【男性不妊】にオススメのツボトレ!(4)
2017-06-22
こんにちは!
男性不妊担当の万木祥太郎です。
梅雨入りしましたね。
大阪はまだそれほど雨に降られていはいませんが
地域によっては記録的な豪雨というところもあるようで
注意が必要ですね。
また、梅雨のじめっとした空気で体調がすぐれない
という声もちょこちょこ耳にします。
東洋医学的に考えても
湿気によって気のめぐりが停滞したり
身体の中の水分のめぐりが悪くなったり、水分量が過剰になったりして
身体が重だるくなったり、疲れやすくなったりしてしまいます。
できるだけ疲れを溜めないようにするのと
身体を動かして代謝を上げていくことが
この時期の養生では大切ですよ(^^)
ということで、今回の私のメルマガですが
前回に引き続き『男性不妊にオススメのツボトレ!』シリーズを
お届けします!
前回までは足や背中のツボを紹介させていただきました。
第4弾の今回は手のツボを紹介させていただこうと思います!
今回ご紹介するのは【内関(ないかん)】というツボです。
ツボの位置は左右の腕にあります。
掌側の手首の線から、だいたい指3本分肘側に上がった所の真ん中で
2本の腱の間にあります。
軽く親指で押さえてみて、響く感じがあれば大凡の位置はあっていると
思います。
詳細な場所は、明後日の馬場聖鍼堂の男性不妊ブログに写真付きで掲載しますので
そちらでご確認下さい。
この【内関】、何に効くかというと
実感しやすいのはストレスなどによる、みぞおちの苦しさの軽減です。
【内関】は、手の厥陰心包経(てのけついんしんぽうけい)という経絡にあるツボです。
心包というのは、「臣使の官」とも言うのですが
心を守ったり、心の働きを代行する所です。
東洋医学で心というと、血を巡らせたり、精神のコントロールを担当しているところです。
過剰なストレスなど心労が続くと
東洋医学的には気が高ぶったり、めぐりが悪くなり
血のめぐりも低下し、精神的にも不安定になってしまいます。
そして、この状態が続くことは、男性不妊にもつながってしまいます。
ストレスフルな生活を送っていると
精液検査の成績が悪くなってしまう
というのは、一般的にもよく言われていることです。
実際、男性不妊に悩まれる多くの方に
ストレスによる気のめぐりの停滞が診られます。
こういう時に【内関】は効果的です。
指で軽くマッサージするのも良いですし
市販のお灸で温めてあげるのも良いです。
米粒を絆創膏で貼り付けて置き鍼のように
継続的に刺激をするというのも
古風な方法ではありますが効果的です。
いずれにしても
【内関】をセルフケアする場合は、
“気持ちいい♪”を目安に刺激してください。
“気持ちいい♪”刺激で気のめぐりが整い
胸やみぞおちの苦しさやつっかえ感を楽にして
落ち着かせてくれると思います。
男性不妊のケアにストレスケアは欠かせません。
ストレスに対しては、
大本のストレス元を何とかすることが大事ですが、
なかなか簡単にできることではありませんし
【内関】へのセルフケアや、休日などでのリフレッシュで
気をめぐらせていくことが大切ですよ。
また、【内関】は、ストレスなどによる胸苦しさの他にも
動悸や吐き気、車酔いにも効果的です。
ぜひ、お試し下さい。
なお、【内関】の詳細な場所や
もう少し詳しい男性不妊ケアとの関係性については
明後日の馬場聖鍼堂の男性不妊ブログで解説しますので
そちらもぜひご覧下さいね!
馬場聖鍼堂の男性不妊ブログはコチラです。
http://www.e-harikyuu.com/page/blog/male-infertility/
では、今回はこのへんで。
次回は岡井先生が担当です。
どうぞお楽しみに!