【季節の養生法】気温差が激しい冬の妊活には自律神経を整える生活習慣が大切
2017-02-02
こんにちは(^^)
子宮のトラブル、繰り返す流産担当の池田由芽です。
最近は、日によっても、
朝晩でも気温差が激しいですよね。
気候の変化以外でも、
暖房が効いた温かい部屋から、
一気に寒い外の空気にさらされることも少なくありません。
逆に寒いところから一気に暖房が効いている室内に入って
汗をかいてしまうこともあったりしますよね。
このように気温差が激しい環境にいると、
自律神経が乱れやすくなってしまいます。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、
身体が緊張したり、活動的なときには交感神経が、
リラックスモードのときには副交感神経が優位に働いています。
ちなみに、
自律神経は無意識に常に働いているもので、
血管や内臓、汗腺などに分布していて、
血流調節、体温調節、消化の働き、発汗などを担当しています。
そして、交感神経と副交感神経のふたつの神経が連携して、
常に私たちの身体が元気に活動できるよう、
生命活動を調整してくれています。
さらに、自律神経はホルモンの分泌とも密接に関わっているため、
自律神経が乱れると排卵がうまくいかなくなったり、
ホルモンバランスが崩れてしまう原因にもなるので
不妊にもつながってしまうのです。
ですので、今の時期のように気温差が激しいときには、
自律神経を整えるよう心がけることが妊活にとって、
大切なことなんですよ。
また、自律神経はストレスにも弱いため、
妊活やその他にもお仕事などで、
ストレスを感じている方は、
意識して自律神経を整えるようにしていきましょう。
そこで、今回は、
自律神経を整えるための生活習慣をご紹介します!
まず、自律神経を安定させようと思ったら、
とても基本的なことですが、
生活リズムを整えることが大事です。
できるだけ、朝同じ時間に起きたり、
夜も同じ時間に寝るようにしましょう。
そうすれば、夜の眠りも深くなって副交感神経がちゃんと働き、
自律神経がより整いやすくなります。
お昼間は活動的に、
逆に夜はゆっくり休むというメリハリをつけて、
リズムよく生活することがポイントですよ。
毎日の食事もなるべく時間を合せていけるとなおいいですね。
そして、先ほどもお伝えした通り、
ストレスは自律神経のバランスをを崩す大きな原因になってしまいます。
ストレスを受けると、交感神経が優位な状態になります。
ですので、ストレスを抱えていたら、
できるだけ心身をリラックスモードにすることで、
副交感神経を優位にもっていくことが大切です。
ゆっくりお風呂につかったり、
好きな音楽を聴いたり、
好きなアロマの香りを楽しんだり、
趣味にひたってリフレッシュしたりすることで、
ストレスによる緊張状態から身体を開放して、
くつろげる時間をつくれるよう心がけましょう。
また、深く腹式呼吸を行うことで心身ともにリラックスでき、
副交感神経が優位になるのでオススメですよ。
ぜひお風呂の中や、寝る前の習慣にしていただければと思います。
ストレスをためないためにも、
何でもがんばり過ぎないことが大切ですよ~!
それと、自律神経を整えるためには、運動も効果的です。
ウォーキングやヨガなど自分に合った適度な運動を取り入れることで、
より毎日のメリハリやリズムもつきやすくなり、
自律神経のバランスが整いやすくなります。
適度な運動をすることで、代謝も上がって冷えも改善できます。
陽の光を浴びながらのお散歩は気持ちがいいいですよ♪
いかがでしたか?
そんなに難しいことでもない基本的なことばかりですが、
自律神経を整えて、妊娠しやすい体質に近づくためには大事なことです。
少しずつでも大丈夫ですので、ぜひ意識してみてくださいね!
ちょっとした毎日の意識や生活習慣が、
これからの体質を変えていくカギになります。
生活習慣を改善することで、
きっと身体が今より元気になるのを実感していただけますよ(*^▽^*)
次回は万木先生が担当です。
どうぞお楽しみに♪