【身体を動かして妊娠力をUPする!】「開脚、床ペタにチャレンジして妊活!」20170706
2017-07-06
こんにちは。
馬場聖鍼堂 はりきゅう師の岡井志帆です。
7月7日は、七夕です。
夜空を流れる天の川を眺めたいのですが、
毎年この日は曇りか雨。
なかなか、キレイな星空をみることができません。
今年の七夕の夜はどうなるのでしょうか?
星に願いをたくしてみたいものですね。(^^)
・・・・・・・・・・・・
さて、最近は「開脚ブーム」がきているようで、
最近はテレビや雑誌でも多く取り上げられていますね。
「一ヶ月で!」
「あなたも開脚ができる!」
こんな言葉が飛び交っています。
実は、私も10代までは「開脚女子?」でした。
180度開脚したまま、ぺたりと床に前屈ができていたのですが、
いまでは90度に足を開くのがやっとです。
背中は丸くなったままで、全くのばせません。(涙)
あの頃の奇跡の柔軟性が懐かしい!
運動をしないという事が、
いかに身体の柔軟性をうばうのかを
身にしみて分かっています。
では、開脚が出来るようになると
どんなメリットがあるのでしょうか?
スポーツをされる人なら怪我をしにくくなるので、
ある程度の柔軟性があったほうがいいようです。
「開脚、床ペタ」が、必ずしも必要ではないのは、
競技によって身体の動かし方が違うためですので、
ご自身が楽しむ競技によって、「開脚、床ペタ」の
完成度の目標をきめればいいですね。
では、妊活女子はいかがでしょうか?
やはり、柔軟性はあったほうがいいですね。
東洋医学でいうと、足にはたくさんの経絡が流れていて、
身体が固いと股関節で流れが滞りやすくなります。
気血の流れが悪いと、
大事なおへそ下、子宮や卵巣がおさまっている辺りの
血液循環も悪くなるので、瘀血(オケツ)といって
必要のないもの(古い血といわれている)が
溜まってしまう原因になることがあります。
気血の流れが悪いという事は、冷えの原因にもなりますので、
股関節を緩めて気血の流れをよくすることで
生理痛の改善にも役立ちます。
月経の調子がよくなるのは、妊活女子の目標の一つですので
いい卵を育てる!いい月経を迎える!ために
チャンレジするのはいいですね。
また、適度なストレッチは、疲れた身体をリフレッシュさせるのに
とてもいいです。
疲れたら、パタッと寝落ちするのが当たり前と思われているかもですが、
疲れ過ぎると眠れなくなることがあります。
気血を流すパワーさえも弱っているうえに、頭は戦闘モードのまま。
スイッチがオフできない状態になるからです。
疲れたときこそ、軽い筋トレをしたりストレッチしたりが必要です。
すると、気血が流れ出して身体が回復モードにはいり、
頭の緊張もほぐれてきます。呼吸が落ち着くので、
リラックスモードに入りやすく眠りも促されます。
他には、骨盤の中、腰・背中の筋肉が通っていて、
股関節は、足を動かす筋肉がついている所です。
つまり、開脚ができるようになるには、足だけでなく、
腰・背中の筋肉の柔軟性が必要です。
腰は、子宮を治めるお腹の後ろでとても大切なところですし、
背中にもお腹に関係する大事なツボがたくさん流れています。
もちろん、未妊鍼灸治療にも多用される大事な場所です。
また、鍼灸は当たり前ですが、オイルマッサージや指圧をうけても
とっても気持ちのいい場所ですね。
想像しただけでも、うっとり眠くなりそうです。(笑)
そんな大事な腰、背中の筋肉ですが、ストレッチをすることで
セルフケアをすることが出来ます。
雑誌では、「たった1ヶ月のストレッチで、
180度開脚しながら床に前屈できるようになる!」
と書かれていますが、期間にはこだわらなくていいです。
妊活女子はリラックスと疲労回復も目的にしながら、
楽しみ続けることが大事かと思います。
なぜなら、やめるとすぐに柔軟性は戻ってしまうから・・・。
継続が大事ですよ!
私も昔を懐かしむだけでなく、若いときの柔軟性を取り戻すべく
チャレンジを続けたいとおもっています。
では、今回の【身体を動かして妊娠力をUPする!】は、
「開脚、床ペタにチャレンジして妊活!」ですが、
過去の記事にも同じ効果があるストレッチがありましたので、
ご紹介したいと思います。
先ずはコレ!
【身体を動かして妊娠力UPする!】
「股関節のストレッチ20121101」
この記事でご紹介した3つのストレッチのうちの
一つをご紹介しますね。
股関節をしっかりゆるめ、内股を伸ばしていくストレッチです。
では、はじめていきましょう♪
立った姿勢で始めます。
1、足を肩幅より大きく開いて立ちます。
2、両膝に手を付きます。腰を落として「お相撲さんのしこ」のポーズです。
3、できるだけ膝が90度になるように、股関節が180度開くようにしっかり腰を落とします。
4、そして膝に手をついた姿勢のまま、右肩、左肩と順番に中にいれます。
身体の中心に肩を入れると、腰・背中がねじれて肩甲骨あたりと股関節が刺激されるのがわかります。
5、次は、そのまま右膝を曲げて左足は伸ばして屈伸です。
6、伸ばした左足の足裏は床につけたままです。
しっかり内モモが伸びたら、次は左足の足首を反らして床から立てます。
踵をつける感じです。これで、内股でも違う刺激が味わえます。
7、左モモの筋肉がしっかりのびたら、
曲げた右膝の方にくるりと身体を回転させ縦に開脚します。
伸ばした左脚は後ろにきます。
太ももの後ろをしっかり伸ばしましょう。
上の身体はつねに姿勢よく。
☆このストレッチは、股関節の鼠蹊部が痛み・違和感を感じるかたにおすすめです。
他にも記事を書いています。
下記のURLをクリックして、ストレッチ方法をチェクしてくださいね!
タオルを使ったハムストリングを緩めるストレッチです。
足の後ろの筋肉全部を緩めるのに適しています!
【身体を動かして妊娠力UPする!】
「ハムストリングを緩めて股関節を楽らくに♪ 20160225」
次は、ヨガのポーズをしながら股関節をゆるめていきます。
【身体を動かして妊娠力UPする!】
「股関節を緩めるトカゲのポーズ 20151126」
いかがでしょうか?
簡単なものばかりですので、まずはタオルを準備して
はじめていきましょうか?(^^)
岡井志帆がお届けしました。
次回は、池田由芽先生です。
お楽しみに♪