【季節の食養生】妊活中は夏でも冷やさない食生活を!
2016-07-07
こんにちは(^^)
子宮のトラブル、繰り返す流産担当の池田由芽です。
今週は各地で猛暑日となりました。
もう夜でも冷房をつけないと寝苦しい日もありますね。
冷房が苦手な方は扇風機の風向きやタイマーなどを駆使して、
快適な睡眠をとれるように工夫しましょうね!
これだけ暑いと普通に過ごしていても、いつも以上に疲れます。
妊活中に夏バテになってしまっては、妊娠力も下がってしまうので、
しっかり休養をとって体力を回復するためには、
快適な睡眠をちゃんととることも大切ですよ~。
そして、夏バテには他にも原因がありますが、
想像がつきますか?
それは食生活です。
夏というと、気温が暑いせいもあり、
食べやすい冷たい麺類や、冷たい飲食が増えがちになりますが、
冷たい食事は胃腸を冷やし、消化を弱らせ、
夏バテや身体を冷やす原因になります。
妊活中は夏バテも冷えも大敵です!
ということで、
今回は夏だからこそ冷やさない食生活のポイントをご紹介しますので、
よければ参考にしていただければと思います。
★何でも常温以上
納豆やヨーグルトなど冷蔵庫にあるものを食べるときには、
1時間前くらいに出しておいて、常温にしてからいただきましょう。
口から冷たいものが入ると、そのまま胃腸も冷えてしまいます。
内臓は基本的に冷えに弱いので、
食べたり飲んだりするときは夏でも常温以上を心がけましょうね。
外食のときでも、できるだけ氷抜きで注文して、
氷はできるだけ控えて冷えから身体を守りましょう。
★身体を冷やす食べものは加熱調理を
なすやトマトなどの夏野菜は旬のもので
今の時期いただくと美味しいですし
進んでとっていただくといいのですが、
身体を冷やす働きがあるので、夏でも冷やさないためには
加熱調理をして食べるのをおすすめします。
★生のものを食べるなら夜以外
夏なら、手っ取り早く生野菜などを食べることも多いかもしれませんね。
生野菜はほてった身体をクールダウンしてくれたり、
デトックスにもよかったりしますが、
食べ過ぎるとやはり身体を冷やします。
東洋医学的に夜は陰陽でいうと陰の時間にあたり、
冷えやすい時間です。
ですので、生野菜や果物を食べたいときは、
できるだけ夜以外の時間に食べるようにするといいですよ。
★冷たいものを食べたいときは身体を温める食べ物とセットで
どうしても、暑くてという夏バテ&食欲減退気味で
そうめんや冷や奴とかしかいらない~
というときは、それプラスおろしショウガやネギ、
シソの葉やみょうがなどをのせたり、つゆに混ぜたりして
身体を温めるものとセットでとるようにするのがおすすめです。
このように食べ合わせ次第で冷えにくくすることができます。
★発酵食品をとる
納豆や味噌などの発酵食品は身体を温めてくれます。
とくにお味噌汁は冷蔵庫にある野菜をたくさん入れるだけで、
簡単に栄養価が高くなるので、
日々忙しく妊活をされている方にはおすすめです!
冷房で冷えてしまったときには、
温かい甘酒で温まるのもいいですね♪
★バランスよく食べて偏食にならないようにする
栄養バランスが乱れると、栄養不足から貧血になりやすくなり、
流れる血が不足する分、冷えやすくなります。
手足末端まで全身を栄養するためには、
それだけ血の量も必要になるので、
栄養バランスのとれた食事で食べたものから血をつくって、
全身に送ることも大切ですよ。
妊娠したらお腹の赤ちゃんに栄養を送るために
血がたくさん必要になるので、
今から血をつくっておくことが大事です。
いかがでしたか?
どれも今日から始められることばかりですよね(^^)
冷え性だからといって、外から温めるだけでは
根本的な冷え体質の改善にはなりません。
冷え性だと感じる人は、
内・外側の両方から冷えを改善していくことが必要ですよ!
そのためにも、まずは毎日の食生活から見直してみませんか?
コツコツ続けていくことで、内側から温かく冷えにくい身体になっていくことを
感じますよ(^^)
そして胃腸が元気になるのでお通じもよくなります。
そして何より、冷えを改善して血流がよくなれば、
妊娠しやすい身体づくりにつながります!
実は冷えやすい夏。
今年の夏はぽかぽかで冷えない体質を目指しませんか?
次回は万木先生が担当です。
どうぞお楽しみに♪