【食養生で妊娠!】くるみ(2014/07/24)
2014-07-26
こんにちは。はりきゅう師の近藤琉水です(^^)
暑中お見舞い申し上げます!
今年は、関西では空梅雨で晴天続きでしたが、
やっぱり梅雨が明けると太陽の力は倍増しますね。
迫力(破壊力?)が違う気がします。
日に日に気温が上がっていきますね。
蝉も賑やかに鳴いています。
今年の夏休みはどうされますか~?
さて、今日は4月に放送された「みんなの家庭の医学」以来、
ブーム到来で、しばらく店頭から消えてしまった”くるみ”を
取り上げたいと思います。
このメルマガでは2度目の登場となりますね。
前回の記事はこちらになります。
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テレビ番組の内容はこちらからどうぞご覧ください。
「本当にカラダに効く食べ物が判明!名医が認めた医食同源SP3」
⇒ こちら
すでに月日が経ちますので、店頭には大幅にスペースを確保した
くるみや、便乗でミックスナッツも目立つ場所を占拠しています。
巷では相変わらずの需要なのか、それともブームは去ったのか、
ちょっとはかりかねますが、ブーム以前からベビ待ちさんにとっては
ナッツはお勧めの食材ですので、別のブームを乗り換えるのではなく
継続して食べていただければと思います。
ただし、ナッツといえば高カロリー。
くるみも100gで673キロカロリーです。
カレーライス1食分くらいあります(+o+)
果肉の7割近くは脂肪ですから。
ということは、いくら良い栄養素が含まれているとしても、
いつもの食事量に加えて山ほどくるみを食べれば
すぐにカロリーオーバーになるのは当たり前ですね。
健康的に、適正体重も維持しながら、栄養豊富なナッツを摂取するなら
食事の量を、どこかで減らさなければならないのです。
たとえば、野菜サラダにかけていたドレッシングをやめて、
くるみのトッピングと塩コショーに変更。
これなら納得ですよね(^_^)v
「いつものフレンチドレッシングにくるみトッピング」では
まずいのです。
そこのところをお間違えのないように、お願いします!
1日の摂取量は25g以内にしてくださいね。
では、くるみの栄養をもう一度おさらいします。
くるみの主成分である脂質の大半は良質の不飽和脂肪酸です。
αリノレン酸といいますが、脂肪なのに肥満の予防になるのです。
不思議ですよね!
コレステロールを除去して心筋梗塞、動脈硬化、高血圧や糖尿病など
生活習慣病を防ぐのに役立ちますよ。
抗酸化作用があり、アンチエイジングや美容にも効果ありです。
ただ、酸化しやすいので、できるだけ新鮮なくるみをお買い求めください。
セールをしてても大量にまとめ買いはしないでくださいね!
袋の封を開けたら、できるだけ早めに消費したいので、
やっぱり徳用大袋はよくないかもしれませんね!
このαリノレン酸、他には亜麻仁油(フラックスオイル)にも
多く含まれます。
αリノレン酸のなかでもオメガ3のオイルといって、
人間の身体に不可欠な油なのに、体内では作ることができないのです。
サラダにかけたり、納豆に混ぜたりして召し上がる方が
多いとのことですね。
亜麻仁油も最近ジワジワと人気が出てきていますが、
近所の小さなスーパーでは手に入らないかもしれません。
そういう方には、やっぱりくるみでしょうかね。
オメガ3オイルは炎症を防ぎ、ホルモンを整えるのに役立つそうです。
火を通さず、そのまま生で食べるのがいいようです。
アンチエイジングということで、子宝にはぴったりです。
ぜひ毎日の習慣にしてくださいね!
薬膳的な注意点を補足しておきましょう。
性質としては「温」性ですので、冬ならまだしも、この時期に
食べ過ぎるとよくないですよね。
基本的に、冷え症の方向けの食材なんです。
冷え症じゃない方は、生野菜や果物などと一緒に食べるのがおすすめです。
サラダのトッピングや和え物に丁度いいということですね!
私もナッツ類はとても好きなので、ちょっと小腹がすいたときに
ポリポリ食べています。
オーガニックのものを買い求めるようにしていますよ(^^♪
でも、ナッツ類のなかでもくるみは一番優秀のようです。
これからはミックスナッツじゃなくて、くるみを買うことにします♪
次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに!