【男性不妊】にオススメのツボトレ!(6)
2017-09-14
こんにちは!
男性不妊担当の万木祥太郎です。
9月も半ばにさしかかり、暑さもだいぶ落ち着いてきましたね。
日中も過ごしやすくなってきて、エアコンなしで過ごせる時間も増えてきましたね。
また、今週末からはシルバーウィークです!
とはいっても、今年は3連休だけ・・・という方が多そうですが、スポーツの秋ですし、天気が良ければお出かけして、いい空気を吸ったり、いい汗をかくというのも、良いですね!(^^)
さて、今回の私のメルマガですが、シリーズでお届けしている『男性不妊にオススメのツボトレ!』第6弾です。
今回ご紹介するのは【公孫(こうそん)】というツボです。
【公孫】は、足の甲の内側にあるツボで、親指の付け根の骨(第一中足骨)の大体中間付近の凹みにあります。
(文章では場所は分かりにくいので、明後日の馬場聖鍼堂の男性不妊ブログ『ツボトレプラス!』で写真付きで再度説明させて頂きます)
そんな【公孫】は、足の太陰脾経(あしのたいいんひけい)という経絡にあるツボです。
つまり脾臓と関係しているツボです。
脾臓は、東洋医学的に五臓六腑の中でも、胃とともに消化を担当していて、全身に気血(栄養≒「後天の気」と東洋医学ではいいます)を送り出し、めぐらせる役割があります。
そのため、脾臓が弱ってしまうと、身体への栄養の運搬や水分代謝がうまくできなくなってしまい、疲れやすかったり、身体が重だるくなったり、むくみやすくなってしまったりという症状が出てきます。
もしかすると、消化と関係する脾臓のツボがなぜ男性不妊にオススメなの!?
と思われる方もいらっしゃるかも知れませんね。
ご説明します。
一つは、消化に関わるからこそ、男性不妊の治療に欠かせないということです。
男性不妊の原因には様々ありますが、閉塞性無精子症や精索静脈瘤などの器質的な問題がないにも関わらず、精子の状態が良くなかったり、勃起不全などの性機能にトラブルがあったりすることはそう少ないことではありません。
こういう場合、西洋医学的な男性不妊の治療では、サプリなどで改善を図っていくことが多いのですが、東洋医学的にお身体をみると、多くの方に共通することがあります。
それは、慢性的なストレスを抱えているということです。
そして、その過剰なストレスにより、脾臓の力が弱くなってしまっている方は、男性不妊で悩まれている方の中で、決して少なくないのです。(統計があるわけではありませんが、当院の男性ゲストに非常に多い状態です)
過剰なストレスがなぜ脾臓に影響を及ぼすのか、、、これは、東洋医学的に解説できます。
が、ちょっとマニアックになってきますので、明後日の馬場聖鍼堂の男性不妊ブログでお伝えさせていただきますね。
(東洋医学のマニアックな部分を知りたい方には、じらしてしまい申し訳ありません)
そして、脾臓が弱り、食事から元気を十分に作れなくなってしまったり、全身に栄養をめぐらせることができなくなってしまうと、生命力を精子にまでまわせなくなり、精子の量が少なくなってしまったり、元気を奮い立たせることが出来ず、勃起不全や早漏といった性機能のトラブルに発展してしまうこともあるのです。(これは東洋医学的な考え方です)
ですから、男性不妊のケアをするとき(女性もですが)に脾臓のケアをすることも欠かせないのです。
普段、ストレスフルな生活を送っていたり、胃腸が弱く、すぐに下痢をしてしまうような方は、要注意ですよ。
【公孫】へのお灸のセルフケアを強くお勧めします。
そして、男性不妊のケアに【公孫】がオススメな理由はもう一つあります。
それは、足の太陰脾経ではなく、衝脈(しょうみゃく)という経絡(奇経)として考えた場合に、非常に重要なツボだからです。
なのですが、、、
この話をここでお伝えしてしまうと、東洋医学の深い話になり、ちょっと長くなりすぎてしまうので、続きはまた別途、馬場聖鍼堂の男性不妊ブログでお伝えさせて頂こうと思います。
ということで、今回のメルマガはここまでです。
過剰なストレスは、脾臓を弱くして、男女とも不妊の原因になりうる。
だから、そのケアをするためにも、
また、妊娠力や精子力と関係が深い衝脈にアプローチするためにも
【公孫】へのお灸でセルフケアがオススメ!
です!
多忙でなかなか生活習慣の改善や不妊治療をできない男性も、就寝前の10分でできるセルフケアとして、お灸、オススメです。
ぜひ、トライしてみて下さいね!
【公孫】の分かりやすい場所の説明や、もう少し詳しい東洋医学的な話については、明後日の馬場聖鍼堂の男性不妊ブログで解説しますので、そちらもぜひご覧下さい!
馬場聖鍼堂の男性不妊ブログはコチラです。
http://www.e-harikyuu.com/page/blog/male-infertility/
では、今回はこのへんで。