【身体を動かして妊娠力UPする!】ストレッチについて(201030725)
2013-07-30
こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。
暑い日が続いていますね。
こう暑いと、外に出て運動するというのも
「熱中症に気をつけながら」になってしまいます。
とはいえ、夏こそしっかり汗を流しましょう!
【身体を動かして妊娠力をUPする!】
今回は、ストレッチについてです。
気軽にお家で出来る運動として「ストレッチ」をおススメしていますが、
実はストレッチにも種類があるんです。
そのやり方によって、3種類があります。
1、スタティック・ストレッチ
2、バリスティック・ストレッチ
3、ダイナミック・ストレッチ
それぞれ静的、動的と動きによって種類が分かれています。
今日は、その一つ、「スタティック・ストレッチ」についてお話していきます。
ストレッチの違いについて!ですが、
先ほどもお話しましたが、「静的な動き」と「動的な動き」とに分かれます。
スタティック・ストレッチは、静的なストレッチになります。
反動を使わずに、身体を伸ばして筋肉を柔らかくする方法です。
普段「ストレッチします」といえば、1・2・3・4と、
身体をピョコピョコ動かして、少しずつ揺らしながらストレッチをするのを
イメージされる方が多いかもしれませんね。
筋肉を伸ばした時の「痛み」が、最高に伸ばされた一瞬にだけくるので
なんとか頑張って伸ばせているように思います。
今回ご紹介するストレッチは、それとは全く違う動きになります。
筋肉って、ゴムみたいなイメージですよね。
ゴムも、ビヨ~ン、ビヨ~ンと伸ばすと、伸びて縮んでを繰り返します。
でも、ピーンと伸ばしたまま時間を置くと、伸びたままになってしまいます。
筋肉は、急に引き伸ばされると反射的に縮もうとする力が働きます。
引き伸ばされて、切れてしまうことを守るためのシステムが働くのです。」
伸びると縮むをくりかえします。
静的ストレッチというのは、「筋肉をピーンと伸ばしたままにしていると
筋肉も緩んでくる。」という仕組みを使って緩めていく方法です。
筋肉の長さの情報を見張っているゴルジ腱器官は、
筋肉をゆっくり一定時間伸ばし続けると
「これ以上抵抗したら、筋肉が切れてしまうよ。」
という情報を脊髄に送ります。
すると、反射的に脊髄は抵抗している筋肉に「抵抗を止めなさい」と
指示します。
すると筋肉が抵抗をやめるので、伸びやすくなるのです。
「それだと痛くて伸ばせない」と思われるかもしれませんが、
このストレッチは痛くない所からスタートすることが大事です。
「伸びてるな」と感じる位置まで伸ばして、そのまま30秒キープします。
すると、「フッ」と筋肉が緩むのを感じます。
そこでさっきより少し伸ばしてやります。
そして、また30秒キープ。
また「フッ」と緩んだら更に伸ばします。
そうやって、「痛い」と感じるところまで続けます。
決して無理やり伸ばしてはいけません。
少しづつ、少しづつ、時間をかけて
「痛気持ちいい」と追究していきます。
これは、お風呂上りや軽い運動、ウオーキングの後におススメです。
リラックス効果があるので、活動的に動く前にするのはおススメではありません。
激しいスポーツをする前にこれをすると
パフォーマンスが下がることもあるそうです。
激しい動きが必要なスポーツ前には静的ストレッチはしないのが一般的になっています。
とはいえ、それもその人の身体の具合によるところも多いので、
絶対ではありません。
妊活目的のみなさんでしたら、
普段の運動不足やお仕事疲れが溜まった身体をゆっくりほぐして
リラックスしていただきたい時にピッタリのストレッチといえます!
痛気持ちいい!ストレッチを、時間をかけてゆっくり楽しんでください。
疲れてこわばった身体に、リラックス★リラックスですよ♪
次回は、池田由芽先生です。
お楽しみに♪