【身体を動かして妊娠力をUPする! 】股関節と肩関節を一度にストレッチ!(20141127)
2014-11-30
こんにちは。
今年の秋は、思った以上にお昼間の気温が
暖かいですね。
紅葉を見に出かけるには、最高のお天気です。
近年は、春や秋といった穏やかな季節が短くて、
あまり味わうことが出来なかったのですが、
今年はたっぷり秋を感じることが出来ますね。
ひんやりキリッとした朝の空気、
まぶしいくらいの昼間の日差し、
それらをしっかり味わいながら、
冬を迎える準備をしていきたいですね。
では、本日の【身体を動かして妊娠力をUPする!】
今回は、関節を動かして気のめぐりを改善し、
身体を元気にしていく方法です。
身体には、多くの関節がありますが、
今回注目するのは、「股関節」と「肩関節」です。
「股関節」は、骨盤と足を繋げる関節ですので、
ここの動きを良くすることで、
骨盤の中に位置する子宮にもいい影響が起こります。
ですので、多くの人が 「妊活には骨盤矯正」!といった
意識をもち、「ストレッチしよう!」と思ったり
「整体に行ってみよう!」と
行動に移すわけですよね。
もちろん、鍼灸院にも出掛けてくださいね(^^*)
今回ご紹介するのは、股関節と肩関節を動かすことで
気の流れを良くして血流を改善していく方法です。
肩関節を動かすストレッチも一緒にご紹介するのは、
肩関節を動かすことで、頚から上、頭の気の流れや血流を
良くすることが出来るからです。
子宮や卵巣といった生殖器を主るのは、
東洋医学では「腎」の働きです。
そして、ホルモンの中枢である「脳」は
やっぱり東洋医学では「腎」が主っているんですよね。
股関節を動かし、そして肩関節を動かすことで
頭の「腎」とおへそ下の「腎」の両方の働きを
一度に活性化させることが出来るのです。
とっても簡単ですが、続けていくと本当にいいので
チャレンジしてみてくださいね。
ではストレッチです!
1、仰向けに寝ます。
2、右膝を両手を使って自分の胸に引き寄せます。
じわ~と股関節の痛みを味わってください。
3、次に、右膝を外に広げてください。
手を添えて床に付けるようにしてください。
充分に股関節の広がりを感じたなら
4、右足を360度グルグル回してください。
足を上げるときは息を吸いながら、膝を曲げていきます。、
降ろす時は足を伸ばして息を吐く。
大きく大きく回してください。
慣れてきたら、反対側に回してください。
充分に股関節を回せたら、
5、体をねじって、右膝を左の床に付けるようにします。
右手は外に広げて視線も右にむけましょう。
6、次に、この姿勢のまま「肩関節」動かしていきます。
右肩をグルグル回すのですが、視線を手と一緒に動かしていきましょう。
床に手が付くくらい大きく大きく動かします。視線を合わすと
より大きく関節を動かすことが出来ます。
反対にも回していきましょう。
充分に肩が回せたら、身体のねじりを戻して仰向けに戻ります。
もう一度右ひざを胸に引き寄せて、最初の硬さと今の緩んだ感じを
味わってください。
この一連の動きをすることで、「股関節」「背中」「肩関節」と
体幹をすべてゆるめていくことが出来ます。
もちろん、左側も同じことをしていきます。
左右両側のストレッチがすべて終わると、
肩・背中・股関節、このすべてがスッキリ軽くなるのを感じて、
気持ちよ~くなりますよ。
背中全体がゆるんでいきますので、気も巡りも
いっきに改善して行くことが出来ます。
背中には、膀胱経という経絡が走っています。
膀胱経は「金」に属していますので、
「気」を主る経絡です。
そういう意味でも、背中を緩めることが気を巡らすのに
とっても有効なのがわかります。
また、膀胱経は経穴の数が最大数の経絡です!
「背部兪穴」といった、内臓に関係が深いツボが
集合しているところです。
「股関節」と「肩関節」を緩めて、
一緒に背中もゆるめてしまおう!というこのストレッチ。
ぜひ、お試しくださいね♪
では、岡井志帆がお届けしました。
次回は、池田由芽先生です。
お楽しみに~♪