【身体を動かして妊娠力をUPする!】腰痛に原因にもなる「腸腰筋」を鍛える ヨガのポーズ 20160107

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【身体を動かして妊娠力をUPする!】腰痛に原因にもなる「腸腰筋」を鍛える ヨガのポーズ 20160107

2016-01-07

明けましておめでとうございます。
みなさま、お正月休みは満喫されましたか?

私は、久しぶりに実家に帰省し、
一日中こたつに入って過ごしていました。

最初は背もたれなく座っていたのですが、
母の愛により、ソファーの前の席を一部空けてもらい、
「やっと背中を預けられる・・!」
と思ったのですが・・・。

おこたとソファーの距離がなんとも微妙で、
「背中を丸くした状態で、ソファーにもたれる」という
辛い姿勢で長時間過ごす事になりました。

もちろん、骨盤は後傾したまま、
猫背状態です。

あっという間に腰痛になりました。(涙)

これなら、背もたれなしで、
骨盤を前傾させた姿勢を維持して座っていた方が
ずいぶん腰には優しかったと思います。

今回、骨盤の前傾姿勢の大事さを
身をもって味わいましたので、
この働きに関わる筋肉のトレーニングを
ご紹介したいと思います。

骨盤は、「腸腰筋」という筋肉の働きで前傾姿勢を作り、
その事で背骨のS字カーブを保っています。
すると、キレイに体重が骨盤にのることと、
脊柱起立筋が縮まるので腰の負担が楽になります。

「腸腰筋」は、背骨から骨盤の内側を通って
大腿骨についている「大腰筋」と、
骨盤の内側から大腿骨についている
「腸骨筋」の二つの筋肉の総称です。

この筋肉の働きにより、骨盤を傾けたり、
太ももを上げる働きをします。

まっすぐ立った状態で、
片方の太ももを上げてみてください。

上げた足の力は抜いて、
膝を90度にキープする事だけに集中していると、
股関節の内側辺りが疲れて来るのが
感じられます。

これが、「腸腰筋」を使っている感覚です。

この筋肉が弱くなると、足が上がらなくて
つまづいたり、骨盤が後傾して猫背になって
しまいます。

生殖器を収めている「骨盤」は、
妊活にとっても大事。

今回の【身体を動かして妊娠力をUPする!】は、
腰痛に原因にもなる「腸腰筋」を鍛える
ヨガのポーズです。

「女神のポーズ」です。

では、始めていきましょう。
鏡を見ながらすることをお勧めします。
1、立った状態から足幅を左右に大きく広げます。(1m以上)
2、足の指先を左右外に広げます。(45度くらいが目安です)
3、そのまま腰を降ろして、太ももが床と平行になるようにします。
  その時、膝が90度になるようにしてください。足幅が狭いときは広げましょう。
  また、筋肉が弱いと膝が内に入ろうとしますが、しっかり外に広げるように意識しましょう。
  尾骨を下向き、床に向かうようにして、オシリが飛び出ないようにしましょう。
4、両手を胸の前で合掌します。そのとき、両方の肘を張って床と平行にします。
5、10秒ほどキープしたなら、ゆっくりオシリと太ももの内側を締めるように立ち上がります。
6、合わせた手をゆっくり降ろします。ゆっくりとひと呼吸。
7、これを3回続けます。
  ポーズの間も呼吸を止めないで。大きくゆったりと呼吸をしましょう。

オシリの筋肉や、太ももの後ろのハムストリングという筋肉郡が固いヒトは、
プルプルしてくるのを感じるかもしれません。

立ち上がるときに、オシリを締めるように意識すると
内ももの筋肉や骨盤底筋を使うので、
肛門や膣を刺激してより妊活には効果的です。

膝が痛いヒトは、腰を下げる高さを緩くして、少しずつ深く降ろす事が出来るように
鍛えていきましょう。その時も、左右の膝を外に広げる事を忘れずに。
膝が内側に入ると、よけい膝を痛めてしまうことにもつながります。

「女神のポーズ」といいますが、女性らしいというよりかは
日本のお相撲さんの「四股」に近いポーズですね。

昔の女性は、お相撲さんに負けず
「四股」を軽く踏めるほど
足腰がしっかりしていたのかもしれません。

私たちも、足腰をしっかりさせて、「妊活」にパワーを
与えていきましょう♪

では、次回は池田由芽先生が担当です。
お楽しみに♪
岡井志帆がお届けしました。



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