにしている現代食が
体に悪い影響を与えている…なんて、誰も思わないですもんね。

栄養素やカロリーだけではない要素が食べるものにはあると思います。

そういった要素にも意識して、妊娠力を備えた体質作りを当院では行っていますよ(^^)/

次号のメルマガは池田先生です。
お楽しみに~♪


2人目不妊の原因 -腎臓のチカラ-

2013-03-14 [記事URL]

皆さん、こんにちは!
2人目不妊治療担当の足立繁久です。

今回も2人目不妊にまつわる東洋医学の濃い~お話を紹介しますね。

さて、東洋医学における不妊治療で、よく言われているのは
『”腎臓の力”が妊娠力に深く関与する』ということ。

 ※ここでいう”腎臓”とはもちろん東洋医学における腎臓です。
  東洋医学と西洋医学では、同じ言葉でも少し異なる意味を持つことがあります。

私もこのブログでも今まで
【腎のチカラ=妊娠力】をテーマした情報をブログやメルマガで何度も紹介してきました。

改めて妊娠力に関わる腎臓の情報をまとめてみますと・・・
腎臓には3つの特長があります。

 ⇒先天の元気を貯蔵するのが腎臓である
 ⇒先天の元気とは、その人の生命力そのものである
 ⇒生命力は、生殖能力と直結する

つまり、東洋医学的な方法で腎臓のコンディションを調えることは
妊娠力のコンディションアップにもつながる…と、こういうわけなのです。

反対にみると・・・
東洋医学の内臓(五臓六腑)を意識した鍼灸治療は
妊娠力をUPさせる治療になり得るということです。

しかし・・・

この妊娠力ともいえる腎臓のチカラを消耗させてしまう要因がいくつかあります。

とくに2人目不妊と関係のある妊娠力消耗ポイントをいくつか挙げていきましょう。
1 加齢
2 妊娠・出産
3 睡眠不足

1 加齢

私たちは、日々生命力を使いながら生きています。
歳を重ねると言うことは、生命力を消耗して生きているのです。

このことは、生命力の貯蔵を担当する腎臓のチカラも消費されている…と見ることができるのです。

2人目不妊の原因にも挙げられる”加齢”。

この加齢に対して腎臓のコンディションを調えることは、

加齢によって、日々すり減らされていく生命力の消耗を最小限に抑えることが出来るのです。
※言い換えると、生命力を年相応に適正に消費させていく…ということです。

身体・生命力にとって大きく左右する効果があるのです。

今でいうアンチエイジングに近いですね。

2 妊娠・出産

妊娠・出産は女性の生命力を大幅に消費させるできごとです。

十月十日・~40週の長きにわたる妊娠期間は、
一時的に女性の腎気を大幅に消費します。

一時的なものとはいえ、腎気の大幅ダウンをケアしないままに
さらに無理を重ねたりすることで、腎氣の消耗は深刻なものとなります。

3 睡眠不足

日々、生命力(腎臓のチカラ)を消費して生きている…それが私たちの宿命なのですが
では、いつ、腎臓のチカラを補給するのでしょうか?

それは夜です。

しかも、夜の23~2時の間が最も重要な時間帯。

この時に熟睡できているか?
これによって腎臓のリフレッシュ度は変わってきます。

反対にみると・・・
23時~2時に、起きてたりすると、
腎臓のチカラがリフレッシュされないどころか
腎=妊娠力を2倍消耗してしまう結果となります。

夜更かしは、腎のチカラの低下を早めてしまうのです。

この点、2人目不妊に悩む女性は
妊娠・出産で大幅に腎気を消耗し、
昼夜間断なく続いた授乳生活で、腎氣の回復をする暇がなく…

このスタートの時点で、腎のチカラにおいて、不利な点があります。

さらに、お子さん中心の生活リズムによって
睡眠のリズムを調え直すことが難しい…ということも現実的にあります。

ですが、この睡眠に関しては、1の加齢や2の妊娠・出産と違ってイイところがあります。

それは・・・今からでも改善可能!な点です。

加齢は止められないこと。
妊娠・出産は過去に起こった変えられないこと。

ですが、睡眠サイクルの再調整は今日からでも工夫できることです。

23時の時点で熟睡!・・・は難しくても
たとえば『少しでも早寝、10分でも早く就寝する。』といったことは実行可能だとおもうのですね。

コツコツと睡眠の貯金をしておくことに損はないと思いますよ(^^)

そして、もうひとつの問題
セックスレスについて

2人目不妊の原因に必ず挙げられるのが、セックスレス。

東洋医学的な立場でみてみますと・・・

セックスを過度に行うことでも腎氣を使いすぎることになりますが
あまり少なすぎても妊娠率にとってよろしくありません。

適度にセックスを行うことは、
腎氣を燃やす(活性化させる)ことにつながると考えます。

ホルモンの分泌にも影響すると言われますね。

そういった意味では、排卵日の前後だけに指定することなく
適度に(?)セックスを行っておくことも(変な表現ですが…)

腎氣(=妊娠力)を活性化させることになりますよ。

◆関連情報
 2人目不妊の原因体質 -東洋医学からみた9つの原因とは?-


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