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【身体を動かして妊娠力をUPする!】股関節を緩めるトカゲのポーズ 20151126

2015-11-28 [記事URL]

こんにちは。
冷たい雨とともに秋らしい気温となりました。
今年は、暖冬との予報です。

テレビでは、「スーパーエルニーニョ」という言葉が
流れていました。

スーパーと付くほどの異常気象だそうですが、
過度に恐れたり、不安に感じたりして、
未来を暗くするのはやめておきます。

私たちが出来るのは、今、
目の前にあることを
精一杯こなしてしていくだけです。

地球環境のために、
自分に出来る事があるならば
ほんの些細なことから
みつけてチャレンジしていきたいです。

「しなければならない。」
「してはいけない。」
と、がんじがらめにしてしまうと、
結局しんどくなってしまいます。

本格的に寒くなれば、
エアコンのお世話にもなりますし、
ユニ○ロのあったか肌着も着込まないと。

温かいご飯を食べて、
湯たんぽと毛布に包まれて
ほんわか眠れると
とっても幸せです。

そんな小さなことで
エコといえるのかは
わかりませんが。
豊かさが周りにあることに、
感謝したいです。

さて、小さなチャレンジ。
コツコツ出来る事の一つです。

【身体を動かして妊娠力をUPする!】は、
固くなりがちな股関節を緩めるポーズです。

股関節が固くなると、
足の筋肉も固くなりがちです。

脚は、おしりと腰を支えるのに
重要な筋肉がたくさんあります。

しっかり緩めて、
骨盤のなかの子宮や卵巣にも、
いっぱい血液を流していきましょう!

それでは、始めていきましょう。
ヨガのポーズで「トカゲのポーズ」です。

1、 両手両膝をついて四つんばいの姿勢になります。
  手は肩幅、膝は腰幅に広げます。
2、 てのひら一つ分前に手をつき直します。
3、 両膝を伸ばしておしりを高く上げます。
4、 右足を浮かせたあと、右手の外側、小指側に付けるように足をつきます。
  左足は足の甲を床に着け膝をつけます。右膝が90度になるように、
  左膝を後ろにさげます。
5、 十分に股関節が開いたら、ゆっくり両肘を床につけます。
6、 まだ余裕があるヒトは、右足の小指を床に着けるように膝を外に開いてみましょう。
7、 呼吸を止めないようにして、30秒そのままキープします。
8、 肘を床からあげて両手をつき、右足を左足の位置にもどします。
9、 次は、反対の足もしてみましょう。
10、両方終わったら、床におしりをおろして正座をし、そのまま前屈をして両手を床に
  のばしてリラックスします(チャイルドポーズといいます)。

いかがでしょう。左右で股関節の開き方に違いがあることもあります。身体の使い方で無意識に左右差が出来てきますので、自分の身体を知る為にもトライしてみてくださいね。

では、次回は池田由芽先生です。
楽しみにしていてくださいね♪

岡井志帆がお届けしました。


【男性不妊】精子を元気に!これからの季節に気をつけたい生活習慣2(秋冬&年末年始編)(20151113)

2015-11-13 [記事URL]

こんにちは!
馬場聖鍼堂 男性不妊担当の万木祥太郎です。

早いもので11月も半ばにさしかかろうとしています
紅葉もキレイですね。
紅葉狩りには行かれましたか?

また、朝晩も順調に寒さが増してきてますね。
日中の温かさに油断しているとあぶないです。
ゲストの方にも風邪気味な症状をうったえられる方も
増えてきました。

これから年末年始に向けて、仕事もプライベートも忙しくなってくる
という方も多いかと思います。

そこで今回の僕のメルマガは
『精子を元気に!これからの季節に気をつけたい生活習慣シリーズ2(秋冬&年末年始編)』
をお届けします。

前回は5月に夏編をお届けしましたので
今回はこれからの季節に備えての内容になっています。

妊活中の男性の方は、ぜひ、参考になさってみてくださいね!(^^)

◎冷え&温めすぎ

まず気をつけたいのがこの2つです。

冷えと温めすぎ。

一見相反することですが、男性にとってはどちらもケアしておくことが
大切です。

まず、冷えですが、
“冷えは万病の元”というように
東洋医学には冷えが原因で諸々の病が生じるという考え方があります。

そして、東洋医学で生殖力といえば
“腎臓”です。

この冷えの邪気によって、腎臓が弱ってしまうこともあるのです。

つまり、冷たくなってくる外気に中りすぎて
寒邪が身体に入ると、その冷気によって腎の陽気が損なわれ
生殖力が下がってしまうことがあるのです。

ですので、まずは、
女性だけでなく、男性もしっかり冷え対策をすることが
大切なんですね。

一方で温めすぎにも注意が必要です。

精子をつくる細胞は高熱に弱いので
寒いからといって、例えば40℃以上のお風呂に
長時間入ったりとか
ずっと高温のコタツに入ったりとかは
逆に危険です。

陰嚢が身体の外にあるのは
冷やすためでもあります。

身体は冷やさないようにしないといけませんが
陰嚢は、過度に温めないように気をつけましょうね。

◎暴飲暴食

早いところは11月後半から忘年会がスタートしますよね。
12月は居酒屋さんの予約を取るのが大変ですので
フライング気味の忘年会は逆に快適ですよね。

ということで、もう少し始まるのが
忘年会ラッシュです。

そして、正月が過ぎると新年会ラッシュです。

年末年始の不摂生で体調を崩される方は多いです。

また、自覚症状がなくとも
東洋医学的な診察をさせていただくと
そういった暴飲暴食から、
しっかり、腎臓へのダメージがある!
という方も多いです。

ちょっとのお酒なら逆に元気になるから良いんじゃない?

こういう考え方もあるのはあります。
ですが、度を超えた飲酒や、連日の暴飲暴食は
胃腸をはじめ、全身のバランスを崩し、
腎臓の力を削ることにつながってしまいます。

特に気をつけたいのが
油っこい物や、こってりしたものの食べ過ぎ、深酒です。

二日酔いや胃もたれが残っていても
栄養ドリンク飲めば復活するから大丈夫!
ということはありません。

身体へのダメージは蓄積されますから
妊活中の方は、男女問わずご注意くださいね。

◎生活のリズムの乱れ

暴飲暴食とセットでついてくるのが食生活の乱れですが
お仕事をしていると
だいたい年末にかけて納期が迫ってくる?
という方、少なくないと思います。

しっかり年末年始に休みをとるために
普段よりも残業や休日出勤が増えるということも
あると思います。

僕は元SEなのですが、当時、こういうのは毎年のことでした。

それに師走になるにつれ、プライベートも忙しくなります。

こういった生活のリズムの乱れで犠牲になるのは
往々にして睡眠です。

睡眠時間が少なくなったり、質が低下すると
影響を受けるのは
東洋医学的には、やっぱり腎臓なのです。

なにしろ、腎臓は生命力を担当していると東洋医学では考えますから
睡眠をしっかりとれず、身体を休めることができないと
腎臓がしっかり休めていない状態のままで、次の日もがんばらないといけない
ということになり
疲れに疲れが重なっていってしまうのです。

結果として、男性の場合は精子の質であったり、
陽萎(インポテンツ)になるなど
生殖能力に影響が出てしまうのです。

もちろん、女性も同じで、卵子の質や成長などに影響します。

生活のリズム、とても大切ですよ。

とはいえ、
これからの季節は自分自身でコントロールできないイベントごとが
増えてきますから、
さすがに、その全てで制限をかけたり、節制することは
難しくなると思います。

ですので、
これまでの妊活を無駄にしないためにも
精子力を落とさないためにも
今から対策を考えたり、その備えをしっかりしておきましょうね!

妊活中の皆さんは
ぜひ、精子力を落とさずに、
この秋冬・年末年始シーズンをうまく乗り切りましょう!

では、今回はこのへんで。


【季節の食養生】サツマイモが妊活にいい?!(20151030)

2015-10-30 [記事URL]

こんにちは(^^)
はりきゅう師の池田由芽です。

朝晩は寒くなりましたね!
週末はもっと冷え込みそうです。
最低気温は一桁かも?!
という予報ですよ(^◇^;)

ですが、まだ昼間は温かい陽射しに涼しい風が吹いて
気持ちがいいお天気です( ´∀`)
ゆっくりティータイムで
午後のひとときを楽しみたくなりますね♪

そんな時、お茶のお供に甘いものが欲しくなったりしませんか?
妊活中は甘いものはよくないとわかっていても、
「ガマンするのにもう疲れた!」
「甘いものが食べたい・・・」
という時、ありますよね。

今回はそんな時に甘い味で心と食欲を満たしてくれる
妊活にいい食べ物をご紹介しますよ♪

それは今が旬の”さつまいも”です!

さつまいもはデンプンが豊富で、
日々活動するためのエネルギー源としても適しています。

ちなみに、古来の人で
“さつまいもを主食として食べていた人は寿命が長かった”
と日本で最古の薬学書である本草綱目に記載されているんですよ(゚▽゚)

ビタミンCやミネラル、カリウムや食物繊維も多く含まれているので、
栄養価が高く、普段から便秘になりやすい方にもおすすめです。

焼き芋にして食べるだけでも甘くて美味しいですし、
それがシンプル且つポピュラーな食べ方ですよね。
料理で使う時は味噌汁に入れたり、
炒め物にしても歯ごたえがあって美味しいです。

そんなさつまいもの東洋医学的な性質はどうでしょうか?
性質は甘で平。
つまり、味は甘くて身体を冷やしたり温めたりする性質はありません。

さつまいものやさしい甘味が
脾・胃(消化)を健康にして
食べた物からすべての生命活動のもととなる気(エネルギー)を
つくれるようにしてくれます。

また、生命力の根源である腎陰を強くしてくれるので、
妊娠力を助けてくれます。

五臓六腑の中で妊娠力を主に担当する腎臓は
私たちの身体の中では根っこの役割を果たしています。

また、全身にエネルギーを送り、
エンジンのような働きをしているのが腎臓です。

子どもの頃に一度は経験するいも掘り。
“いも堀り”というくらいですから、
当然さつまいもは地面の中に埋まっていますよね。

そう考えると、
さつまいもが根っこの働きを持つ腎臓の力を助けてくれるのも納得ですね(^^)

生殖を担当する腎臓の力と
食べた物から元気をつくる消化の力。

どちらも東洋医学では、
妊娠力を高めるために大事な二本柱となります。

もちろん、体質は一人一人違うので、
そこだけを治療するわけではありませんが、
消化と腎臓の力は私たちが生きていくうえでも、
ピラミッドの底辺のように、土台となるところです。

そして、その両方を一度に補ってくれるのが、
さつまいもなのですよ(^^)

さつまいもを食べることで
食べた物を消化して元気や栄養をつくって全身に送りつつ、
同時に生殖と関係する腎臓の力を底上げしていくことができます。
そうすれば、子宮や卵子、精子が元気になります。
 

昔から焼き芋でお馴染みのさつまいもには、
実は妊活中に嬉しい効能があったんですね(・∀・)

今の時期、おやつの替わりになるおすすめの食材です!

しかも旬の食べ物は、気が豊富なので、
食べるだけで元気になります。
さつまいも以外にも旬のものを食べるだけで養生になりますよ♪
それに旬のものがやっぱり美味しいですよね( ̄▽ ̄)

秋の味覚を楽しみつつ、
妊娠力アップにいい食養生もしていきましょうね(^-^)
食べた物から身体はつくられますよ!


【身体を動かして妊娠力をUPする!】月経中の肩凝りを解消するストレッチ20151015

2015-10-15 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

今年は、毎月台風が来ている
珍しい年のようですね。

10月にしっかり気温が下がるのも、
ここ数年はなかったような・・・

11月まで暑かった記憶があります。

これが、本来の「日本の秋」なのでしょう(^^*)

スポーツの秋といえば、
ラグビーが盛り上げてくれました!

さすがに世界大会は、
選手の動きが美しいですね。

素人の私が観ても、
レベルが高い試合ということがわかります。

次の日本開催のワールドカップ!
楽しみですね♪

それでは今回の【身体を動かして妊娠力をUPする!】は、
月経中の肩凝りを解消するストレッチです。

月経が始まると、急に肩凝りが悪化する!
そんな経験ありませんか?

子宮内膜を充実させるために、
高温期はとくに下腹部に気血が集まります。
そのため、下半身全体が浮腫んだり重たくなりがち。

また、月経が始まれば、
月経血を排出するために下向きの力が強く働きます。

そのため、身体の上部の気血は少なくなり流れが悪くなりがち。
すると、
「頭はぼんやり・・」
「肩はガチガチ!」といった
辛い状態になってしまいます。

こんな症状がでたときに、
上部の気血の巡りを改善するストレッチを
ご紹介しますね!

では、始めていきましょう♪

1、 まず、床に膝立ちになります。足の甲は床につけておきましょう。
2、 膝は腰幅よりも広くします。足の両親指をちょんとくっつけるようにして座ります。
3、 そのまま腕を伸ばして身体を床につけ前屈をします。
4、 そのとき、伸ばした右腕に耳を付けるようにして頭をのせ、
  体重をあづけてみましょう。
  右の肩から腰まで、身体の側面が伸びるのを感じてください。
5、 呼吸は止めずに繰り返しましょう。そのまま30秒ほどキープします。
  辛い人は、左腕は曲げていてかまいません。
6、 左手で支えながら身体を起こします。
7、次は反対側。伸ばした左腕に頭をのせて体重をあづけましょう。
  30秒ほどキープしたら身体を起こします。

余裕がある方は、さらにキツイポーズにチャレンジです。無理はなさらないでくださいね。

1、 足はそのまま膝立ちで、両手を床につきます。
2、 右腕を左腕の下に入れて右肩を床に付けます。そのまま、右腕は床に伸ばします。
3、 左腕を天井に向けて上げます。
  頭は床につけたまま、顔は左手と一緒に天井を見ましょう。
4、 余裕がある方は、左胸を開いて左腕を背中の後ろに反らせてみましょう。
5、 呼吸は止めずに繰り返してくださいね。
  30秒ほどキープしたら、身体を起こし元の状態にもどります。
6、次は反対側もチャレンジです。

この二つのポーズで、腕から脇、体側を伸ばします。
肩甲骨の可動域が十分に広がります。

頭を下げる事で、下半身に集まり滞りがちな「気」を
頭に戻すお手伝いをします。
ぼんやりした頭に気がめぐっていきます。

また、身体を小さく曲げて前屈することで、
お腹が縮まり月経痛も楽になりますよ。

無理しない程度に調節しながら負荷をかけ、
チャレンジしてみてくださいね。

妊活中の月経は、期待が大きい分
がっかりする事も多いです。

ぜひ、ストレッチをとりいれて
月経中の不快な症状を軽減させて下さいね。

そして、また次のチャンスに向かって進みましょう!
お腹の中では、すでに次の卵ちゃんが育っているのですから♪

では、次は池田由芽先生が担当です。
お楽しみに♪

岡井志帆がお届けしました。


【男性不妊(番外編)】男性が一緒に治療を受ける意味とは?(20151002)

2015-10-02 [記事URL]

こんにちは!
馬場聖鍼堂 男性不妊担当の万木祥太郎です。

10月に入り、今年も残すところ3ヶ月です。
早いですね。
気候もだいぶ過ごしやすくなってきましたが、
朝晩の温度差がありますし
季節の変わり目というところで、
風邪の諸症状をうったえられる方も増えてきました。

特に妊活中の方は、体調を崩している場合ではありませんし
こういう季節こそ養生がとても大切ですよ(^^)

ということで、
今回の僕の男性不妊メルマガは番外編です。

「男性が一緒に治療を受ける意味とは?」

精液検査などでまったく男性不妊要因がなかったという方は
こういった疑問を持たれていることが少なくありません。

確かにそうですよね。
男性不妊ではないのだから、治療をする意味なんてない。
こう思われても至って自然だと思います。

でも当院でもそうですが
世の中では「不妊治療は男女一緒に!」といわれています。

それはなぜでしょう?

一つは、タイミング療法にしても、人工授精や体外受精にしても
精子が必要とされる時のためのコンディションを調える
ということがあると思います。

このメルマガや、当院のブログの中でも何度もお伝えしてますが
精子の状態は男性自身のコンディションと連動して
良くも悪くも変動しやすいものです。

ですから、いざという時に備えて
男性自身のコンディションを調えておくということは
とても大切です。

そしてもう一つは、
当院の男性ゲストの体験談からうかがうことができますので
その一部を紹介させていただこうと思います。

=====
Q.何がよかった(効果があった)と思われますか?

A.「一緒に治療したことでしょうか。
あとは、嫁の気持ちが少し楽になったかなと感じた所です」
=====

こちらは、ご夫婦で通院下さっていて
めでたく妊娠されたゲストご夫婦の男性に
当院での治療卒業後に書いていただいたものです。
(まだホームページでも紹介していない最新の体験談です)

お分かりのように
「一緒に治療したことが良かった」と
書いてくださっています。

東洋医学的な不妊治療には
生活習慣の見直しがかかせません。

これは、たいていの場合
ご夫婦どちらか一人でなんとかできることではなく
ご夫婦で互いに協力し合うということがとても大切です。

ご夫婦そろって治療をすることで
各々が生活習慣の見直しなどの養生を
指導・アドバイスされることになります。

ですので、お一人で治療を受けるよりも
数段、生活習慣の改善には効果的なのです。

つまり、妊娠しやすい身体になるための養生に対する
夫婦間でのやる気の温度差が少ないので
体質改善、妊娠への近道になるのです。

そして今回の体験談からもう1点
大切なことが書かれています。

「嫁の気持ちが少し楽になったかな」

これ、とても大きいです。
男性不妊があってもなくても、女性の負担が非常に大きいのが不妊治療です。

同じように治療を受け、
同じように生活習慣や体質の改善に取り組む
こういったことでもパートナーの気持ちを楽にすることは
できるんですね。

不妊治療は夫婦一緒にが基本!
男性不妊でなかったとしても、一緒に治療を受ける意味はある
というのは、こういうことなのです。

やはり、当院でも
ご夫婦一緒に通院くださっているゲストの方が
妊娠という嬉しい結果に早くつながっているように感じます。

もちろん、
不妊治療への取り組み方はご夫婦によって違いますし
こうしなくてはならない!
ということはないと思います。

けども、
何かしらの形で一緒にやっていくということは
妊娠しやすい身体作りだけでなく
お互いの理解を深めることや、精神的な負担軽減につながる
ということですね。

妊活中の男性のみなさん!
男性不妊であってもなくても、積極的に一緒に妊活しましょうね!

ということで、
今回の僕の男性不妊メルマガ(番外編)はここまでです。

男性不妊については、当院のブログにも連載していますので
そちらも合わせてご覧下さい。

http://www.e-harikyuu.com/page/blog/male-infertility/

では、今回はこのへんで。


【季節の養生法】秋の妊活はじめませんか?(20150918)

2015-09-18 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の池田由芽です(^^)

ここのところ、雨が多いですね!
ですが、雨のたびに気温が下がっていくのが秋らしいですね。

嬉しいことに、シルバーウイークは爽やかな青空が続きそうです♪
どんな予定が待っていますか?
旅行、
近場でちょこちょこ楽しむ、
休みじゃないとできないところの掃除、
いつも通り仕事、
など、いろんな過ごし方がありますね。

お休みの方は、楽しい連休まであともう少しですね(o^^o)

お仕事の方は休日ダイヤに気をつけて無理せずいきましょう(^^)/

*  *  *  *

今回からまた季節の養生法シリーズでお届けします。

季節に合った生活をすることで、心身ともに元気になります。
自然のリズムに合わせた妊活で妊娠力をアップしませんか?
日本ではるか昔から受け継がれてきた東洋医学の知恵を、
ぜひ秋の妊活にお役立てくださいね♪

秋の期間は東洋医学では “容平(ようへい)”といって、
ものの形が定まる季節とされています。
“実りの秋”と言われることも多いですよね(^^)

容平のそれぞれの漢字の意味を調べてみました。

容:いれる。中に物を入れる。かたち。すがた。かたちづくる。
  すがたを整える。ゆるす。受け入れる。ゆとりがあるさま。

平:たいらか。穏やか。やさしい。起伏がないさま。ふだん。何もない普通のとき。

容平の漢字の意味からも想像できるように、
秋には心を落ち着かせて、ゆったりとした気持ちでいることが大切です。

あれもこれもと欲張らず、できなかったことは悔やまないで
過ぎてしまったことは仕方がないと思って気にしないようにしましょう。
それが心を穏やかに保つためのコツですよ(^_^)

そして、秋は早寝早起きの生活リズムを保てるように心がけましょう。
これはどの季節でも言えることですが、
とくに秋を快適に過ごすためには大事なことです。

また、秋の期間は空気が引き締まって澄んでくるように、
すべてのものが収斂(しゅうれん:引き締まる)してきます。

そのため、空気がだんだん冷えてくるので冷えには要注意です。
日中、汗をかいたらすぐにふいて冷えないように気をつけましょう!
冷えや乾燥などが原因で、風邪を引きやすくなるのがこの時期。
手洗いうがいで風邪予防を怠らないようにしてくださいね。

東洋医学的にいうと、秋は五臓六腑の中の”肺”と関係しています。
妊娠力と関係するのは、腎臓のパワーですが、
実は、この腎臓のパワーは肺によって生み出されるという関係があるんです。

ですので、秋に身体を冷やしたり、不摂生をして体調を崩してしまい、
肺が弱ると一緒に腎臓(妊娠力)も弱ってしまいます。

ということは、秋の季節を元気に過ごすことも、
妊活にとっては大事なことなのです!

ちなみに、秋に無理をして体調を崩すと、冬に下痢しやすくなります。
腎臓(妊娠力)と関係する冬の季節を元気に過ごすためにも
秋の養生が鍵となるのですよ~!

また、秋と言えば、”食欲の秋”というくらい、
秋は美味しいものの誘惑がいっぱいです。
気をつけていても、ついつい食べ過ぎてしまうこともあるかもしれません。

もし、食べ過ぎてしまったら、
しばらくは粗食にして、消化に負担のない食事で胃腸を労ってあげましょうね。
胃腸が疲れると免疫力も下がるので、胃腸にやさしい食生活で
これから増えてくる病気の原因となる様々なウイルスなどの外敵から身を守りましょうね!

さらに、東洋医学の陰陽という考え方では、
春夏秋冬の春夏は陽、秋冬は陰の季節にあたります。

ですので何事もアクティブに発散するのではなく、
どちらかというとひかえめに温存するよう、意識しましょうね。

厳しい冬に向けて体力を温存しておくイメージですね(^^)

このような秋に適した生活ができると、
生命力が高まり、妊娠力が上がるだけでなく、
心も安らかになり、長生きできるといわれています。

これから一生、身体のために続けていけることというのも
季節の養生法の魅力ですね(^-^)

秋に合った養生で秋の妊活を快適に過ごしましょうね~♪

次回は万木先生が担当です。
どうぞお楽しみに!


【身体を動かして妊娠力をアップする!】背中を鍛えながら股間節を緩めるポーズ 20150903

2015-09-04 [記事URL]

こんにちは。
一年間で2番目に雨の多い9月です。

今年は、台風も多いですね。
こんな年は、竜巻も多く発生するようです。
淡路でも大きな竜巻が発生したようで、
その様子がニュースで流れていました。

少し前までは、竜巻なんて海外のものだと思っていましたが、
今では日本のどこであっても油断出来ませんね!

東京では、局所的な大雨が
降っている様子。

大気の状態が不安定ですので、
外出時は必ず
天気予報を確認してくださいね。

では、
今回の【身体を動かして妊娠力をアップする!】は、
背中を鍛えながら股関節を緩めるポーズです。

腹筋とは違い、
背中の筋肉は立っているだけで鍛えられていますが、
最近の私たちの生活は座っている事が多く、
背中も丸?くなりがち。

そのせいで、胃腸の働きが悪くなり
消化が滞ってしまいがち。
その、胃腸の負担が背中の痛みとして
あらわれる事も多いです。

東洋医学でも、
臓腑の状態が背中に現れる!と言われていますので、
背中をスッキリさせておくことも
健康には大事!

今回は、背中の筋肉を意識しながら
股関節も緩めていくポーズです。

背中が丸くなり肩が前にねじれてくると、
その負担は腰にあらわれます。
腰の負担は、股関節に!

固くなりがちな股関節を緩めておくと、
腰痛にもなりにくくなりますよ。

妊活女子は、骨盤内の血流をよくしておく事が
大事です。

背中・腰・股関節。
意識して緩めておきましょう♪

では、今日のポーズです。
簡単ですので、
ぜひチャレンジしてみてくださいね。

1、仰向けになって寝転びます。
2、足は肩幅に広げ両膝を立てます。
3、右足を左足にのせます。右足の甲を左足のモモの上に引っ掛けるかんじ。
4、そのまま、「よいしょ」とお尻を浮かせます。
5、両肩と左足で身体を支え、背中がまっすぐになるようにお尻を浮かせましょう。
6、右膝は、床に向けて下げるように意識しましょう。
7、右の股関節が伸びるのが感じられます。
8.このまま、30秒ほどキープ。呼吸は止めずに続けてください。
9、ゆっくり身体を降ろして、脱力しましょう。
次は、反対の足へ。
右ひざを立てて、左足をのせます。左足の甲を、右足のモモに引っ掛けるようにのせましょう。
あとは、同じです。

股関節が痛くなる前に、予防の為にもこまめにケアして
おきましょうね。

では、次回は池田由芽先生です。
お楽しみに♪

岡井志帆がお届けしました。


【男性不妊】海水浴で冷やしすぎるのも要注意!(20150821)

2015-08-21 [記事URL]

こんにちは!
馬場聖鍼堂 男性不妊担当の万木祥太郎です。

お盆休み明けという方が多いのではないでしょうか?

ご先祖様のお墓参りに行かれた方
帰省されたり海外旅行に行かれた方
ご自宅でゆっくり過ごされた方
いつも通りの生活だった方
などなど、お盆の過ごし方は色々かと思いますが
リフレッシュできましたか?

まだまだ暑い夏は続きます。
夏バテや熱中症には気を抜かず
気を付けていきましょうね!

ということで、
今回の僕のメルマガですが
夏にちなんだお話をさせて頂こうと思います。

夏!といえば、何が思い浮かびますか?

スイカ!
プール!
夏休み!
海外旅行!
虫取り!
ラジオ体操!
キャンプファイヤー!!
などなどありますが
夏といえば海!もありますよね。

お盆休みで海水浴やサーフィン、スキューバダイビングなどを
楽しみに行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

すごく気持ちが良いですよね。

僕もよく、日本海や琵琶湖などで泳いでました(^^)

ただ、不妊治療や妊活中のみなさんは
海水浴も注意が必要ですよ。

女性に冷えは大敵!
というのは、妊活中の皆さんならご存知だと思います。

また
男性は温めすぎに要注意!
これも、妊活中の方ならご存知の方も多いと思います。
当院のメルマガの中でも何度も何度もお伝えさせて頂いてきました。

精子を作る細胞が、とにかく高熱に弱いため、
サウナや真夏のブリーフ、ノートパソコンの膝乗せなどは
注意が必要ということです。

じゃぁ、男性は海水浴で冷えても全然問題ないじゃん!
って思ってしまうかも知れませんが
決してそういうわけではありません。

精子を作る細胞にとっては悪くないかも知れませんが
海に長時間入っていると足腰を冷やし
東洋医学的に腎臓を弱らせてしまいます。

腎臓といえば、このメルマガでも何度も登場してきましたが
東洋医学的に、生命力、生殖力を担当しているのが腎臓です。

つまり、長時間海水浴などで足腰を冷やしてしまうと
腎臓が弱り、結果的に、生殖力にも影響を与えてしまいかねない
ということです。

実際、過去に紹介させて頂いた東洋医学的な男性不妊の原因は
全て腎臓の弱りから来ています。

ですので、男性は冷やさないようにするためではなく
腎臓を弱らせないために、長時間の海水浴は注意が必要ということです。

*過去のメルマガはバックナンバーをご覧ください
 http://www.funinchiryou.net/mag2/

とはいえ、
東洋医学的には、海水には陽気も含まれていると考えますし
海水浴には、ほぼもれなく日光浴もついてきます。

日光浴は、三焦の力を助けるのに非常に有効です。
つまり、命の火の力を助けてくれるのです。

ということは、
適度な海水浴(+日光浴)は妊活の助けになるとも
考えられなくはないということです。
(女性の冷えは絶対NGですし、大切な時期は積極的に回避すべきですが)

ちなみに、最古の医学書で東洋医学的な治療のベースとなっている
『黄帝内経素問』という古典には

「夏日で大暑にやられて汗がたくさん出て皮膚がゆるんでいる時に、
夏の冷たい水を浴びると、冷えの邪気が皮膚の内側に入り込んでしまいます。
そのままの状態で、秋になって秋風にあたると、それが発病します。」

と記されています。

秋になり体調を崩したりするのは、夏の不摂生からくることがある
ということです。

妊活中は、自分自身の体調管理がとても大切です。
健康状態がそのまま卵子や精子に影響するということは
少なからずあります。

そのためにも、普段の節制や養生はとても大切なんですね。

ですので
海水浴のままの流れで花火をして、寝ずにキャンプファイヤーも
楽しいですが
海水浴で楽しんだ後は、
しっかり身体を温めて冷えのケアと、疲れの回復に努めてくださいね。

では、今回はこのへんで。


【月経周期ごとの養生法】黄体(高温)期(20150807)

2015-08-07 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の池田由芽です(^^)

猛暑ですね(^_^;)
ここ最近、連続して厳しい暑さが続いていましたが、
これから少しずつ気温が下がっていくようです。
下がるといっても油断は禁物です。
水分補給して熱中症を予防しましょうね!

これだけ暑いと毎日の疲れもとれにくいです。
しっかり睡眠をとって、栄養のあるものを食べて
夏バテで体力を落とさないように気をつけましょうね(^_^)

元気にこの夏を乗り切りましょう♪

*  *  *  *

最近は続けて【月経周期ごとの養生法】というテーマで
お送りしています。
そして、このシリーズもいよいよ最終回です!!

最終回は”黄体(高温)期”です。
黄体期は排卵してから生理開始までの期間です。

この時期には、イライラしたり、落ち込みやすくなったり、
メンタル面のお悩みの他にも、下腹痛、腰痛、頭痛、
胸の張り、太りやすい、むくみ、便秘、ふきでもの、ほてり、眠気、だるさ
などの症状がある方もいらっしゃると思います。
何も感じない人もなかにはおられますね。

タイミングをとった後、もしくは移植後であれば、
結果が気になってドキドキ・不安・心配などいろんな感情が湧いてきますね。
睡眠をとらないと!と思っても
気になってなかなか眠れなくなったりもしますよね。

ですが、この時期は、
気のめぐりをよくすることが大切です。

心がやすらぐことをしたり、リラックスすることで気は自然とめぐります。

そうすれば子宮ものびのびと動けるうえに、
お腹の中の血流もよくなるので、
卵の着床・成長を助けられます。

気のめぐりにとってストレスは大敵なので、
自分が好きなことをして、できるだけストレスをためないように
心がけましょうね。

例えば、
映画を観るのもおすすめです。
2時間くらいだけでも違う世界に集中できます♪
好きなお笑い番組でも、テレビドラマでも何でもいいです。
泣いたり笑ったり、少し息抜き出来る時間をつくって、
心の健康を保ちましょう(^^)

子宝神社に行って気を落ち着かせたり、
パワーをもらいにいってもいいでしょう(^o^)
自然が豊かな神社であれば、
よりリラックス効果も期待できますね★

お気に入りのカフェで本を読んだりもいいですね(o^^o)
人によって落ち着く場所は違うので、
自分にとって心地よい空間に身を置きましょう。

むくみがきつい方はオイルでマッサージをすると、
気持ち良くリラックスできますし、
むくみ解消にもなりますよ(^^)

好きなことがとくに思い浮かばなかったら、
軽く身体を動かすのも気のめぐりに効果的です。
ウォーキング、ヨガ、ストレッチなど、
ゆっくりのんびりやってみましょう(・∀・)
判定前の方は激しい運動は控えておいてくださいね。

また、PMSがきつい人だと、どうにもならないイライラを
食べ物で解消しようとしてしまいがちです。
とくに、チョコレートなどの甘いものや脂っこいものなどを食べると
ふきでものの原因になりますし、
身体の中にも不要なものをためこんでしまい、
妊娠しにくい体質をつくってしまうので気を付けましょうね。

あと、お腹が冷えると子宮や卵巣の血流が悪くなるので
暑い今の時期、アイスクリームやかき氷などの誘惑が多いですが、
お腹を冷やすものは飲食しないようにしておきましょうね。
夏でもお腹が冷えている人の原因は、冷たいものの飲食が多いですよ。

逆にほてりが強い人は、身体に熱がこもっている状態です。
首の後ろを冷やしたり、夏野菜や苦いもの、スイカなどの
熱を冷ましてくれる食べ物で余分な熱を追い出せますよ。

人によっては涙もろくなったり、情緒不安定になりやすい時期ですから、
ちょっとくらいできないことがあっても、
何事も気にし過ぎないようにしましょうね(^^)

自分にちょっと甘く接してあげるくらいがGoodです♪
とにかく大らかな気持ちで過ごしていただくのが一番ですよ。

判定前の方、
お腹の中でがんばってくれている卵を信じて、
今は応援してあげましょう。

私も心から応援しています(^^)

次回の担当は万木先生です。
お楽しみに♪

池田由芽がお届けしました。


【身体を動かして妊娠力をアップする!】体幹を緩めるストレッチ 20150723

2015-07-24 [記事URL]

こんにちは。

週末に、また台風がやって来そうです。

10日ほど前にも台風が来ましたね。
そのときは、交通機関が早々と止まってしまい、
大阪人はビックリでした。

台風被害の少ない大阪ですが、
これからはもっと気を引き締めておかなければ
いけませんね。

梅雨明けしたのに
まだまだ雨が多いこの時期。

お家で出来る、簡単ストレッチをご紹介しますね!

今回は、体幹を緩めるストレッチです。
テレビを観ながらの、
ながらストレッチでも大丈夫。

腰の筋肉、脇腹を緩めます。
上半身全部を動かすので、
背中もゆるみますよ。

では、【身体を動かして妊娠力をUPする!】
体幹を緩めるストレッチ。
はじめていきましょう!

1、 楽にあぐらをかいて床に座ります。
2、 お尻のお肉を手でかき出して、座骨という骨盤の下の骨で床に座るようにします。
3、 背筋をのばして姿勢を正します。
4、 そのまま身体を右に倒して、右手を軽く床に着けます。
5、 左手を大きく開いてから身体と一緒に右側へ。
  右斜め上に引っ張られるように左腕を伸ばします。
  左の脇腹が伸びるのを感じてください。
  呼吸は止めずにつづけましょう。
6、 そのまま、左の肘を天井に向けるように意識しながら背中側へ。
  胸を開いて天井を見るような姿勢です。このときも呼吸は止めません。
7、 息を吐くときに左手を右斜め前の床におきにいくように前にかがみます。
  そのまま、ひと呼吸。
8、 次は息を吸うときに、身体を起こし左手は上へあげ肘を背中側へ。
  身体を開いて天井をみます。
  そのまま、ひと呼吸。
9、 呼吸を続けながら、ご自分のペースで6?8を繰り返しましょう。
10、 心地いいところで終了。同じ動きを反対側もしていきましょう。
11、十分に両方の脇腹、腰がのびるのを感じたら、次のストレッチにチャレンジです。

1?5の動きを繰り返します。
12、右手は床で身体をささえ、身体は右側へ倒します。
   左手は右斜め前の床につくように、身体を前にかがめます。
   そのまま、左手は床をさわりながら、前を通って左側へ移動させます。
   身体も、腕と一緒に左側へ。
13、左手で床を触ったままで身体を支え、からだを正面に起こします。
   身体は左へ倒れて右手を左斜め上にまっすぐ伸ばします。
14、今度は、右手を左前の床に付けるように身体をかがめます。
   右手が床に着いたら、床を触り
   ながら前を通って右へ移動。右手で床を触って身体を支え正面をむきます。
   身体を起こして、
   左手は右斜め上へまっすぐ伸ばします。
15、この動きを、ゆ?らゆ?ら、右へ左へと繰り返します。呼吸は続けてください。

ご自身で、心地いい所でストップしてください。

激しいストレッチをしなくても、
痛くない程度で繰り返す動作を行うと、
身体は自然に緩んでくれます。

ゆったりリラックスした気持ちで、
チャレンジしてみてくださいね。

呼吸を深めながら、身体を動かすと
体中に気がめぐっていきますよ。

では、次回は池田由芽先生が担当です。
お楽しみに♪

岡井志帆がお届けしました。


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