【季節の養生法】乾燥しやすい秋は潤いに満ちた妊活を
2016-09-29
こんにちは(^^)
子宮のトラブル、繰り返す流産担当の池田由芽です。
だんだん涼しくなり、エアコンもいらないくらいでしたが、
今週に入ってからまた暑さが戻りましたね(^_^;)
ですが、秋晴れの日の早朝の空気は絶好調に澄んでいます♪
空気が澄んでいるということは、
夏の湿気もだんだんなくなり、
今度は乾燥が気になる季節ですよね。
ですが身体の乾燥は、妊活中の方にとっては大敵です。
というのも、
身体の潤い不足は妊娠力の低下にもつながるからです。
東洋医学では秋は肺が弱りやすい季節です。
実は、東洋医学の考え方では、肺は腎臓のお母さんの関係です。
肺には腎臓の力を生み出す働きがあります。
また、腎臓は生殖を担当するので、秋の季節を元気に過ごして、
肺を弱らせないようにすることも
腎臓の元気(=妊娠力アップ)につながりますよ。
ということで、今回はこの秋を快適に過ごして、
肺→腎臓を元気にするためのポイントをお伝えしますね(^^)
とくに、この夏に夏バテした方や、
冷たい物を取り過ぎて身体を冷やしてしまった方は、
秋に体調を崩しやすいので、
ぜひとも参考にしていただければと思います。
まず、秋は乾燥しやすいですよね。
お肌も乾燥が気になりますし、
かかとクリームが欠かせない!
という方もいらっしゃるかもしれませんね(>_<)
ですが、この乾燥こそが妊活には大敵なのです!
秋に弱りやすい肺は実は乾燥に弱い性質です。
空気が乾燥して、身体がヒンヤリ冷えてしまえば、
途端に肺が弱って風邪を引いてしまいます。
風邪の原因となる邪気は、皮毛(皮膚)、呼吸器から体内に入ってきます。
ですので、できるだけ肌は露出しないようにして、
冷やさないように気を付けましょうね。
人混みへ出かけるときにはマスクを着用したり、
手洗い・うがいもお忘れなく!
そして、気持ち的に秋は憂いを感じやすい季節でもあります。
それでなくとも妊活中は落ち込むことも多いですよね。
気持ちが沈みがちなときには季節的な影響もありますから、
季節のせいだと思ってあまり気にし過ぎないようにしましょうね。
気分転換をして、気持ちをスッキリさせるのも◎です(^^)
パートナーと一緒に楽しい旅にでもでかけましょう♪
また、潤い不足になりやすい秋には潤いを助けてくれる食材を
食生活に取り入れていただくのもオススメです。
れんこん、ごぼう、豚肉、はちみつ、ゴマ、松の実、なつめなどが
潤いアップに効果的ですよ。
どれも気軽に食事でも取り入れやすい食材ですので、
積極的にとっていきましょう。
それから、夏はエネルギーを発散する季節ですが、
秋はそれを収める季節です。
運動でも何でもやり過ぎないようにして、
エネルギーを発散し過ぎないよう心がけましょうね。
とはいえ、
肺と表裏一体の関係である大腸も秋には潤いが不足しやすくなり、
便秘になる人も多いので、
胃腸を元気にして便秘を予防するためにも
適度な運動はしていただいた方がいいですよ!
これまでお話してきたように、
秋の養生で大事なのは潤いを保つことですが、
潤いは陰と陽でいえば、陰のパワー。
潤いは陰の時間である夜に養われるので、
夜はできる限り早く寝て、身体の潤いを補っていきましょう☆
いかがでしたか?
どれも基本的で簡単なことですが、
秋の妊活ではどれも大事なことです。
温泉や紅葉狩り、ハイキングなど
レジャーにもぴったりな秋の季節を元気に楽しみながら
妊娠力を上げていくためにも、
ぜひ今回ご紹介した秋の養生を実践してみてくださいね(*^^*)
次回は万木先生が担当です。
どうぞお楽しみに♪