【男性不妊】にオススメのツボトレ！（５）

こんにちは！

男性不妊担当の万木祥太郎です。

8月に入り、夏真っ盛りですね！
暑い日々が続いていますが、夏バテなどされていないでしょうか？

もう1週間がんばれば、お盆休み！ですし
夏祭りや花火大会など夏の楽しみも多い季節です。

夏の厳しい暑さに負けず、
元気に乗り切りたいですね！

そんな真夏にお届けする本日のメルマガは
『男性不妊にオススメのツボトレ！』シリーズ第5弾です！

前回まで、
背中→足→足→手と、身体の各部位のツボをご紹介してきましたので
今回は、お腹にある【関元（かんげん）】というツボをご紹介したいと思います。

【関元】はお腹のお臍の下、丹田（たんでん）というエリアにあるツボです。

お臍からまっすぐ大体手の指4本分下に降りたところが【関元】です。

指で押さえてみると、
押さえた時の跳ね返す力が他の場所に比べて
弱くなっていることが多いですが
いかがですか？

男性の方のお腹を診させていただいていると
腹筋をしっかり鍛えられている人でも
この【関元】の場所だけ、すこっと抜けるように弱くなっている
ということは意外と多いです。

この【関元】は任脈（にんみゃく）という経絡にあるツボで
任脈の“任”は、妊娠の“妊”とも読み替えることができるくらい
任脈は妊娠や不妊と非常に関係の深い経絡です。

そして、東洋医学で妊娠や不妊と非常に関係が深いのが腎臓です。

東洋医学で生命力や生殖力を担っているのが腎臓なのです。

もちろん、精子力もそうです。

詳しくは明後日の馬場聖鍼堂の男性不妊ブログで解説しますが
この【関元】には、腎臓の元気の状態が現れます。

そんな【関元】は
下腹部の痛みや下痢、泌尿器科系の疾患、足の冷え、腰痛、
女性であれば、月経痛や月経不順、排卵異常、子宮のけいれん、
男性であれば、勃起障害や射精障害などの生殖器のトラブル
などに効果を期待できます。

男性不妊だけでなく、女性の不妊や普段の体調管理にまで
幅広く効果を期待できるツボです。

ツボの効能を並べてみると何にでも効きそうですが
それだけ大事なツボだということです。

実際、普段、不妊の鍼灸治療でも使用する頻度は高く
多くの方の治療に使います。

また、治療の最後に、どれだけ腎臓の元気が回復したのか
効果判定をするためにも【関元】の状態は診ます。

【関元】を押さえた時に
治療前にすこっと抜けるように弱くなっていたのが
治療後はしっかり押し返す力が付いていればOK。
しっかり妊娠力や精子力を引き出せたということですね。

なお、セルフケアには、お灸がオススメです。

先ほどお話ししたように幅広く効きますし
腎臓のケアは日々健康的に過ごすためにも大切なことですので
男性不妊のケアだけでなく
朝一でお灸をすれば、その日一日の活力UPに
夜にお灸をすれば、一日の疲れを癒し良質な睡眠に効果的です。

もちろん女性の妊活にもオススメなツボです。

お灸はドラッグストアで購入できるものでもOKですので
ぜひセルフ灸にトライしてみてくださいね！

【関元】の詳細な場所や
もう少し詳しい男性不妊ケアとの関係性については
明後日の馬場聖鍼堂の男性不妊ブログで解説しますので
そちらもぜひご覧下さい。

馬場聖鍼堂の男性不妊ブログはコチラです。
http://www.e-harikyuu.com/page/blog/male-infertility/

では、今回はこの辺で。

次回は岡井先生が担当です。
どうぞお楽しみに！