【季節の食養生】妊活中、冬に食べたい果物といえば?
2017-11-23
こんにちは(^^)
子宮のトラブル、繰り返す流産担当の池田由芽です。
ここ一週間くらいで急に冬が到来したような気温になりましたね。
風邪などひかれていませんか?
お鍋が美味しい季節ですね。
私も週一で鍋を食べています。
栄養満点で温まり、そしてこれほど簡単な料理はありません。
いろんな具材や味で冬のお鍋を楽しみたいですね。
今回はそんな今の秋~冬にかけておすすめの果物をご紹介します!
秋~冬の果物といえば何を思い浮かべますか?
やっぱり人気なのはみかんでしょうか。
こたつの中で食べるみかんは冬の楽しみのひとつですよね。
ですが、今回ご紹介するのは、林檎です。
林檎の旬は、種類にもよりますがこれから旬を迎えるものが多いです。
まずは林檎の東洋医学的な効能から。
林檎は果物なので、てっきり身体を冷やしてしまうのでは?
と思われるかもしれませんが、実は身体を温めてくれるものです。
味は甘く、胃腸の消化の働きを助けてくれるので、
便秘や下痢のどちらにも効きます。
また、飲食過多により体内に余分な飲食物の停滞(痰)が停滞しているときにも、
それを排出してくれる働きがあります。
痰がよく出るときにも効果的ですよ。
それから、林檎には気を下す性質もあるため、
ストレスがいっぱいでイライラしやすいときにも、
上にいき過ぎている気を下にめぐらせてくれます。
さらに、上半身に熱がこもりがちなときや、
食べ過ぎたりして胃に熱がこもっていたり、
発熱しているときなどに起こるノドの渇きを潤す効果もあります。
風邪を引いたときに食べることが多いのも、
これらの効果をみると納得ですね。
小さい頃、風邪を引くと祖母がよく林檎を食べさせてくれたのが
懐かしく、今思うとありがたかったです。
林檎の成分的には、
林檎に含まれるポリフェノールが高い抗酸化作用を発揮し、
卵子や精子をはじめ全身の老化防止に役立ちます。
そして、動脈硬化や血栓を防止し、血流改善も期待できます。
妊活にはとても嬉しい効果ですね。
さらに、林檎に含まれるペクチンは、
水溶性の食物繊維で便通を改善し、整調作用があるので、
胃腸が弱い人にもおすすめです。
そして、林檎にはミネラルも豊富で、
その中のカリウムは血圧の安定やむくみにも効きます。
また、林檎は果物の中でも、
その中に含まれる炭水化物の量が多いため、
食べたらすぐエネルギーになりやすく、
疲労回復もスピーディに行われるため、
疲れがたまっているときに
さっぱりいただくのもいいと思います。
冬に温かい部屋で甘いスイーツが欲しくなったとき、
林檎なら栄養もとりながら、甘みも味わえます。
冷え症の人にもおすすめですよ。