【季節の食養生】にらde妊活!

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【季節の食養生】にらde妊活!

2017-03-16

こんにちは(^^)
子宮のトラブル、繰り返す流産担当の池田由芽です。

冬の寒さも落ち着き、
薄めのコートを着ている人も増えました。

ですが、朝晩はまだ冷えるので上着に悩みますよね。
春ですね~。

春は芽吹きの季節です。
梅の花が満開ですが、他にもいろんな花が見られるようになりました。
桜の開花も楽しみですね(*^^*)

また、花粉症の人にとってはつらい季節でもありますね(^_^;)
さらに、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期です。

年度末で忙しい!という方もいらっしゃるかと思いますが、
なるべく疲れをためないよう、
ゆっくりお風呂につかったり、早めに寝たりして
身体のケアもしっかりしておきましょうね。

このように、季節の移り変わりは、
私たちの身体にも影響します。

ヒトも他の生き物たちと同じように、
自然の中で暮らしています。

ということは、
自然の季節に合わせて生活を送ることで、
自然と身体もエネルギーが溢れていき、
元気になって、妊娠力も高くなっていきます。

今の季節に合った食べ物を食べることも、
季節に合った養生になります。

身体は食べたものからつくられます。
ですので、毎日の食事に旬の食べ物を取り入れるだけでも、
栄養がたっぷりとれて妊活に効果的ですよ。

妊娠しやすい体質をつくっていくためは、
体質をつくり出している毎日の生活を変えていくことが大切です。

とはいえ、
治療に仕事に家事に妊活・・・なにかと忙しい毎日だと思います。
そんな忙しい方でも、食事は毎日のことなので、
ちょっとの意識で改善しやすいです。

ということで、
今回は今の春の季節が旬の野菜とその効果をご紹介しますので、
ぜひ、食事に取り入れてみてくださいね(^^)

今回ご紹介するのは、にらです。

にらの旬は春です。
ちょうど3~4月頃ですので、
今が一番美味しく食べられ、栄養も豊富です。

にらは強くて栽培もしやすく、
一度植えたら、伸びた葉を根元から刈り取ってもまた新しく生えてくるので、
年に数回は収穫できるそうです。

また、そのまま同じ株で冬も越し、
次の年にも収穫でき、暑さにも強いので、
ガーデニングが好きな方は自宅で育ててみるのもいいかもしれませんね。

肝腎なにらの効果ですが、
あの独特なにおいのもとになっているアリシンという成分には、
ビタミンB1の吸収を助けて、疲労回復や滋養強壮に効果があります。

また、免疫力を高めたり、
冷えを改善し血流をよくする働きもあります。
風邪予防にもなりますよ。

ビタミンEもたくさん含まれているので、
抗酸化作用つまり、老化予防にもなるため、
妊活にぴったりの食材です。

にらは万葉集にも出てくるくらい昔から、
栄養価の高い食材として重宝されていた野菜のひとつです。

東洋医学的なその働きは、
身体の弱っているところを補い、
身体を温め血流をよくして、新陳代謝をよくしてくれます。
お腹が冷えて痛むときや下すときにも効きます。

また、それぞれの内臓を調和して安定させ、
東洋医学的に妊娠力を担当している腎のパワーを助けてくれるので、
妊娠力アップが期待できます。

さらに、胃の熱を除く働きもあるので、
常に食べ過ぎ傾向で胃に熱がこもっているタイプの人にも効果的です。

また心病にも効くとされています。

そして、気を下す働きもあるので、
ストレスでイライラしたり、頭を使い過ぎて肩こりや頭痛があるような
気が高ぶっているときにも積極的に食べるといいですね。

これらの効果から具体的には、
風邪、冷え、疲労、高血圧、肩こり、肥満、生理痛
といった症状にお悩みの方にもおすすめです。

私ごとですが、つい先日、無性に餃子が食べたくなって、
にらたっぷりの餃子を作りました。
作るのに手間はかかりますが、それだけ美味しいです(^^o)

一度つくると残った分は冷凍しておいて、
水餃子などにしても美味しいですよね。

餃子好きの私にとっては、にら=餃子という感じですが、
他にも、お鍋の具にも合いますし、
いろんな炒め物に入れたり、
スープにしたり、
中華料理でも欠かせない存在です。
いろんな料理に使いやすい野菜ですよね。

妊活におすすめのにらです。
この春には適度に食べて身体を季節に合わせながら、
妊娠力アップしていきましょう(^^)/

次回は万木先生が担当です。
どうぞお楽しみに♪



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